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【吉田輝和の絵日記】珠玉の名作42本収録!「メガドライブミニ」思い出のゲームの数々をプレイしてみた

「メガドライブミニ」で『レンタヒーロー』『ゴールデンアックス』『幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~』の3本をプレイしてみました。

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今回プレイするのは、セガゲームスの家庭用ゲーム機「メガドライブミニ」に収録されているゲームの数々です。

1988年に発売された「メガドライブ」をコンパクトにした本機には、珠玉の42タイトルが収録されています。

収録タイトルは、発売されなかった幻の『テトリス』や、まさかの版権ゲー『幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~』、骨太ACT『大魔界村』、ハイスピードアクション『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』をはじめとした注目タイトルの他、『パーティークイズ MEGA Q』『レッスルボール』『タントアール』といった対戦・協力プレイに対応したものなど様々です。


まさに夢のハードです!

僕は子供の頃からコロコロとボンボンを別冊含めて愛読するようなエリートオタクだったので、当然メガドライブも所有していました。

そのメガドライブは親戚のおじさんに譲ってもらったものですが、一緒に渡されたのが『ちびまる子ちゃん わくわくショッピング』というパーティーゲームだけでした。なぜ……

クリスマスまでの数カ月間は、同作をみっちり遊んでいました。子供の頃から友達が少なかったので1人きりで……。

超一流のB級!『レンタヒーロー』



『ちびまる子ちゃん わくわくショッピング』の次に手に入れたのがアクションRPG『レンタヒーロー』だった。後々、ドリームキャスト版やXbox版が発売され、まさかの舞台化もされた超一流のB級作品だ。


パーティーを盛り上げるという理由で謎のヒーロースーツを着てしまった主人公は、ヒーロー活動に身を投じることになった……というB級感が漂うストーリーが魅力的に感じる。

ヒーロースーツは有料レンタルだ。シビア……。


主人公はセカ(SECA)から様々な依頼を受けるのだが、序盤の依頼はラブレターの配達やヒーローの宣伝活動など、地味なものばかり……。

序盤こそしょっぱいお使いばかりだが、中盤からヒーローらしい依頼も増えてくる。


移動時は従来のRPGのような見下ろし視点だが、バトルに移行するとベルトスクロールアクションのような画面になる。ここではアクション性の高いバトルが楽しめるぞ。


ヒーロースーツのレンタル料を銀行に振込まないといけなかったり、スーツのエネルギー源が乾電池なので切れたら取り替えたり……


ストーリーだけではなくシステム的にもバカバカしい……だがそれがいいのだ!

全体を通して「超一流のB級」というキャッチコピーに偽りのないおバカな内容だが、シナリオはかなり良質で、夢中でプレイしてしまった。

『ゴールデンアックス』で断末魔対決!



次に紹介するのは、剣と魔法のファンタジーが詰まったベルトスクロールアクション『ゴールデンアックス』。小学生の頃、イズミヤのゲームコーナーに置いてあったアーケード版をプレイしていたのだが、実はメガドライブ版は未プレイだ。


プレイヤーキャラは、マッチョな兄ちゃん、セクシーな姉ちゃん、ドワーフの爺さんから選択出来る。もちろん、この3人には名前があるのだが、よくこんがらがるのだ。

だってマッチョな兄ちゃんはアックスって名前だけど、ドワーフの爺ちゃんが持ってる武器ってアックスでしょ?アックス持ってるやつがアックスじゃないの?


ユニークな敵キャラも多数登場する。その中でも僕が好きなのは紫色のおっさんだ。

紫色のおっさんは、ブドウのような棍棒を持ち、死ぬ間際に特徴的な断末魔を上げるのだ。


ズームで見てもやっぱりブドウっぽい。

一時期、イズミヤのゲームコーナーで「誰が紫色のおっさんの断末魔を上手に再現出来るか」という遊びが当時の子供達の間で流行り、「俺の断末魔こそ一番!」と競い合ったものだった。

クラスの友達だけではなく別の学校の見知らぬやつまで参加し、男子女子も関係なく、ひたすら皆で唸りあった。かなり楽しかったけど、今思うと相当気持ち悪い集団だったな。


今やってもなかなかいい感じじゃん!僕の断末魔!

高品質キャラゲー『幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~』



『レンタヒーロー』『ゴールデンアックス』に次いでハマったゲームが『幽☆遊☆白書 ~魔強統一戦~』だ。

本作は最大4人まで参加可能で、ライン移動や空中コンボなど、キャラゲーとは思えないほど様々なシステムが搭載されているガチの対戦格闘アクションゲームだ。

技コマンドも割と簡単だったので、当時から格ゲーが苦手だった僕でものめり込んでプレイしていた。


プレイヤーキャラには、浦飯チームはもちろん、酎や陣といった脇役や戸愚呂のようなボスクラスまで用意されている。そんな中で僕がよく使っていたのは桑原だ。


当時、原作にどハマリしていた僕は、筆箱や下敷きといった文具グッズを集めまくっていた。しかし、僕が好きな桑原は、他のキャラに比べて人気が一段落ちているのか省かれていたと思う。


僕が買った筆箱には、やっぱり桑原が描かれていなかった……。

そんな鬱憤を晴らすかのようにゲームでは桑原を使っていたのを覚えている。


原作の再現度が高く「そうそう、こいつこんな感じ!」という動きやポーズを取ってくれる。格ゲー好きから原作漫画ファンまで幅広く楽しめるゲームだった。


プレイヤーキャラの酎は、モヒカンということもあって桑原に次いで好きなのだが……


二十数年前の僕は、まさか自分が酎と同じ髪型になるなんて夢にも思わなかったろうなあ。



思い出深い3本のゲームを紹介しましたが、他にも数多の名作が収録されています。遊び尽くせないほどの大ボリュームです!

RPGからパズル、クイズ、対戦・協力プレイ対応のゲームまで、幅広いジャンルが取り揃えられているので、当時プレイしていた人でも今回初めてメガドライブのゲームに触れる人でも楽しめると思います。

どこでもセーブ機能が搭載されているので、当時はクリア出来なかったゲームも割と簡単にエンディングまでたどり着けると思います。現在、僕は当時クリア出来なかった『大魔界村』を攻略中です。

実際に本機に組み合わせ可能なデコレーションキット「メガドラタワーミニ」も発売されており、セガファンとしては買わないという選択肢はないのですが……


つい先日引っ越しをしまして、それに伴うあれこれで預金残高が限りなく0に近づいてしまい、お金が……無いんです……。

ガンガン稼いでうちの子をタワー仕様にデコレーションします!その内に……!

「メガドライブミニ」は発売中です。

吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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