Valveの新作カードゲーム『Artifact』。同作に登場する一部カードについて、その名称が変更されることが明らかになりました。
問題となったカードは「Crack the Whip」(ムチ打ち)と呼ばれるカード。『Artifact』では、黒・青・緑・赤の4系統の色属性がありますが、この「Crack the Whip」は「黒属性のヒーローを強化する」カードとして設定されていました。
Twitterでのカード情報公開後、「ムチ打ちと呼ばれるカードが“黒”属性に影響する」という内容が人種差別的な文脈を含んでいるとし、複数の批判がValveに対して寄せられていましたが、今回のカード名称変更はそれに対応するものであると見られます。なお、変更後の名前は「Coordinated Assault」であるとのことです。
難しい問題ではあるものの、ファンは、Valveの迅速な対応が更なる火種とならないことを期待するしか無いところでしょう。『Artifact』はSteamにて2018年11月28日配信予定です。
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