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【吉田輝和の絵日記】サイレント値上げも猫カフェ化も自由!? 自分だけの本屋を作る『Bookshop Simulator』

購入直前に値上げ……あの遊園地ゲームで見覚えるのあるテクニック。

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【吉田輝和の絵日記】サイレント値上げも猫カフェ化も自由!? 自分だけの本屋を作る『Bookshop Simulator』
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今回は、PC向けタイトル『Bookshop Simulator』をプレイ!本作は、自分だけの書店を経営し、本を仕入れて販売しながら店舗を発展させていく書店経営シミュレーターです。

新刊の発売間隔が長い漫画だと「最新刊が出た!」と思って買ったら、実は既刊を重複購入していた……なんてこともありますよね。

そんなとき、被った漫画はどうしますか? 自分の失敗を直視したくなくて隠しますか? 僕は堂々と本棚に2冊並べます。なぜなら、同じ巻の漫画が複数並んでいると、本屋さんっぽい雰囲気が出て、ちょっとよくないですか?

◆自分だけの本屋作り!猫ちゃんも飼えるよ

こちらが、これから経営していく本屋さんだ。まだレジも本棚も、肝心の本すら無い状態なので、チュートリアルに従って必要な物を揃えていく。

タブレットで本や設備の注文ができる。まずレジと本棚だな。

向きや設置場所は自由に決められるぞ。次はいよいよ本の発注だ。

本はライセンスを取得しないと取り扱えないので、実際に本を仕入れる前にライセンスを購入する必要があるのだ。「ハリー・フォッダー」とか「そよ風とともに去りぬ」とか、現実でも見たようなタイトルがあるな。もしかして全ての本に元ネタがあるのだろうか。

フォッダーやらそよ風やら、なんだかパチモン書籍専門店みたいだな。ともかくオープン!

1つの本棚に3種類の本しか販売していないのに、さっそくお客さんが来てくれた。

レジでは、お客さんが持ってきた本を袋詰めし、代金を受け取ったら必要に応じてお釣りを渡す。クレジット払いはオートで金額を入力してくれるので手間がかからないな。

売上金が貯まったら、新たに本を発注して……といった繰り返しが基本的な流れとなる。

本の販売価格は自由に変更可能で、高すぎれば手に取ってもらえないし、安すぎれば儲けが少なくなる。なので、お客さんが本棚の前で興味を示したタイミングを見計らい、こっそりサイレント値上げを行うのだ!これがゲーム的にも有効な手段なのかは不明だ!

夜8時になれば閉店だ。閉店後は時間を気にせず本の発注や備品の購入、本棚の配置換えなどが行える。もちろんすぐ翌日に行ってもいい。

ある程度のお金が貯まってくれば、売り場の拡張や、従業員の雇用が行える。レジ係と本の補充係を2人雇えば、プレイヤーは本の発注や売り場作りに集中できる。

自由な時間が増えたので、本棚で迷路を作ってみた!ただ、お客さんもレジに行くのが大変だし、自分も店の奥に行くのに手間取るようになってしまった。やっぱり僕は暇になるとロクなことしない人間なのだな。ちゃんと仕事しよ。

店舗が発展すると、プレイヤーレベルと店舗レベルが上昇する。レベルが上がると、前述の従業員の雇用や、新たな設備の購入が可能になる。なかでも嬉しいのがペットの導入だ。

ちなみに僕は現実でも3匹の猫を飼っている。過去の絵日記にも何度か登場しているので知っている人もいるだろう。そして先日、新たにもう1匹の仔猫をお迎えしたので、ゲームの中でも4匹の猫を飼うことを目標に本屋の経営を進めていこう。

仔猫の名前はとろろ。先住猫のひじき、豆苗、水菜に続き、僕の好物シリーズだ。

話をゲームに戻そう。餌や水の容器、トイレ、キャットタワーなどのグッズも用意されている。猫ちゃんがベッドでゴロゴロくつろいだり、トイレのあとに砂をざっざとかいたりしている姿に癒されるぜ。

癒されているのはプレイヤーだけではない。お客さんたちも、店内を我が物顔で徘徊する猫ちゃんたちに癒されているようだ。

さらにレベルが上がると、店内にカフェを併設できる。もはや、本屋だか猫カフェだかよくわからないようになってきたな。

従業員の数が増え、レジは2台体制。本の補充係も2人いるので、発注したあとは暇だ。そこで、カフェコーナーでコーヒーの予備を用意しまくることにした。

ただ、レジの従業員を無視してお客さんにコーヒーを提供すると、高確率でフリーズしてしまう(2026年8月4日時点)とわかり、カフェコーナーでの仕事もなくなってしまった。

こうなったらもうこの店に居場所はない。世界に羽ばたくときが来た。世界のどこかに2店舗目をオープンさせるのだ。

新しい土地では、全てが始めからではない。店舗レベルは店ごとに管理されているためリセットされるが、プレイヤーレベルやお金は持ち越している。ちょっと強くてニューゲーム状態で始められる。

本棚3つとレジを設置し、とりあえず店らしい形にはなった。ただ、1号店は街に構えていたので、オープン初日から多くの人が来てくれたけど、2号店の場所は日本の田舎。周りに他の店もなく、なにかのついでに寄るような立地ではない。果たしてお客さんは来てくれるのだろうか。

そんな心配をよそに、なんと駅のほうから続々と人がやって来たではないか。もしかして、わざわざこのしょっぱい本屋のために電車に乗って来てくれたの?

なんのために……?そう思うと、若干うすら怖さがあった。


現在のプレイ時間は20時間ほどで、のんびりと本屋経営を楽しんでます。

序盤は、1号店を一人で切り盛りするワンオペで大忙しですが、早い段階で従業員を雇えるので、一気に自動化が進みます。ただ、CPUの動きはゆっくりなので、「どけ! 俺がやった方が早い!」と部下を押しのける、育てる気ゼロのブラック上司みたいになってしまいますが……!

「ここはSF好きが集まる店にしよう」など脳内設定を決めて、それに準じた本の入荷やレイアウトなんかも楽しめます。本の陳列好きの方にはうってつけの一本です。

『Bookshop Simulator』は、PC(Steam)向けに発売中です。

風と共に去りぬ 第1巻(新潮文庫)
¥792
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《ライター:吉田 輝和,編集:キーボード打海》

ライター/おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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