2026年5月22日から24日にかけて、京都・みやこめっせにて日本国内最大級のインディゲーム展示会「BitSummit PUNCH」が開催されました。

本記事ではホラーゲームを専門とするパブリッシャーBlack Lantern Collectiveが出展していた『Sucker for Love: Crush Landing』のプレイレポートをお届けします。
超次元の存在と愛を紡ぐコズミックホラーデートシミュ第3弾!
『Sucker for Love: Crush Landing』は個人開発者のAkabaka氏が開発しているデートシム。『Sucker for Love』シリーズは短編ホラーコンピレーション「Dread X Collection 2」に収録されたプロトタイプ版(現在は『Sucker for Love: Prelude』として単品で無料配信中)を含めるとこれまで3作制作されてきた人気シリーズです。シリーズといいつつも、本作は単体で楽しむことができます。
その特徴はクトゥルフ神話をベースとしており、攻略対象となる女の子たちが全員旧支配者といった超存在であること。見るだけで狂ってしまう相手との恋の駆け引きは当然命がけとなります。日本でも人気の出そうなゲームですが、これまでの3作は日本語ローカライズがされていませんでした。
そんなシリーズの最新作がなんと日本語ローカライズを引っ提げてやってきたとあれば、注目は避けられませんよね?
『Sucker for Love: Crush Landing』の主人公はホストクラブのNo.2であるデュード。仕事の繁忙期である年末、彼の家に虹色に輝く流星が落ちてくるところから物語は始まります。

外からそれを目撃した彼は急いで家へと帰ります。そこには壁をぶち破った奇怪な星が転がっていました。彼は友人に電話をかけて対応を確認するなど大慌て。
すると、星はその会話を聞き、言葉を学習し、デュードの体型も真似してコミュニケーションを図ってきます。
ああ、自分と話しているみたいで気持ち悪い。この雑誌の表紙の女性になってくれ!
抜群のプロポーションの美女へと変化した星、ハレイ。ここから人類の存亡をかけたデュードとハレイの恋の駆け引きが始まります。

展示されていたデモ版では上記の導入シーンと、友人のツテで調査にきてくれる研究員がくるまでの10分間、ハレイの炎が途絶えないよう燃料を渡す最初のミッションを楽しむことができました。また、この導入から察するに前作までとのストーリー上のつながりはなさそうで、今作からこのシリーズに入っても問題ないようでした。
ハレイはどう考えてもヤバい存在で、触るだけでデュードの手はおかしな物体に変化してしまいますし、燃料として渡したアイテムは色が奪われて灰色のチリになってしまいます。呑気に美女に変化させてはいますが、主人公の行動次第によっては辺り一帯が、あるいは地球全体が滅んでしまうこともありえます。プレイヤーは手探りでハレイに対処していきます。

このシリーズは基本的に、間違った選択をすれば死にます(あるいはそれよりひどい結果に)。超存在の彼女たちとのコミュニケーションは命がけなのです。
今回のデモ版でもその片鱗は見え、部屋のアイテムをなんでもかんでもハレイに渡して燃料にすることはできますが、別のところで使用するアイテムを渡してしまうとチリになって消えてしまいイベントの突破ができなくなってしまいます。もちろん、彼女たちのことを知りすぎれば正気を失ってしまう可能性も!残念ながらそうなったらゲームはおしまい、あなたも世界もおしまいです。
トライ&エラーを求められるゲームで、イベント会場での体験時間だけではなかなかクリアは難しいでしょう。

ですが、ご安心を。『Sucker for Love: Crush Landing』はデモ版がSteamにて公開されており、自宅で何度でもハレイに挑戦できます。ぜひみなさんも超存在とのコミュニケーションを体験してみてください。








