気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、98DEMAKE開発、PC向けに6月19日リリースされた初代プレステ風ホラー『OK/NORMAL』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、初代プレイステーションにインスパイアされた実験的なホラー作品。仲間の雲とともに暗くてちぐはぐの夢のような世界を彷徨います。ゲームはプレイスタイルに応じて30～60分で行われ、リニアな体験となるとのこと。当時の技術を可能な限り再現した、どこか歪なビジュアルが特徴です。日本語には対応していません。
『OK/NORMAL』は310円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Toni：Toniです。98DEMAKEのYouTubeチャンネルのクリエイター、と言った方がわかりやすいかもしれません。様々なゲームを、初代プレイステーションでリリースされたような見た目にするのが好きです！
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか？
Toni：本作の開発は数ヶ月前に開始しました。YouTubeチャンネルで同じようなものを繰り返し作るのに飽き飽きしていたので、ずっと夢見ていた「自分自身でゲームを作る」ということを決心したのです。Unityと3Dモデリングの経験が多少あったので、あとはアイデア次第でした。
――本作の特徴を教えてください。
Toni：本作はとても実験的なゲームですので、ユニークなアイデアが数多く入っていると思います。まず、プレイヤーは大理石の石像を操作します…私はこんなゲームを今までに見たことがありません。本作は実験的なものなので、オーソドックスとはかけ離れたゲームデザインを採用しており、嫌いな人は嫌い、好きな人は好きと言った、好みの分かれるものでしょう。
見た目としては、低解像度、アフィンテクスチャマッピング、頂点スナップ、と言った初代プレイステーションの性質を可能な限り再現しており、作るのも面白かったですし、見ても面白いのではないでしょうか！
――本作が影響を受けた作品はありますか？
Toni：本作は『LSD』と、90年代に発売されたプレイステーション用タイトルからインスピレーションを受けています。あと、お分かりかもしれませんが、ビジュアルはヴェイパーウェイヴから影響を受けています。
――本作の日本語対応予定はありますか？
Toni：現時点ではお約束できませんが、ぜひ日本語を含む様々な言語に対応させたいと思っています。今後の展開にご期待ください！
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Toni：日本のゲーマーの皆さんからは、いつも多大なサポートをいただいています。ありがとうございます。皆さん素晴らしいです！私のゲームも遊んでみてくださいね！
――ありがとうございました。
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