気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Armatur Games開発、PC/Mac向けに11月30日早期アクセスを開始した都市ストラテジー『Mittelborg: City of Mages』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、シングルプレイヤーの都市ストラテジー。プレイヤーは魔術師たちの住む都市Mittelborgのリーダーとなり、モンスター、放浪者、傭兵、リビングデッドなどから街を守ります。Mittelborgは世界の中心であり、数々の世界を束ねる存在のため、その命運はプレイヤーの判断に委ねられています。記事執筆時点で日本語には未対応。
『Mittelborg: City of Mages』は1,520円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Armatur Games:私たちはロシア・モスクワを拠点とするインディーチームです。本作の開発は2018年3月に開始しました。
――本作の特徴を教えてください。
Armatur Games:本作はシングルプレイヤーのサバイバルサーガです。ストラテジー、ローグライク、サバイバルがミックスされており、あらゆる判断が重要となります。ローグライクのゲームで、キャラクターを動かすのではなく、街そのものを動かすのを想像してみてください!例えば、自身がレベルアップするのではなく、戦士地区がレベルアップします。ダンジョン内の部屋を移動するのではなく、魔術師を遠くの様々な世界に送り込むのです!楽しんでいただけると思いますよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Armatur Games:本作のアイデアは、Nick Perumovによるファンタジー小説「Hjorward chronicles(Хроники Хьерварда)」からインスパイアされています。彼はロシアの有名なファンタジー・SF作家です。この物語は、いくつも繋がった世界で出来たマルチバース「Hjorward」を舞台に、二人の兄弟、魔法使いたち、Young Godsに対する反乱を描いています。そのため、世界のパワーバランスを見守る魔術師たちの都市の物語というアイデアが生まれたのです。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Armatur Games:日本語ローカライズに興味を持っています。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Armatur Games:ストラテジーとサバイバルが好きな日本のプレイヤーの皆さんに、本作を試していただけると嬉しいです。このターンベースのゲームでは、様々な次元の境界を守り、難しい判断に迫られ、悪のクリーチャーを倒し、剣とロジックが必要になる多くのイベントに身を投じなくてはいけません。
――ありがとうございました。
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