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PS5版『シティーズ:スカイライン リマスター』の日本特別版は渋谷風の街が作れる!無計画な建築でゴミと犯罪があふれる都市になることも【プレイレポ】

リマスター版でパワーアップした要素とラーメン屋から五重塔まで日本らしい風景を作るのに使えるDLCの魅力を紹介しています。

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PS5版『シティーズ:スカイライン リマスター』の日本特別版は渋谷風の街が作れる!無計画な建築でゴミと犯罪があふれる都市になることも【プレイレポ】
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何もない土地に道路を敷き、自分だけの都市を作り上げていく『シティーズ:スカイライン』。交通渋滞やゴミ処理といった問題に向き合いながら、少しずつ街を発展させていく都市開発シミュレーションです。

そんな本作をPS5向けに強化した『シティーズ:スカイライン リマスター』が、2026年9月3日に国内で発売されます。

パッケージ版となる『ジャパン・スペシャル・エディション』には、「モダンジャパン」「レイルロードオブジャパン」「ショップオブシブヤ」という、日本をテーマにした3種類の追加コンテンツを収録。

本稿では、PS4版からどのような点がパワーアップしたのか、日本風DLCでどのような街を作れるのかを紹介します。なお、記事の執筆にあたり、スパイク・チュンソフトから提供を受けています。

最大25タイルまで広がった建築可能エリア。PS4版との違い

リマスター版における大きな変更点が、建築可能エリアの拡大です。

PS4版で利用できた土地は最大9タイルでしたが、PS5版では最大25タイルまで街を広げられるようになりました。土地に余裕が生まれたことで、地区ごとに異なる景観や役割を持たせやすくなっています。

中心部には高層ビルや商業施設が密集する繁華街を作り、その周囲へ住宅地を配置。少し離れた場所には工業地帯を設け、鉄道や高速道路で各地区を結ぶといった大規模な都市設計も可能です。

日本風DLCを使った街づくりでも、この広さが活かせます。駅前には都会的な商業地区、離れた土地には歴史的な建築物を配置するなど、エリアごとに異なる景観を持たせやすくなっています。

PS5版ではクイック選択ツールが加わったほか、UXも改良されています。さらに、自由な地形を制作できるマップエディタも追加。全体的なグラフィックパフォーマンスも向上しました。

建築可能エリアの拡大と各種機能の追加により、以前より広大な土地で快適に街づくりを楽しめます!

高層ビルからラーメン屋までそろう「モダンジャパン」

パッケージ版に収録される日本風DLCの一つが「モダンジャパン」です。

本コンテンツには、高層ビルからうどん屋、ラーメン屋まで、多種多様な建物や小物が用意されています。都市のランドマークになりそうな近代的なビルがある一方、街角に置きたくなる小規模な飲食店も収録されていました。

高層ビルを配置すれば、企業のオフィスが立ち並ぶ都心部のような景観を作れます。一方、背の低い建物や飲食店を集めると、駅から少し離れた商店街や地方都市を思わせる地区へと姿を変えます。

高層ビルが並ぶ大通りから一本入った場所にうどん屋やラーメン屋を置けば、新しい建築物と昔ながらの店舗が同居する、日本では見慣れた街並みに近づけます。

電車で日本らしい交通網を作る「レイルロードオブジャパン」

「レイルロードオブジャパン」は、日本の地下鉄やバス、駅などを導入できるコンテンツクリエイターパックです。

駅ビルや電車などが収録されており、日本で見かけるような鉄道風景を都市へ取り入れられます。

東京のような都市を作るうえで、駅は欠かせない存在です。各地区に一つずつ駅を配置すれば、その駅を中心に街が発展してきたような景観を作れます。

駅前には背の高い商業施設を配置し、そこから離れるほど低い建物が増えるように設計。線路沿いに住宅地を作ったり、郊外に小規模な駅を設けたりと、鉄道を基準に都市全体を組み立てられます。

もちろん、追加される電車やバスは景観を変えるだけの飾りではありません。住宅地から商業地や工業地帯へ向かう路線を整備すれば、住民たちの移動手段としても活躍。日本らしい鉄道風景を作りながら交通問題の改善にも利用できるため、3種類の中でも特に本作のゲームシステムと相性の良い追加コンテンツだと感じました。

渋谷を思わせる繁華街を作れる「ショップオブシブヤ」

「ショップオブシブヤ」は、その名の通り渋谷をモチーフにした追加コンテンツです。

ビルをはじめ、固有建築物や公園などを収録。店舗や看板が密集した、にぎやかな商業地区を作れます。

大きな駅の周辺に高密度商業区画を指定すると、背の高い建物が並び、人や車が集まる都市の中心部が出来上がっていきます。駅前から細い道路を延ばし、その周囲へ低層の店舗を並べれば、大通りだけでなく裏路地まで存在するような街並みになります。

さらに、「モダンジャパン」の高層ビルや飲食店、「レイルロードオブジャパン」の駅や車両を組み合わせることで日本らしさが増します。駅前には大型商業施設が並び、裏路地にはラーメン屋やうどん屋が点在。線路を越えると住宅地が広がっているといった、見覚えのある都市構造を一つのマップ上へ再現できました。

もちろん、現実の街並みを忠実に再現する必要はありません。今回は渋谷を思わせる高層ビル群の中に五重塔を配置してみたりと、近代的な建物の間から歴史的な建築物が見える光景を作ることができ、ゲームだからこその風景を作れる本作ならではの魅力を最大限に引き出すDLCになっています。

無計画な都市開発でほぼゴッサム・シティに

街を大きくしながら、各所に日本らしい建物を置いていった筆者。道路については、京都の碁盤目状の街並みを参考に、十字路が多くなるよう次々と敷いていきました。しかし、それが失敗の始まりだったのです。

やがて一部の道路へ車が集中し、大規模な渋滞が発生。ゴミ収集車が渋滞に巻き込まれて収集が追いつかなくなり、街中の建物にゴミがたまっていきます。警察車両も犯罪現場へ到着できず、治安まで悪化。さらに霊柩車も住宅へたどり着けなくなり、亡くなった住民を火葬場や墓地へ運べず、各地の建物に遺体が残される事態となりました。

都市を順調に発展させていたはずが、気づけば街にはゴミと犯罪があふれ、さながらゴッサム・シティのような状態に。建物や施設を増やすことばかり考え、住民や各種車両の移動経路を軽視した結果です。

状況を改善するには、ゴミ処理施設や警察署を増やすだけでは不十分。道路の接続や交差点の位置を見直し、鉄道やバスへ住民を分散させながら、都市サービスを担う車両が滞りなく走れる経路を確保する必要があります。

人口や施設を増やすだけでは、都市はうまく機能しません。発生した問題の原因を探り、道路や公共交通機関を少しずつ整えていく過程も、シリーズらしい都市開発の面白さだと感じました。


『シティーズ:スカイライン リマスター』は、PS4版の魅力を残しながら、より広大な都市を快適に作れるようにした作品でした。建築可能エリアは最大9タイルから25タイルへ拡大。クイック選択ツールやマップエディタが追加され、UXやグラフィックパフォーマンスも改善されています。

道路一本から街を作り、発生した問題を解決しながら巨大都市へ育てていく面白さは色あせていません。日本風の建物や交通機関を使い、自分だけの街づくりを楽しみたい人に適した一本です。

『シティーズ:スカイライン リマスター ジャパン・スペシャル・エディション』は、PS5向けに2026年9月3日発売予定。PS4版『シティーズ:スカイライン』の所有者は、110円(税込)でPS5版へアップグレードできます。ただし、アップグレード版は『ジャパン・スペシャル・エディション』に同梱される3種類の日本風DLCは含まれません。

ライター:タケダだいゆう,編集:みお

ライター/ドット絵描きライター タケダだいゆう

ドット絵を描いてゲームを作るライター。趣味が増えすぎてゲーム制作の手が止まることが悩み

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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