弾幕の合間を縫ってBUZZろうぜ!『サイヴァリア3』見た目は地味だが面白い。しかし、あともうちょっと調整が欲しい……!【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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弾幕の合間を縫ってBUZZろうぜ!『サイヴァリア3』見た目は地味だが面白い。しかし、あともうちょっと調整が欲しい……!【プレイレポ】

しっかり遊べる出来ではあるものの……?

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弾幕の合間を縫ってBUZZろうぜ!『サイヴァリア3』見た目は地味だが面白い。しかし、あともうちょっと調整が欲しい……!【プレイレポ】
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5月21日に発売する、サクセスのシューティングゲームシリーズ最新作『サイヴァリア3』。海外デベロッパーであるRed Art StudioとBanana Bytes開発の本作は、約23年ぶりのナンバリング最新作となりました。今回はサクセスよりニンテンドースイッチ2版のキーをいただきました。発売前ビルドでのプレイレポになります。

本作は、『サイヴァリア』シリーズ約23年ぶりに登場するナンバリングの最新作です。シリーズ展開は全て途絶えていたわけではなく、過去には2018年にシティコネクションより『サイヴァリア デルタ』がリリースされていました。本作の特徴は、自機を敵弾や敵本体に掠めるように避けることでレベルアップするBUZZシステムです。

2026年2月に実施された「ふしぎなシューティングゲーム祭り」でプレイアブル出展されたバージョンでは、操作感が良くなく、自機の速度が遅すぎたため、弾の隙間を縫うように移動させる事が難しく、延期もやむなしという感触でした。

その後、4月末開催の横浜ゲームショウで本作を試遊した後、サクセス担当者に話を聞いたところ、4月末のビルドは「ふしぎなシューティングゲーム祭り」で得たフィードバックを全て取り入れたものであったそう。その時のバージョンでは、2月のビルドに感じた不満点がいくらか解消されており、プレイして楽しさを感じられるバランスに仕上がったと思えました。

そのため、今回プレイしたビルドの第一印象としては、翻訳も自然な表現へ修正され、しっかり楽しめる内容になった『サイヴァリア3』というものでした。なお、今回シリーズに触れるのは本作が初めてですが、弾幕の合間を縫ってBUZZし、レベルアップしていくシステム自体は直感的に理解しやすく、ゲーム開始直後からシステムの面白さを実感できる印象を持ちました。

弾幕の合間を縫ってBUZZろうぜ!地味ながら面白いゲームプレイ

プレイヤーが操作出来るキャラクターは7名で、それぞれ固有能力を備えています。ナオミは高レベル時の火力に優れ、マエダは広いBUZZエリアとニュートリノ吸収能力を備え、ケイトはショートボムとロングボムを備え、G.NETはローリング時に武装を設置できること、V.M.O.はシールド持ち、ソフはテレポート、コットンはボム長押しで弾吸収などです。

ローリングボタンで弾設置のG.NETが使いやすいと思えた
コットンがいることも印象的にしている

ステージはイントロステージを含めて全8ステージ。ゲーム中にどれだけレベルを上げられたかによって選択できる難易度の幅が大きく変わります。当然のことながら、低難度では敵弾が少ないためにレベル上げがしにくく、リスクは増しますが、高難度を選ぶほうがレベルは上げやすいです。

本作が搭載するゲームモードは複数存在し、メインとなる「アーケード」をはじめ、機体レベルMAXでゲームプレイに挑む「アレンジ」、様々なお題に挑む「ミッション」、2分内に最高スコアを目指す「キャラバン」、延々と生み出される敵とたたかう「エンドレス」、任意のレベル・難易度・チェックポイント区画を反復練習できる「プラクティス」の6種類です。特に「プラクティス」は、一度その区画をクリアすると即その区画からスタートするために、反復練習しやすい作りになっています。

ゲームプレイ自体は特に大きな不具合もなく進行しました。「弾の隙間を抜けてレベルアップする」という基本を抑えておけば、難なくプレイできる印象です。機体をロールさせると通常速度よりスピードを遅くできますが、通常時でもそこまで速くありません。

敵の放つ弾は、発射時にマズルフラッシュエフェクトなどがないため、画面全体を見ながらプレイするにはやや不向きですが、少なくとも序盤の弾速自体は比較的見切りやすい印象です。また、ステージ4や5など後半になればなるほど敵弾は多く速くなるものの、発射を予告するサウンドなどがないために難しさを増しています。

ゲームプレイにおいて弾幕をすり抜ける瞬間が楽しく、ついでにレベルアップもするためリスクを承知で積極的に弾へ近づきたくなります。またこの弾避けをより促進する機能として、本作ではゲーム設定から自機の当たり判定表示だけでなく、被撃墜時のヒットストップや、シールドバー、ニュートリノリング、BUZZエリアなど多くの項目を表示させることが可能です。他にも、ビデオ設定のボーダーから画面枠外に各種情報を表示できます。

かなり細かく設定できる

本作にはBUZZシステムを筆頭に多くの独自システムが搭載されていますが、チュートリアル的な存在は現状無く、本作だけでは何を意味しているのかがわからない用語もあります。特に機体説明などで登場する用語であるニュートリノゲージは過去作の公式サイトを見てようやく理解したほどでした。

ちゃんと遊べるものの、「もっとこうだったら!」と思う惜しさ

本作の基本的なゲームプレイ自体は面白く出来ていると思えますが、演出面の派手さが控えめで、プレイレポ段階でも物足りなさを感じる瞬間も多くありました。そのため「もう少しこうだったら」と思う点が複数あります。

敵への攻撃を当てた時に敵が光るヒットフラッシュや、通常時の移動速度がより早いこと、敵の弾の発射音や破壊時のサウンドエフェクトが派手であったらと思わざるを得ません(どうにも破壊音が小さい)。

敵へダメージを与えた時の手応えがもっと欲しい

本作は、これまでのフィードバックから遊んでいて面白いと感じる瞬間がとても増えたものの、まだまだプレイヤーを熱中させる演出などの追求がやや後回しになっている印象があります。

地味ではありますが、現状で遊べる内容ではありますし面白さも感じられます。延期後のフィードバックから楽しめる作品になったように、発売後にフィードバックが溜まり、その内容を反映したアップデートがあればさらに良い作品になるのではないかと思えました。本作の今後に期待したいです。

『サイヴァリア3』はニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2/PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに発売中。価格はニンテンドースイッチ版の通常/DL版が5,280円(税込み)、限定版が10,780円(税込み)。ニンテンドースイッチ2/PS5版の通常/DL版が6,380円(税込み)、限定版が11,880円(税込み)です。なおSteam版はRed Art Gamesが販売しており、通常価格は2,300円です。加えて、5月28日までのリリース記念セールで20%OFFの1,840円で購入出来ます。


サイヴァリア3限定版 -Switch2
¥9,718
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
サイヴァリア3限定版 -PS5
¥10,303
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:G.Suzuki,編集:みお

ライター/ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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