2026年8月8日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて「東京ゲームダンジョン13」が開かれました。
そこで『みちくさワンダー』を試遊してきました。

本作は昔懐かしの2.5DスタイルのコマンドRPG。プレイヤーは竜人族の少女「エリン」ちゃんとなり、世界を見て回ります。
何の目的もなく、ストーリーも語られない、投げっぱなしのゲームでございます。

エリンちゃんにはHPの他に満腹度があり、定期的に飯を摂取しなければなりません。
青い炎が出ているところでは調理が可能です。米からおにぎりを作り、小麦粉からパンを作って飢えをしのぎましょう。
料理にはさまざまな種類があり、レシピを集めたり、新しい料理を試したりするのはそこそこ楽しかったです。
難しい料理を食べると永続バフがかかるようなので、手に入れたときの嬉しさはひとしおでしょう。

戦闘はシンボルエンカウントで始まり、スキルを選んで攻撃します。
どのスキルも満腹度を消耗するので、ちゃんと効率を考えなければいけません。ザコ相手に大技を打つのも、強い敵相手に長期戦をするのもNGです。
序盤に使える技からしてかなり消耗するので、筆者はずっとひもじい思いをしながら歩き回る羽目になりました。こんな状態でデカい魔物とぶつかった日にはおしまいです。
可愛らしいビジュアルのチルなゲームかと思いきや、サバイバルらしいスリリングな体験もできちゃいました。ボスの横を通り抜けるのがヒヤヒヤ……!

気の向くまま旅をするというコンセプトの通り、クエストもなければ、ストーリーもなし!あれをしろ、これをしろなんて言われることもなく、気の向くままにあっちこっち歩き回るのが正解です。
物語はありませんが、世界の成り立ちについてのテキストはそこかしこに用意されているようなので、気になる人はちょっと読んでみてもいいかもしれません。

「こういうのでいいんだよ」がたっぷり用意されている、フリーシナリオな作品でした。
筆者の遊んだ範囲ではまだ1%にも満たないほど、フィールドは広大にあり、さまざまなロケーションにさまざまな魔物や料理が待っているようです。図鑑やレシピをコンプリートするなんてのも良いですね。
大きなことは起きないけど、もうちょっとだけ隣のフィールドを覗いてみたくなるような、そんな慎ましくも優しいRPGでした。
作者の赤崎でんじろー氏曰く、10月頃からアーリーアクセスを開始したいそうです。
『みちくさワンダラー』はPC(Steam)にて配信予定です。








