
おもむろに車から降りたリンカーンは、電話ボックスに駆け込みます。本作には、「Lieutenant」と呼ばれる仲間の幹部が存在し、アナウンストレイラーのラストでも3人の男女の姿が確認できたはずです。ハイチ系ギャングの女ボスCassandra、アイルランド系ギャングのBurke、そして前作『Mafia II』の主人公だったVitoも仲間のひとり。
詳細は確認できなかったものの、Lieutenantたちはそれぞれ固有の支援や能力を持ち、リンカーンが電話で指示を出して実行可能。デモプレイでも電話一本で警察の追跡がぴたりと止まりました。裏で何らかの圧力がかけらたのでしょうか。
イタリア系ギャングの隠れ家が近くのジャズクラブ内にあることを突き止めたリンカーンは、ただちに現場に直行。護衛を倒して裏口に入ると、地下の施設は予想外の広さで、武装した多数の敵が見張りについています。ここからは物音をたてないよう慎重に奥に進みながら、敵をひとりずつ仕留めていくステルスタイプのゲームプレイが展開。
■主人公リンカーンの鬼気迫る暴力描写

ベトナム戦争で訓練された鍛え上げられた体で、素手やナイフで豪快に敵の息の根をとめていくリンカーン。かつての仲間を殺したイタリアンマフィアに対する憎悪からなのか、必要以上に殴りつけたり胸をナイフでめった刺しにするなど残忍極まりない攻撃を繰り出すのが印象的です。
隠れ家の奥深くには、女性シンガーがパフォーマンスを行うあやしげなパーティークラブ会場。そこで敵の幹部を銃で倒すと、あたりは混乱に包まれます。逃げ惑う客たち、絶叫しながら命乞いをする女性。リンカーンは残党をショットガンで次々と倒していきます。追加で確認できたアクション要素としては、敵の足を撃ってよろめかせたり、銃床で殴りつけたり、カバーリングしたままの威圧射撃がありました。

『Mafia III』におけるプレイヤーの目的は「犯罪組織の拡大」であり、単にメインストーリーを進めるだけではありません。ミッション終了後、リンカーンが制圧した隠れ家を仲間のLieutenantのひとりを選んで支配させるゲーム要素が紹介されました。Cassandra、Burke、Vito、選んだLieutenantによって特有のリワードが得られる仕組みのようです。
■物理エンジンを駆使したカーアクション、音楽も雰囲気を盛り立てる

ゲームプレイデモのラストは、朝をむかえた街中での壮絶なカーチェイスシーンが実演。敵車両のタイヤを狙った射撃、さらには運転席から外に飛び下りて車だけを敵に大クラッシュさせるというヴィン・ディーゼル的なカーアクション要素が見られました。
最後にゲームプレイ全体を通して、音楽が巧みに使われているのは特筆すべき点です。当時の時代を感じさせるジャズやブルースといった楽曲が、アクションシーンから車での移動中までゲームの場面や状況に合わせて小気味良く流れてきます。
たった15分という短い時間内でのゲームプレイでしたが、技術的な不具合等もなく、すでに作りこまれたマフィアの世界を目にできたのは価値のある体験でした。Game*Sparkでは開発を指揮するHaden Blackman氏へのインタビューも実施しているので、別の記事でお届けする予定です。

『Mafia III』はPC/PS4/Xbox Oneを対象に2016年リリース予定。日本国内でもすでに発売が決まっています。











