スクウェア・エニックスにてローカライズ・ディレクターを務めるニール・ブロードリー氏が結腸ガンにより逝去。自身のXアカウントにて、最期のメッセージが公開されました。
和製英語だった“レベルアップ”の扱いなど、“翻訳”の裏話を語ってきたブロードリー氏が逝去
ブロードリー氏とは、『ファイナルファンタジーXI』や『サガ』シリーズなど、様々なスクウェア・エニックス作品に携わったローカライズ・ディレクターです。和製英語だった「レベルアップ(level up)」を翻訳時にあえて残す判断など、自身のXアカウントを通して度々ローカライズの裏話や見解を語っていたほか、YouTube『サガ』公式でも複数回にわたって出演していました。
祖母が得意だった『パックマン』をきっかけにゲーム好きになった過去など、自身のパーソナリティにも迫るインタビューも実施されています。
数年前よりガンと闘病中であることを明かしていたブロードリー氏ですが、Xアカウントにて最期のメッセージが投稿されました。投稿では、「世界中の『サガ』ファンの皆さん、こんにちは。もしあなたがこのメッセージを読んでいるなら、私は数年にわたるステージ4の結腸ガンとの闘病の末に他界し、同僚の一人が代わりに投稿してくれているということです」として、ユーザーらへの言葉が記されています。
同氏は闘病の傍ら『サガ』シリーズに取り組んだ仕事は“癒し”であり、“人生の目的”を感じさせてくれた旨を明かされ、残念ながら自身の次のプロジェクトのリリースを見届けられないこと、しかしユーザーはきっと楽しんでくれるであろうことなどが語られました。
なお、投稿の最後には「出会うすべての人、そしてとくに自分に優しくあってください。最終的にあなた自身の選択と決定と共に歩んでいかなければいけないのは、あなた自身であり、ありのままの自分を受け入れられているなら、周囲にとってもより良い人間になれるでしょう。」とのメッセージに加え、ユーザーらがこれからも『サガ』を楽しめるだけでなく、「『サガ』のプレイ経験の有無や、私のローカライズ哲学に賛同したか否かにかかわらず、皆さんの健康と幸福、長寿を祈っています」ともつづられています。
また本件について、同アカウントから伴侶だったShige氏のメッセージも投稿されたほか、『サガ』公式Xアカウントから弔意が伝えられています。





