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【吉田輝和の絵日記】『龍が如く7 光と闇の行方』横浜で観光&転職しながら"スジモン”とコマンド式バトル!

バトルシステムがアクションからコマンド式に変更された『龍が如く7 光と闇の行方』はどんな感じ?

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【吉田輝和の絵日記】『龍が如く7 光と闇の行方』横浜で観光&転職しながら
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今回プレイするのは、龍が如くスタジオが贈るPlayStation 4向けソフト『龍が如く7 光と闇の行方』。本作は、神室町で繰り広げられる極道たちの争いを描いた『龍が如く』シリーズの最新作です。

主人公は「桐生一馬」から「春日一番」に交代し、ジャンルもアクション・アドベンチャーからドラマティックRPGになり、大幅な変更がなされています。


発売前に情報が公開された時、あまりにもバトルシステムが変わっていたもんで、エイプリルフールを疑いました。いや、ほんとにエイプリルフールネタじゃないですよね……?

新主人公春日一番、見参!



春日一番は、東城会系荒川組の若衆。組長の荒川を「親父」と慕う春日は、ヤクザと呼ぶには明るく、甘い青年だった。20世紀最後の日、彼の運命は大きく変わる……。

この日、春日は、ヤクザに話を通さずに裏ビデオを販売する男を追っていた。


男を追い詰め、早速バトル開始だ。

本作からバトルシステムがターンベース型のコマンド式になっており、プレイヤーは、通常攻撃のほかに、スキルや魔法に該当する「極技」などの行動が選択できる。

この目で見るまで信じられなかったが、ガチでコマンド式バトルになっている……!


一部効果音がレトロゲーっぽくなっていて、おっさん世代にはそのチープさがたまらない。


弟分に「敵の攻撃を待って戦っている」とコマンド式バトルを皮肉ったことを言われる。実際、春日は大の『ドラクエ』好きなので、バトル中は『ドラクエ』の世界に入り込んでしまうのだ。なんというドラクエ脳……!


神室町のソープランドで生まれ育った春日にとって、この街はもはや庭。幼い頃から春日を知る人が至るところにいる。

これまでのシリーズ通り、風俗店や実在の飲食店、ゲームセンターなどの店が建ち並ぶ神室町が自由に散策出来る。


体当たりで看板や、店の設備破壊も健在だ。自分の庭を壊しまくる春日……。


ストーリーを進めると、組長の荒川から、とある人物の身代わりとして殺人の罪を被って服役するよう頼まれる。

一時的に組から破門されたものの、出所後は手厚く出迎えられることを信じ、18年の月日が流れた。そして……


出所した春日を待つ者は誰も居なかった。彼の知る荒川組はもうなかったのだ……。


あ~、なんかこういう、ドッキリと思い込みたい出来事、身につまされるわ……。

中華街で食べ歩き、夜景をバックに記念撮影!



舞台は神室町から横浜の伊勢佐木異人町に移り変わる。フィールドのサイズは、神室町の3倍以上だ。

ゲーム内のスマホを使えば、撮った写真をデコレーション出来るので、インスタ映えを狙って観光するのも楽しい。

そこで僕は、飲食店が立ち並ぶ横浜中華街を思わせるスポットのほかにも……


美しい夜景が一望できる海沿いの公園……


リアルじゃなかなか行けないホームレス達の住居など……横浜の光から影の部分まで隅々と探索した。


それに飲食店もたくさんあるので、ついでに食べ歩きを楽しんだ。


だが、街には楽しさだけではなく危険も詰まっている。ヤクザや悪のホームレス、通り魔、中国マフィアをはじめとした敵が徘徊しているのだ。

敵の視界内に入るとバトルが始まる、いわゆるシンボルエンカウント式だ。


バトルでは、放置自転車やゴミ箱をはじめとしたフィールドに落ちている物を使って敵が攻撃出来る。また、防御時に敵の攻撃に合わせてXボタンを押すと被ダメージが軽減されたり、極技使用時に発生するQTEを成功させると大ダメージを与えられたりする機能「ジャストアクション」もある。

基本はコマンド式バトルだが、随所に『龍が如く』ならではのアクション要素があって戦略性も高い。


バトル中に電話で味方を召喚するデリバリーヘルプのシステムもなかなか愉快だ。

壮大な召喚ムービーとともにやって来るのは、いかつい組長のすすむ君(赤ちゃんプレイ中)。彼がオギャることで敵のステータスを低下させられるのだ。

もちろん、他にも色んなキャラクターがデリヘルできるので確かめて欲しい。

ハロワ=ダーマの神殿。ジョブチェンジで強くなれ!



本作ではジョブチェンジも可能で、ハローワークで気軽に行える。レベルなどの転職条件が揃っていれば、ダーマ神殿のように自由に転職出来るぞ。


フリーター、ホームレス、ダンサーといった様々なジョブが存在する。ジョブランクが上がるとそのジョブ特有の新技が覚えられるのだ。


例えば、勇者のジョブは、バットを剣のように振り回す技……


ホームレスのジョブだと、豆を使って鳩を呼び寄せる技……


料理人のジョブなら、バーナーの炎で敵を焼くとんでもない技……


ナイトクイーンのジョブは、痛気持ちよさそうな技が繰り出せる。

どのジョブも個性・演出ともにバラエティに富んでいて、見ているだけで楽しい。


こんなに簡単に転職出来たらいいのにな!

悲しき中年、もうすぐ37歳……

成り上がって億万長者へ!



伊勢佐木異人町には、神室町に負けず劣らず、様々なプレイスポットが存在する。『マ◯オカート』風の公道レースゲームや、お馴染みのゲームセンター、バッティングセンター……遊ぶ場所には事欠かない。

だが、遊んでばかりもいられない。


強い敵と戦う為には装備や回復アイテムを揃える必要があり、それらのアイテムは結構お高い。つまりはお金を稼ぐ必要があるのだ。

店で購入する以外にも、拾った素材アイテムを組み合わせて装備を生産出来るのだが、こちらも数万から数十万円かかる。お高い。

敵を倒してもお金が手に入るのだが、序盤ではせいぜい数十円から数百円ぽっち。効率よくお金を稼ぐには手段は他にあるのだ。


例えば、自販機の周辺では小銭や換金アイテムが拾える。自販機の設置箇所は多いので、小銭と言えどバカには出来ない。


困っている人を助けるバイトクエストでは数万円の報酬が貰える。

このようにストーリーの進行に合わせて金策手段も増えていく。


そして極めつけは会社経営だ。

最初は、お婆ちゃんとニワトリが従業員のお菓子販売店から始まり、社員を増やし、他所の会社を買収して巨大企業に成り上がっていくのだ。


他社を買収したら次は営業だ。営業はオートで行われ、儲けた額から人件費や設備の維持費を差し引いた額が利益になる。

そして一定周期に行われる株主総会で、質疑応答を口八丁で乗り越えると、役員報酬が貰えるのだ。


大企業にもなれば役員報酬も莫大な金額になる。株価を上げて目指せトップ企業!

……ってあれ、どういうストーリーで何が目的だったっけ……。


寄り道が楽しすぎて、目的をすっかり忘れるパターンだ。


『龍が如く』シリーズはほとんどプレイしていなかったのですが、こんな楽しいゲームだったとは……!随所に散りばめられたミニゲームやサブイベントなど、まだまだ紹介しきれなかった面白要素が沢山あります。


例えば、敵のスジモンと戦ってスジモン図鑑をコンプリートさせていく要素は、突き抜けていて笑えました。

本作から導入されたコマンド式バトルも、プレイ前は「まあお遊び程度のRPG要素なのかな」と思っていたのですが、本格的でビックリしました。落ちている物を使って攻撃したり、複数の敵を巻き込んで倒せるように位置取りをしたり、ただのコマンド式バトルでは終わらない戦略性の高さがありました。

『龍が如く7 光と闇の行方』は、PS4を対象に配信中です。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、これまでアニメ作品に3回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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