細い足場を飛び移る、落ちたら即死のスリル!Cygames新ブランド第1弾『崩落の国』は、絶妙な慣性がクセになる3Dジャンプアクション【先行プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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細い足場を飛び移る、落ちたら即死のスリル!Cygames新ブランド第1弾『崩落の国』は、絶妙な慣性がクセになる3Dジャンプアクション【先行プレイレポ】

Cygamesの立ち上げた新ブランド「CygamesEdge」の第一作『崩落の国』をプレイレポート。狭い足場を渡るスリルが魅力の3Dプラットフォームアクション。

連載・特集 プレイレポート
細い足場を飛び移る、落ちたら即死のスリル!Cygames新ブランド第1弾『崩落の国』は、絶妙な慣性がクセになる3Dジャンプアクション【先行プレイレポ】
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Cygamesより、3Dアクションゲーム『崩落の国』がPlayStation 5、ニンテンドースイッチ2、Steamにて2026年11月5日に発売されます。

このゲームはCygamesが新たに立ち上げた新ブランド「CygamesEdge」の第一弾タイトルです。ブランドページによると「CygamesEdge」は小~中規模開発に特化したブランドで、昨今のゲーム市場の動きに合わせてより素早く、かつ実験的で尖ったゲームを開発することを目的として掲げています。また外部の開発チームとパートナーを組んでの開発にも注力しており、絶賛パートナーも募集中。『崩落の国』は株式会社ゼレオとの共同開発となっています。

国内大手ゲーム企業が近年のインディーゲーム市場を強く意識したブランドということで、今後の展開にも注目が集まっています。

今回、そんな注目の作品を事前にプレイする機会を株式会社Cygamesより頂きました。この記事では『崩落の国』のプレイレポートをお届けいたします。

崩れ行く国と、忌み子

かつて人の間で大きな戦いがあり、世界は枯れ、誰も住むことができない場所となってしまった。そんな荒れ果てた土地でも豊かに成長する世界樹と呼ばれる大樹に人々は集い、その恩恵を受けて生活をしていた。

だが、世界樹の下でも領土争いが始まり、それによって世界樹すらも穢れてしまう。穢れからは「忌み子」と呼ばれる災いの化身が生まれ、忌み子は人々の住む国を崩落させ、落としていった。

この災いに抗い、人々は新しい決まりを作った。

人の間で争わない。穢れた人間は落とさなければならない。忌み子は全て滅ぼさなければならない。

そうした世界で、主人公である男が忌み子を見つけるところから物語はスタートする。仲間と忌み子を滅ぼそうと追い詰めた彼だったが、女の子の姿をした忌み子に自身の娘を重ね、あろうことか忌み子を連れて逃げてしまう。そんな中崩落が起き、男は忌み子もろとも下へと落ちていく。

『崩落の国』は地面が崩れ落ちていく世界を舞台とした3Dプラットフォームアクションです。プレイヤーはこの男を操り、底の見えない巨大な穴に残ったわずかな足場を飛び移り、下へ下へと降りていきます。

小さな足場を跳ぶスリルと緊張感!

足場は基本的に小さく、ともすれば平均台のような細い場所も少なくありません。もちろん高所から落下してしまえば待っているのは死。足場に乗れず彼方へと落ちても、高すぎる場所から足場に叩きつけられても、ゲームオーバーとなってしまいます。この小さな足場をうまく飛び移っていくことが求められます。

とはいっても、ゲーム自体は高難度というわけではありません。要所でちょっとした難所は登場しますが、男が庇った忌み子には重力に逆らう不思議な力が備わっており、この力を借りて一定時間滑空することが可能です。この力は遠い足場へと飛び移るだけでなく、着地地点をコントロールしたり、着地の衝撃を和らげたり、さまざまな使い道があり足場を飛び移るのをサポートしてくれるわけです。

また主人公の男には足場の端や壁や柱に設置された出っ張りを掴むぶら下がりアクションもあり、多少の無茶な飛び移りであってもある程度はリカバリーが効く仕様となっています。

加えて、カメラガイドという機能があり、いつでもボタン1つで進むべき方向へとカメラを向けてくれます。これがかなり優秀で、これによって迷いにくくなり、降りる先を探す負担も軽減されています。

ですが、そうしたプレイヤー有利なシステムを踏まえてなおスリリングに作っているのがこのゲームの面白いところ。

プラットフォームアクションでは足場を跳んで渡っていくために走って勢いをつける場面が多くありますが、このゲームではこうして作った勢いがしっかり残るようになっています。走りながら曲がろうとすると勢いがのってカーブの挙動が大きくなり、走って止まろうとしてもすぐには止まらず静止するまでに少し滑ってしまうといった具合です。

この慣性の強い独特の挙動によって「あと一歩で滑り落ちたのでは?」というヒヤッとする瞬間が何度も生まれ、プレイに怖さと緊張感があります。

次に降りる足場を見るためにカメラを下に向けるとその高さにもすこし恐ろしさを感じますし、足場に飛び移ったときに足場が揺れる演出もその怖さをより高めてくれます。この高所の小さな足場を跳んで渡っていくスリル、緊張感こそが『崩落の国』の面白さです。

もちろん慣性の強さは逆にジャンプアクションで有利に使える場面もあるため、この慣性をいかに操るかが攻略のポイントです。足場を跳んでいく怖さを演出しているからこそ、難所を越えたときのうれしさも感じられます。

もしゲームオーバーになってしまったとしても、ゲームオーバーの表示やメニューを介さずすぐにその手前のポイントからゲームが再開されます。リプレイのストレスが低いのも本作のよいところです。

ゲーム中には忌み子がいない区間(すなわち滑空能力が使えないところ)や、時間内に通過できないとゲームオーバーとなる穢れた大地、強風が吹いている場所、時間で枯れてしまう足場、高所から飛び降りてもノーダメージになる蕾を設置しての「フラワーダイブ」、高所からの落下攻撃でないと倒せない敵キャラクターなどなどギミックも用意されています。またゲームを進めれば2段ジャンプも解禁され、さらに遠い足場へ飛び移る場面も出てきます。

さまざまな難所を越え、崩落の底を目指しましょう。

かわいらしい忌み子の秘密とは?世界の底で確かめよう!

ゲームを進めると男の行動の理由や、忌み子と世界樹の秘密が少しずつ明らかになっていきます。

災いの源とされる忌み子ですが、主人公の背中につかまっているさまはただの無邪気な少女。イベントシーンはもちろんのこと、ゲームプレイ中もときおり両手を広げて笑ったり、何かに驚いたり、リアクションを取ってくれます。かなり頻繁にリアクションを取ってくれるので、プレイしているとすぐに愛着が湧いてくることでしょう。

あと、世界樹のこはくを壊していくと喜びのあまり踊りはじめたり、男とハイタッチしたりと動き回ります。本当にかわいい。

世界のためとはいえ、なぜこんな子どもを滅ぼさなければならないのか?本当にそれが正しいのか?それを見定める冒険というわけです。

ゲームクリアまでは3時間程度と短めのゲームとなっていますが、開発の紹介を見てもあえて短めに設計しているようで、ゲームの難易度も合わせて触りやすいゲームに仕上がっているなと感じます。感動で心が打ちのめされる……というゲームでは決してないですが、ストーリーも含めしっかり満足できるゲームです。お値段も1100円と手頃で、短くサッと遊べるゲームというわけです。

先に触れたこはくなどの実績要素や、クリア後に遊べるエクストラステージ、ストーリーモードのタイムアタックモードなど、やりこみ要素も少し用意してくれています。

忌み子とは一体何なのか?ぜひ高所を飛び降りるスリルを乗り越え、見届けましょう。

『崩落の国』は、PC(Steam)/PS5/ニンテンドースイッチ2向けに11月5日発売予定です。

《ライター:洋ナシ/男鹿梨衣子,編集:みお》

ライター/自称女子高生ライター 洋ナシ/男鹿梨衣子

PCゲームの情報同人誌を作っていたところスカウトされ商業メディアデビュー。ひんぱんに自分が女子高生であると主張している。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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