京都に拠点を置くインディーゲームスタジオQ-Gamesが開発するPlayStation 4向けソーシャルアクション『The Tomorrow Children(トゥモロー チルドレン)』。先日実施されたクローズドベータテストに参加できたので、そのプレイの様子をスクリーンショットと共にお届けします。
本作のゲーム内容は、ソビエト連邦の「ある実験」の失敗により、人間を含めたあらゆるものが「ボイド」と同化された世界で、人類の再建を目指すために街を作り上げていくというもの。プレイヤーは、プロジェクションクローンという生命体になり、ボイドに出現する島で資源を採掘したり、巨大怪獣イズベルクなどの襲来する敵を撃退したり、マトリョーシカと化した人類を元戻す人間変換機をはじめとした施設を建設したりと、他のプレイヤーとともに街を発展・運営していく事になります。
最初はチュートリアルに沿ってゲームの基本を覚えていきます。
テレビ越しで語りかけてくる謎の男。この世界についてよく知っているようですが……
チュートリアル終了後は、実際に街で労働する事になります。
……とその前に、今回のCBTで特別に配布された「個人住居建設許可証」を使って自宅を建設。
労働行為は、主に「資源の採掘」「建物の建設」「襲来する敵の防衛」の3つです。まずはバスに乗って資源採掘のために島に行きます。
時間の経過によって出現・消失する不思議な島。街にとって必要な資源を優先的に採掘したいところです。
ピッケルやシャベル、チェーンソーなどを使って資源を手に入れたら……。
バス停留所前の黒枠エリアの中に置きましょう。自動的に街へ運んでくれます。
街に到着したら、持ち込んだ資源を各黒枠エリアに運ぶ必要があります。プレイヤーの中には、島にいかず資源を運ぶだけの仕事を楽しむ人もいるようです。
これは、建物やアイテムを作成できる「万能工作台」。他のプレイヤーが使用している時はルールを守って順番待ちをする必要があるようです。
万能工作台で何かを作るには、パズルを解く必要があります。なにやら順番待ちをする後ろのプレイヤーからプレッシャーを感じます。早くクリアしなければ……。
試しに、万能工作台でベンチを作ってみました。他のプレイヤーも休憩中に使ってくれると嬉しいですね。
街に巨大怪獣が襲来!防衛施設だけでは手に負えないようです。筆者も応戦しなくては!
市長選挙で街の方針(プレイヤーの能力)を変える事が可能。あなたの一票がこの街を変える?
島にあるマトリョーシカを見つけて人形変換機に入れると、人間に戻す事ができます。
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チュートリアルモードを終えても、実際に街に降り立った時の感覚は「まだ全然わからないんだけど、なんか放り出された!」というものでした。最初は、右も左もわからない状態が続きますが、それを乗り越えれば、自分の小さな行動の積み重ねが、しっかりとその街に貢献しているという充実感に浸れるはず。ボイドと同じように真っ白な状態で、自分のするべき事や出来る事を見つけていくのも本作の魅力の1つだと言えます。
まだまだその全貌を覗う事が出来なかった『The Tomorrow Children』。他のプレイヤーと街を発展・運営していく「ソーシャルアクション」という全く新しいゲームジャンルに期待を寄せつつも、正式リリース日の発表を待ちましょう。