デルは、東京ゲームショウ2016にてHTC ViveやOculus RiftのVRデバイス対応ゲーミングノートPC「ALIENWARE 17/15」を発表しました。
初めにALIENWAREの品質管理担当ディレクターのジョー・オルムステッド氏が登壇。同ブランドの歴史を簡単に説明すると共に新たなロゴを発表し、VR対応の新モデル「ALIENWARE 17/15」を披露しました。
この最新モデルは、GTX 1000シリーズのGPUを搭載するもので、筐体に陽極酸化アルミニウムやマグネシウム合金、補強鋼、銅を組み合わせたものです。キーボードは、RGB LEDと鋼の2.2mmキーストロークを備えた新開発したALIENWARE TactXキーボードを採用しています。
「ALIENWARE 17」は、17インチの液晶ディスプレイを搭載したモデルで、Core i7-6700HQから6820HKや、GTX 1060から1080、8GBから16GBのメモリ、1TBのHDDからSSDを組み合わせたものとなっています。重量は4.42kgです。「ALIENWARE 15」は、15インチの液晶ディスプレイを搭載したモデルで、スペックは「ALIENWARE 17」と大きな差はほぼありませんが、重量が3.49kgとより軽量であるのが特徴です。
「ALIENWARE 17」の一部モデルには、アイトラッキング技術Tobiiを搭載。Tobiiは、ユーザーがPCの前から離れると自動ロックとスリープ状態へと移行する機能「プレゼンス」や、モニタから目線を逸らした時に自動的にディスプレイの輝度を落とすものとキーボードの照明などを調整する「アテンション」、そして顔認識の「セキュリティ」の3機能を備えています。
なお「ALIENWARE 17」が出展されていたため(「ALIENWARE 15」は展示されていなかった)、筆者はアイトラッキングTobiiを体験。エイリアンウェアブースの担当者によれば、目の認証を行うと他人がモニターの前に出てきたとしても本人以外は反応せず認証したユーザーのみ従うとのこと。個人差があるのかもしれませんが目線の追従速度は、微妙に遅れて反応するといったものでゲームにおいてメインとして使うのには少し難しいといえる機能かもしれませんが、(『Deus Ex: Mankind Divided』が目線追従に対応している)補助的に使うには勝手が良いといえる機能かもしれません。
「ALIENWARE 17」と「ALIENWARE 15」は、9月23日に発売予定。「17」の価格は174,980円(税別)、「15」の価格は154,980円(税別)です。
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