火星テラフォーミングサバイバル『Blossom: The Seed of Life』プレイヤーの努力で惑星の変化を“実感”できるのが楽しい!【クラフトサバイバル名鑑】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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火星テラフォーミングサバイバル『Blossom: The Seed of Life』プレイヤーの努力で惑星の変化を“実感”できるのが楽しい!【クラフトサバイバル名鑑】

【クラフトサバイバル名鑑】では、同ジャンルのゲームが好きな筆者による定番ゲームの魅力を紹介しています。

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火星テラフォーミングサバイバル『Blossom: The Seed of Life』プレイヤーの努力で惑星の変化を“実感”できるのが楽しい!【クラフトサバイバル名鑑】
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今やPC/コンソール/モバイルそれぞれのプラットフォームでサバイバルジャンルの作品は定着していて、多くのプレイヤーがさまざまな世界を舞台にサバイバルを楽しんでいます。

Game*Sparkでは【クラフトサバイバル名鑑】として、同ジャンルが好きな筆者が、定番作品を中心にクラフトサバイバルジャンルの作品の魅力を紹介・解説しています。今回紹介するのは、2026年3月10日にPC(Steam)向けにリリースされた『Blossom: The Seed of Life』です。

一機のメカが火星をテラフォーミング

『Blossom: The Seed of Life』は、パブリッシャーPretty Soon、デベロッパーPebbledust Gamesによる作品です。Pebbledust Gamesは個人開発者であるThorin氏のスタジオで、ゲーム業界で20年以上の経験を持つ同氏による初のオリジナルタイトルです。

本プロジェクトが発表されたのは2025年3月。Thorin氏によるDevLogによれば、サバイバルや宇宙を舞台にしたゲームが好きな同氏が溢れ出るようなアイデアから生まれたゲームであり、発表時点でロボットが一人で火星をテラフォーミングするというゲームの基本的な部分はほぼ現在にも受け継がれています。

2025年10月からは体験版の配信やテストプレイなどを通じてコミュニティと積極的に交流し、ゲームを磨き上げていきました。2026年2月に開催された「Steam Nextフェス」では、18,000人が体験版をダウンロード、16,000人以上がゲームをウィッシュリストに入れたことで、フェス全体でも上位の結果を出しています。

本作の舞台となる火星は塵が舞い、地表はマイナス120度にも達するような死の惑星。プレイヤーは過酷な環境下で資源を集め、テラフォーミング用のさまざまな設備を建設しながら、やがて生命が住めるような豊かな惑星へと作り変えていかなければなりません。惑星内には、さまざまな先駆者の痕跡も残されています。

ゲームはリリースから精力的なアップデートを続けています。アップデートはベータ版でのテストから正式版へ移行という形式で、記事掲載時点では新たな要素として見た目のカスタマイズや自動化要素の拡充など、さまざまな要素が盛り込まれています。

ベータバージョン1.3.0より

過酷すぎる環境を変えていこう

『Blossom: The Seed of Life』の物語は、主人公のメカが火星にロケットで降り立った場面から始まります。ちなみに舞台となる火星はプロシージャル生成されるので、ゲームごとに周囲の環境は異なります。まずはチュートリアルとして、火星で生き残る術を学んでいきましょう。

主人公の最初の仕事は、まずバッテリー切れが近い自身を充電すること。本作ではバッテリーが唯一のサバイバル項目であり、いかにして電気を確保しながら行動していくか、という点が重要です。最初は船内に積んであるバッテリーから電力を供給できますが、早めに電気を生成する方法を見つけなければなりません。

ゲーム内ではバックパックのスロット数しかアイテムを持てず、初期では4つという厳しい状況です。チュートリアルでは、採掘ツールの制作とインストール、周囲の鉱石の採掘などを通じてバックパックの拡張、すべての施設を作るためのプリンターの用意などのクエストをクリアしていきます。

刻一刻と迫る船内バッテリーの電力枯渇。プレイヤーの最初の大きな目標は、初期ジェネレーターの生産で、それが無事終われば、いよいよ本格的なテラフォーミングが始まります。この“電力が切れそうになるまでの時間”のバランスがとても秀逸で、チュートリアルやクエストに従えば、学びながら安心も得られるのです。

惑星開拓はリソース管理が重要

テラフォーミングの最初の一歩は、惑星に「ドリル」を設置して惑星の気圧を上げていくことです。ゲーム内のほぼすべての施設は電力などの動力が必要で、ケーブルを繋げなければなりません。本作のケーブルは専用に作らずに、それぞれの差込口から直接引いて接続することができます。

序盤は設置できる施設も少ないのですが、テラフォーミングを進めていくことで報酬として新たな設計図を入手できます。例えばジェネレーターは最初は燃料棒を消費するタイプで、テラフォーミングが進んでいくことで太陽光や風力、水力など新たな発電システムも作れるようになるのです。

探索や素材集めに必須なのが「ワゴン」の存在です。ワゴンは上部に保存庫やバッテリー、高度な採掘レーザーなどの設備を載せることが可能で、複数の連結やプレイヤーが引っ張ることもできます。ゲームが進んで乗り物のローバーを作れば移動と運搬も楽になりますし、さらに開拓が進めばローバーを起点にクラフトや建設もできます。

ゲームは原則として“高度な施設には離れた場所の鉱石やアイテム”が必要になります。遠征は主人公はバッテリー充電が必須なので徒歩では自殺行為です。設備を整えたローバーに乗ればバッテリーの回復もできるので、一気に行動範囲が広がります。各地には先駆者が残した施設があり、中には建物用の設計図やログなども残されています。

最終的には自動採掘や運搬用のドローンで素材集めもできるようになります。ゲームは決して忙しいわけではなく、主人公のバッテリー切れさえ起こさなければ、どれだけ時間をかけても基本的には問題がありません。なお、バッテリー切れになればその場で倒れますが、別のメカが生まれるので、その場に行けばアイテムが回収できます。

変わりゆく惑星を堪能しよう

『サブノーティカ』『ASTRONEER』『The Planet Crafter』『Oxygen Not Included』などの作品に影響を受けている本作は、ゲーム内にさまざまな発見と変化が待ち受けています。特にテラフォーミングをテーマにしていることで、プレイヤーの成果が視覚的にわかりやすいのが大きな魅力です。

ドリルで気圧を作り、惑星の気温を上げて氷を溶かして水を作り出し、少しずつ火星には緑が芽生え始めます。色とりどりの草木を育てれば惑星に酸素などが生まれ、青空が広がることでしょう。そして雨が降れば大地が潤い、やがて火星には新たな生命が生まれることになるのです。

本作のテラフォーミングは、進捗で設計図を得られる形式のため、順番通りに行う必要があります。その上で貴重な植物の種などのデータは、各地に残された遺構から入手したり、ときには宇宙にある研究ステーションから入手する必要もあります。基本的にはプレイヤーが次にすべきことはクエストで表示されるので、悩むことはないと思います。

最初は塵が舞っていた火星ですが、プレイヤーの努力で青空が広がり、緑豊かな惑星に生まれ変わります。また、環境が変わることで発電システムの効率がアップするなど、生活面でも大きな変化も訪れます。ゲームは日本語に未対応ですが、チュートリアルを含む丁寧なクエストとヘルプにより、かなり遊びやすい作品です。

『The Planet Crafter』などもそうですが、その変化を実感できるのはテラフォーミングゲームの醍醐味です。開発すればUIが便利になる施設やシステムもあるので、しっかりとリソースを集め、テラフォーミングを進め、惑星に隠されたログなども探索していきましょう!


テラフォーミングをテーマにした『Blossom: The Seed of Life』は、過酷な環境で一人苦心しながら改善していく、サバイバル作品としてのやりごたえをたっぷりと味わえます。慣れてくればクラフトのルールなどもわかりやすくなり、惑星が生まれ変わっていく姿を実感できる過程も視覚的に楽しめます。

序盤から“これがあると便利だな”、“これはどうやって使うんだろう”と思うタイミングで新たな要素も登場する、ゲームデザインの秀逸さも感じさせます。リリース後もアップデートは頻繁に行われ、UIや機能の改善も行われているので、今後も大いに期待したい作品です!

ライター:Mr.Katoh,編集:Akira Horie》

ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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