2D探索サバイバル『Delverium』世界を拡げる楽しさは「壁」の先にある!早期アクセスながら高い完成度【クラフトサバイバル名鑑】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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2D探索サバイバル『Delverium』世界を拡げる楽しさは「壁」の先にある!早期アクセスながら高い完成度【クラフトサバイバル名鑑】

【クラフトサバイバル名鑑】では、同ジャンルのゲームが好きな筆者による定番ゲームの魅力を紹介しています。

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2D探索サバイバル『Delverium』世界を拡げる楽しさは「壁」の先にある!早期アクセスながら高い完成度【クラフトサバイバル名鑑】
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今やPC/コンソール/モバイルそれぞれのプラットフォームでサバイバルジャンルの作品は定着していて、多くのプレイヤーがさまざまな世界を舞台にサバイバルを楽しんでいます。

Game*Sparkでは【クラフトサバイバル名鑑】として、同ジャンルが好きな筆者が、定番作品を中心にクラフトサバイバルジャンルの作品の魅力を紹介・解説しています。今回紹介するのは、2026年9月22日にSteam早期アクセスを開始した『Delverium』です。

最大8人プレイ可能な探索サバイバル

『Delverium』は、オーストラリアを拠点とするインディーゲーム開発スタジオSagestone Gamesが手がける作品。メイン開発はScott Lowther氏が担当し、ゲームのBGMはBAFTAでの受賞経歴を持つJeff van Dyck氏が制作しています。

本作は2024年に発表され、同年にSteamストアページを公開。プレイテスト実施や2025年の体験版公開などを経て、開発を進めてきました。2026年2月にアップデートされた体験版では、本作の大きな特徴である「分割画面でのマルチプレイ」にも対応し、オンラインを含めて最大8人でのマルチプレイも可能でした。


ゲームは見下ろし型で、プレイヤーは見知らぬ世界で目覚めた旅人として生き残らなければなりません。プロシージャル生成された世界を探索し、拠点を作ってNPCを迎え入れたり、ダンジョンで強敵と戦ったり、ゆったりと農業に励んだり、自分のペースでゲームを進めることができます。

Steam早期アクセス時点でもゲーム全体を体験可能で、さまざまな階層のダンジョン探索やボスとの戦いも楽しめます。早期アクセス期間は最長で2年間を想定していて、今後は敵やバイオーム、アイテムなどのコンテンツ拡充、NPCクエスト、動物への騎乗など、さまざまな機能の追加を予定しています。

なお、本作はGame*Sparkでの紹介記事をきっかけに日本のユーザーからの関心が高まり、日本語対応が決定したという経緯も。筆者も過去にプレイレポートを執筆したこともあり、ついに早期アクセスの形でリリースされたことに喜びを隠せません!

まずは拠点の構築から

ゲーム開始時にはまずキャラクターとワールドを作成します。本作はキャラクターとワールドのデータが分かれているタイプで、キャラクターは見た目と死亡時のペナルティ(お金・アイテム・パーマデス・なし)を設定できます。ワールドは広さと難易度、さらに難しくなる「ホードモード」を設定可能です。

ゲームは、主人公が何もない平野に投げ出された状態から始まります。周辺にはプレイヤーのガイドとなる「採集者フロイド」がいるので話しかけると、この世界の生き方や、主人公やNPCが暮らすための家を作る方法などを教えてもらえます。

インベントリには木の斧やツルハシなどの最低限のツールがあるので、まずは周辺の物資を集めましょう。本作はオーソドックスなスタイルのクラフトサバイバルで、木なら斧、石ならツルハシといった専用ツールが必要なほか、地面の草などはどのツールや武器でも刈り取ることができます。

家を作るためには「壁・床・ベッド・光源」が必要で、条件を満たせばNPCを割り当てて住まわせられます。住居を得たNPCからは買い物ができるようになるので、冒険やクラフトの大きな助けになります。また、新たなNPCを見つければ、この世界に関するログやヒントを得られます。

また、スタート地点の近くには必ずファストトラベルポイントと、洞窟への入口が配置されています。最低限の武器や道具を揃えたら、洞窟を探検していきましょう。

準備を整え強敵に立ち向かえ!

『テラリア』のサンドボックス的な楽しさと『スターデューバレー』のトップダウン視点と農業の楽しさを融合させた作品を目指したという『Delverium』。ゲーム内では、世界を冒険しながらこの世界の手がかりを集め、待ち受けるボスを倒すという目的があります。

この世界は複数のバイオームや階層に分かれていて、それぞれ異なる素材や敵も待ち受けています。特にダンジョンなどでは敵が多いゲームでもあるので、急いで探検しようとすればあっさり倒されてしまいます。まずは、中心地から探索範囲を広げ、いま手に入る装備をクラフトしていくことも大切です。

本作の戦闘は回避やブロックといった要素がないので、しっかりと装備で防御を固める、弓や魔法で先制攻撃する、地形を利用するなどの戦術が大切です。また、世界各地にある宝箱からは体力やマナを増やせる「トークン」が手に入るので、基礎能力を上げていくことで生き残る確率はアップしていきます。

また、ゲーム内ではマナ回復や移動速度アップなどのポーションはありますが、体力を回復するポーションはなく、自然回復と「料理」が回復手段となります。料理は即時回復と自然回復効率アップの効果があり、上質な料理ほど効果が高くなります。そのため、拠点での栽培や牧畜も冒険のための重要な作業になります。

本作はダンジョンに建材を置けないので、基本的に地上以外に安全な場所は少なく設定されています。さらに、階段を使って逃げても近くの敵は階層を越えて追ってくるので油断は禁物です。決して無理はせず、準備を整えるのがこの世界で生き残る秘訣です。

「壁」を乗り越えてからが本当の冒険

『Delverium』は、プロシージャル生成される世界の中で冒険することになります。どうやら本作の生成アルゴリズムにはいくつかのルールがあるようで、地上は川や海で隔てられていくつかの島に分かれるようになっています。なお、序盤は海や川を越える手段がありません。

そのため冒険は、洞窟内を探検しつつ、他の地上への出口を見つけるというのが基本となります。各地にはファストトラベル用の石碑もあるので、発見すれば次回からの冒険も大幅に楽になっていきます。もちろん各地の素材や宝箱を探し、装備やツールの強化を進めていくことも大切です。

最初は少し冒険の舞台が狭いかな、と感じるかも知れませんが、冒険の中である鉱石のツールをクラフトすることで、ダンジョンで進めなかった「壁」を破壊できるようになります。ここからが『Delverium』の本番とも言えるほどに世界が拡がっていき、新たな世界やNPC、そしてボスとの戦いも待ち受けているのです。

本作は少ない手がかりで答えを探すことが基本で、ひたすら世界に穴を掘り、地下に進み、新たな道を切り開いていくことになります。もちろん上位のツールを作れるようになれば、壁や木を破壊する速度もアップします。採掘サバイバルの「掘る気持ちよさ」もしっかりあるので、世界を拡げる面白さを実感しやすい作品です。

なお、各地の強敵やボスにはレアドロップも用意されています。レア装備はいずれも強力なので、戦闘を楽しみたい人は大量の敵と戦うことになりますが、冒険の中で狙ってみるのもオススメです。

もちろんゆったり拠点構築も

本作は冒険だけでなく、ゆったりと拠点で生活することもできます。基本的に敵モンスターはNPCに干渉することがなく、一部のモンスター以外は家の中にいれば襲ってくる事はありません。

冒険に大切な料理を作るために大規模な畑を作ったり、釣りをしたり、ニワトリや羊を育てるのも大切です。新しい作物や動物を見つけるためには探検も必要になるので、拠点の運営と冒険の要素もしっかりと融合しています。牧畜は生産物だけでなく肉も大切な食材なので、繁殖できるように広いスペースを確保しましょう。

クラフト面でも『Delverium』は優秀で、“近くの箱に入れた素材はクラフトに利用できる”、“インベントリ画面から一括で同種のアイテムを箱に収納できる”、“一次素材があれば二次素材を省略してクラフトできる”、“生産施設が近くにあればクラフト可能”など、遊びやすいシステムが充実しています。

そのため、拠点はある程度生産施設と箱を固めておけば、一気に収納やクラフトを行えます。素材となるアイテムは非常に多いのですが、ゲーム内で「インベントリトークン」を入手すれば、インベントリ数も増えていくので、アイテムが溢れて持ち帰れない、ということはほぼ起こりません。

後半の冒険や戦闘は少し難しいですが、基本的には自分のペースで冒険もクラフトも行える作品です。栽培など、時間をかけたものが効果の高い料理となって冒険をサポートしてくれるなど、遊んだことの実感も湧きやすいのは嬉しいポイントですね!


日本語にも対応している『Delverium』は、オーソドックスなスタイルで遊びやすいクラフトサバイバル作品です。地道に探検を重ねて世界を拡げていく面白さもあり、ゲームが進んでいくと驚くような世界も待ち受けています。

戦闘に関しては、テクニックで誤魔化しが効きにくいので、しっかりと準備をすることが重要になります。「ダンジョン内には建材を置けない仕様」が、ゲームの緊張感も引き上げているので、どこまで進むのかを考えながら、素材集めや撤退のバランスを考えていきましょう。

現時点のビルドでは、ややNPC周りのコンテンツ不足を感じますが、今後の更新で要素が追加されていくこともアナウンス済みです。早期アクセスでのリリースに至るまで、多くのプレイテストや体験版配信を重ね、コミュニティと共に育ってきたゲームなので、これからも改善を期待していきたい一本です!

《ライター:Mr.Katoh,編集:Akira Horie》

ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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Akira Horie

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