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自動車を投げて電柱で鍔迫り合い!5周年迎えたド派手念力ACT『SCARLET NEXUS』の魅力を改めて推したい【特集】

他のゲームでは味わえない念力バトルの爽快感と奥深さをお届け!

連載・特集 特集
自動車を投げて電柱で鍔迫り合い!5周年迎えたド派手念力ACT『SCARLET NEXUS』の魅力を改めて推したい【特集】
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「こんなに素晴らしい作品なのだから、もっともっと多くの人に知ってほしい……!」と感じることがあります。

それが、筆者にとっての『SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)』です。

先日、本作のディレクターである穴吹 健児氏が、自身のSNSアカウントにて「2,000日連続推し活」を達成したことが話題になりました。

さらに、本作は2026年6月24日に発売5周年を迎えており、ファンによるお祝いメッセージやイラスト投稿で大きな盛り上がりを見せています。

筆者は2022年ごろに本作をプレイしており、前述の話題をきっかけに再プレイ。「念力」を基盤とした唯一無二のアクション体験に改めて心を動かされ、「私も推し活に参加したい」「自分にできることは何だろうか」と考え、筆を取ることを決意しました。

作品としての評価が高いことから、「タイトルは聞いたことがある」というユーザーも多いのではないでしょうか。

そこで本稿では、『SCARLET NEXUS』がどのような魅力をもつタイトルなのか、アクションの面白さに焦点を当ててお伝えします。


『SCARLET NEXUS』の概要

『SCARLET NEXUS』は、2021年6月24日にバンダイナムコエンターテインメントから発売された、ブレインパンク・アクションRPGです。

主人公のカサネ・ランドールとユイト・スメラギは、人間の脳を喰らう「怪異」と戦う「怪異討伐軍」の訓練生。怪伐軍に属するキャラクターたちは、それぞれ異なる「超脳力」を有しており、主人公の二人は「念力」を自在に操ることができます。

主人公によって使用武器や連携できる仲間、一部ストーリー展開が異なり、クリア後にもう一方の主人公で遊ぶことで新鮮なプレイ体験が味わえる作品です。

「念力」を活用した大迫力のアクション

主人公はそれぞれ異なる接近武器を使用し、ユイトは刀による斬撃を、カサネは複数の刃で範囲攻撃を行うスラッシュアクションが基本となります。

連続攻撃、タメ攻撃、空中への切り上げといった「よくあるアクション」は一通り用意されています。アクションゲームに慣れた人であれば「なるほど、こんな感じね」とすぐ操作に馴染めるでしょう。

しかし、本作は普通のアクションゲームではありません。

本作のアクションを強く印象付ける要素は、プレイヤーが「念力」を操作できる点にあります。

主人公は周囲に散在するオブジェクトを直接触れずに持ち上げることができ、自転車や鉄骨などを投げつけて攻撃できます。

自動車を浮かせて投げ、すかさず刀で連撃し、さらに鉄骨を投擲する──。軽いジャブと抉るストレートを打ち分けるようなイメージですね。

この、重量感のある念力攻撃と素早い斬撃のコンビネーションが独特のリズムを生み出します。オブジェクトを上手く活用できると、爽快感だけでなく「この『場』を支配している!」という万能感さえ感じられるのです。

念力の使用にはゲージを消費するため、「ただ遠方から攻撃するだけ」になることはありません。ゲージを貯めるには接近戦で攻撃を当てなければならず、「斬って投げて」のサイクルが自然に生まれるゲームデザインになっています。

また、敵を撃破した経験値でレベルアップするとさまざまなスキルが習得可能に。

倒れた敵の上にオブジェクトを叩きつける追い討ち攻撃が解禁されたり、念力と斬撃を交互に繰り出せる上限回数が増えたりと、フィールドのオブジェクトが舞い踊る派手なアクションが強化されていきます。

さらに、主人公は「ジャスト回避から反撃」「空中ステップ」といったスキルを獲得して機動力が増していくため、思い通りに動かす楽しさもアップ。フィールドを駆け抜け、敵の攻撃をかいくぐりつつ、念力を巧みに操作するプレイフィールがやみつきになります。

ユニークな特殊オブジェクトと迫力のフィニッシュ

フィールド次第では、巨大な「特殊オブジェクト」を利用した環境攻撃も可能です。

無人の電車を念力で動かして、直線上の敵を豪快に撥ね飛ばしたり、自動販売機を空中で扉と本体に分割して挟み撃ちにするといった、オブジェクトの特徴を活かしたユニークな演出は必見です。

特殊オブジェクトに念力で触れるとQTE(クイック・タイム・イベント)が発生。先ほどの自動販売機の例では、左右のスティックを内側に倒すなど、攻撃演出と入力動作が一致しており、バトルの熱を下げることなく戦えます。コマンド入力に失敗しても「ダメージを食らう」といったデメリットはなく、積極的に仕掛けていくのがおすすめ。

特殊オブジェクトの演出はどれもダイナミックなので、筆者はフィールドで新しいオブジェクトを見つけるたびに「どんな攻撃ができるんだろう」とワクワクしていました。

あるボス戦では、念力で電信柱同士を激突させる「つば迫り合い」が発生したことも。見た事のない映像を見せてくれるアクションゲームには、それだけで大きな価値があります。

そして、間断なく攻めて敵の体力バー下部にある「クラッシュゲージ」を削り切ると、念力を用いた「ブレインクラッシュ(フィニッシュムーブ)」を発動できます。カメラワークが大胆に切り替わり、刀を投げて念力で引き込む力で敵のコアを切断するといった、アクロバティックなトドメ演出でプレイヤーの心を盛り上げます。

もしも「演出がくどい」と感じてしまった場合は、オプションメニューから簡易的な演出へ変更することも可能。派手なトドメ演出を楽しみたいプレイヤーも、スピーディなバトル展開を求めるプレイヤーも快適に遊べます。

本作には、今回紹介したスキル以外にもさまざまなアクション要素が用意されています。

攻撃アクションはストーリー進行に合わせて少しずつ解禁されていくため、操作に慣れながら念力バトルをマスターでき、アクションが苦手な方にもおすすめです!

仲間との連携がアクションをより華やかに!

主人公と行動を共にする怪伐軍のメンバーは、お互いの脳を仮想ケーブルで連携する「SAS」システムにより、それぞれの「脳力」を活かした特殊行動が可能になります。

仲間のスキルはパレットから呼び出すことで発動し、例えば炎を操るキャラクターの力を借りることで、オイルまみれにした敵に引火させることが可能です。普通に接近するとガードを固めてしまう相手には、瞬間移動の力で急接近してスキを突く。

このように、敵の特徴と各能力の相性を見極めながら、戦況を覆していく面白さもあります。

同行するメンバーと絆を深めていくと、特殊効果の強化や追加アクションの獲得といった恩恵が受けられ、よりバトルの選択肢が広がります。任意の連携アクションを発動できるようになると、通常攻撃や空中コンボがより多彩に!

主人公が成長するとSASの同時発動(特殊効果の重ねがけ)も可能になり、自分だけの攻め方を追求していく奥深さもしっかりと感じられます。美しく舞うのか、怒涛の攻めで効率良く倒すのか。仲間といかに連携するかが、本作のアクションをより楽しむポイントになります。

キャラクターとの関係が深まる「絆エピソード」では、シリアスな本編とは異なる微笑ましいやり取りが見られ、バトルの箸休めにも最適です。各キャラクターの背景を深掘りする内容でもあるため、絆が最大になるころにはきっと「好き」になっているはず!密かに想いを寄せる幼馴染と、それに気付かない朴念仁な主人公──。ある意味「お約束」的な展開もニヤニヤさせられました。

コントローラーの繊細な振動表現にも注目!

筆者は『SCARLET NEXUS』をPS4版でプレイした後に、PS5を入手して遊び直した経緯があります。

滑らかになった映像以上に感動したのが、DualSenseによる「ハプティックフィードバック」の表現力でした。ハプティックフィードバックとは、ゲームの動作に合わせてコントローラーの多彩な振動演出が楽しめる機能です。

本作では、念力を発動してオブジェクトに干渉させる「ざわざわ」と細かな波のような振動や、敵に自動販売機を投げつけた時に返ってくる「ドルン!」と重量感のある反応が、コントローラーを通じて手元に伝わってきます。

念力アクションの解像度が劇的に向上したことで、主人公が念力を発動する「体感」が伝わり、アクションの臨場感や爽快感が大きく向上していました。

まるでプレイヤー自身が脳力者になったような、主人公と一体化する感覚です。もしも「PS4版で遊んだっきり」というPS5ユーザーがいれば、もはや別次元とも言える驚異のプレイフィールをぜひ体験してみてください。


今回はアクションの楽しさを中心にお伝えしましたが、シリアスでぐいぐい引き込まれるストーリーや、少しクセがあって愛らしいキャラクターたちを含めて、非常に完成度が高く魅力に溢れた作品です。より多くのゲーマーが本作の魅力を知ってくれるよう、ありったけの念を込めて執筆しました。私の「脳力」が少しでも影響を与えられることを願います。

スピーディーなバトル展開と、ダイナミックかつユニークな演出で心が湧き立つようなアクションが楽しめる本作。この機会にぜひ体験してみてはいかがでしょうか!

『SCARLET NEXUS』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中です。


【PS5】SCARLET NEXUS
¥6,780
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:とよしま,編集:みお


ライター/ゲームと小説好きのライター とよしま

フリーランス5年目にして念願のゲームメディアライターに。言葉でエンタメの魅力をどこまで伝えられるのか真剣に追求しています。それにしてもゲームっていいですよね。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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