今回プレイするのはHopFrogが贈る、PC向け『Forager』です。本作は、素材を集めて設備やアイテムをクラフトし、謎解きダンジョンを攻略し、土地を購入して活動範囲をどんどん広げていく2Dオープンワールドアクションです。
『Minecraft』の収集・作業要素と『ゼルダの伝説』シリーズの謎解き要素を彷彿とさせますね。
Steam内のゲーム紹介文には『Stardew Valley』『Terraria』『ゼルダの伝説』シリーズに影響を受けたと書いており、どの作品も大好きな僕にはピッタリなゲームなのでは!?
吉田おじさんの無人島生活スタート
小さな島からゲームがスタートする。樹木や鉱石などの採取出来そうなアイテムがそこかしこに配置されている。
うおお、採取・採掘しまくるぜ!全部僕のだもんね!
島中の全ての素材を採り尽くしたい気持ちになるが、まずはチュートリアルを進めていく。
画面左上のハートがHPで、緑のバーが空腹度だ。つるはしを振るなど行動するごとにバーが減っていく。バーを減らしたまま放置しているとダメージを食らうので、収集作業をしながら定期的に食事を取る必要があるようだ。
まず作るのはかまどだ。木材を石炭に、鉱石を延べ棒などに加工出来る。
次に作るのは鍛冶台だ。先程加工した延べ棒などの素材を使って、つるはしやコインといったアイテムが作成出来るのだ。素材収集→かまどで加工→鍛冶台でアイテム完成!基本的にこれを繰り返して進めていくのだろう。
樹木や鉱石は一定時間が経過すると再び出現するので、収集中毒の僕ならこの小さな無人島で一生遊んでいられそうだ。
それこそ何十年と延々と収集してそう。
さらにコインを支払えば隣接する土地が購入出来る。この小さな無人島だけでもこんなにワクワクしたのに、大地を何倍にも広げられるのだ!ヒュ~!
謎を解いてお宝ゲット!
新たに購入した土地にはスライムっぽい生物がいて、池の中に虹が出ている不思議な島だった。スライムはこちらを攻撃してくるが、2発殴れば倒せる雑魚だ。
やはり気になるのは、池の中の虹と、その周囲に生えている色とりどりのキノコだ。おそらくこれはキノコと虹を使って何かしらの謎を解いていくのだろう。
当然こんなしょうもない解答ではない。
謎解き要素は大好きなのだが、いかんせん頭がついていかない……
謎解き要素はこの虹の島だけではない。ダンジョンでは、指定された場所に電気を流す『ゼルダの伝説』っぽい仕掛けに遭遇した。
さらに強大なボスと戦うなどのイベントが盛り沢山に用意されているぞ。
謎解きの報酬として、武器やアイテム、ステータスが強化出来るオーブなどが手に入る。
さあ、この調子で全てのアイテムを手に入れるぜ!次の謎解きイベント、カモン!
Q「どんな力でも通り抜けられないものを、その歯で通り抜けてしまうものなーんだ」
A「なんか……すごい硬い歯!」
謎解きは好きだけどやっぱり超ニガテなのだ……!
スキルを習得して島を発展させろ!
本作にはレベル要素がある。敵を倒したり、樹木や鉱石を収集すると経験値が手に入り、レベルが上がるごとにスキルが習得出来るのだ。
素材の収集量や生産スピードを上げるものや、新たなアイテムや設備が製造可能になるものなどなど……島を発展させるために必要不可欠なスキルが用意されている。
風車小屋を建てれば作物の種が製造出来るので、農場を作って色んな料理にチャレンジするのも楽しそうだ。
市場を建てればアイテムの売買が可能になる。最初の島から離れるごとに土地の購入代金は上がっていくので、アイテムの売買は貴重な金策手段だ。
新たな設備を建てても、今居る島では採れない素材が必要になってくる。新しい土地でまだ見ぬ素材をゲットするため、おじさんの冒険はまだまだ終わらないのだ。
今後の活躍にご期待下さい!
収集・クラフト要素のあるゲームは最高ですね!『Minecraft』が好きな人ならたまらないと思います。ちょくちょく挟まれる『ゼルダの伝説』ライクな謎解き要素が良いアクセントになり、飽きずにプレイ出来ました。
『Minecraft』のように永遠に遊べるタイプではなく、購入出来る土地の数が決まっているので、20時間くらいプレイすれば終わりが見えてくると思います。
現在全ての土地を購入して、謎解きダンジョンも残すところ1つになってたので「一気にやらずにもう少しゆっくりプレイすれば良かったなあ」とちょっと後悔しているのですが……
クリア後にもう一周しようと思います!自己解決しました!
PC向け『Forager』は、Steam/Humble Store/GOG.comで配信中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。