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レアハード「ゲームボーイミクロ」の抗えない魅力!嗚呼……美しい宝石のような存在感【特集】

幻の任天堂携帯ゲーム機となりつつある、ゲームボーイミクロの魅力を改めて紹介。そして一生遊べるアドバンスソフト3選も!

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幻となりつつある“芸術作品”ゲームボーイミクロの抗えない魅力!小型ながらも美しい宝石のような存在感を伝えたい
  • 幻となりつつある“芸術作品”ゲームボーイミクロの抗えない魅力!小型ながらも美しい宝石のような存在感を伝えたい
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皆様は「ゲームボーイミクロ」という携帯型ハードを存在をご存知でしょうか?

ファミリーコンピュータのスーパーマリオブラザーズが発売された年から、20年後の2005年。ゲームボーイアドバンスソフト専用機として割とひっそりと発売されていたのが、このミクロなんです。


重さ80グラム、幅101mm、奥行き50mm、厚さ17.2mmという非常にコンパクトな外観に、2インチと小さいながらも鮮やかなTFT液晶を搭載していました。しかし、ミクロが発売された2005年は、すでにゲームボーイアドバンスの次世代機にあたるニンテンドーDSが発売されており、さらに通常のゲームボーイアドバンスとは違って初代ゲームボーイ対応ソフトへの互換性も無かったことから、大ヒットとはならなかったのです。

wikipediaによると、日本国内ので最終的な販売台位数は61万台程となっているゲームボーイミクロ。しかし、発売から約15年経った現在、ミクロの価値は跳ね上がっています

ゲームハードは一部の歴史的な存在を除いて、電化製品と同じように基本的には年数に比例して価値が下がっていきます。しかしこのミクロに関しては、箱説明書付き美品だと当時約12,000円だった定価の倍以上の値がつくことも珍しくありません。

果たしてその要因はどこになるのでしょうか?その魅力に迫っていきたいと思います。

もう外観から美しい


まず、人気の秘密はその美しい外観でしょう。ちなみに、フェイスプレートといって、正面の見た目を変更できるアイテムが存在します(とはいえほぼ発売されずに終わりましたが……)。

それでは各部位の説明をしていきましょう。


これは一番人気(海外のみ発売のグリーンを最高という声もありますが)、いわゆる「ファミコンカラー」と言われるバージョン。艶といい、全体のバランスといい、芸術作品と言っても過言ではないくらいの美しさです。


下側面には電源ボタンとカセット挿入口、そしてイヤホンジャックが装備されています。


右側面にはボリューム調整ボタンが。実はこの上下ボタン、起動時にLキーを押しながら操作すると、5段階の液晶明るさ調整もできます。そして上部側面には電源供給及び、拡張ケーブルを使用する際の端子があります。


背面にはスーパーマリオ20アニバーサリーのロゴが!

「一生遊べる!」名作アドバンスソフト3選


ミクロの魅力が少しでもお伝わりになりましたでしょうか?とはいえ、ハードを活かすのはソフトですよね。

お次は、完全に私SUKESANの主観になりますが、個人的に「一生遊べる!」と思うミクロにぴったりのアドバンスソフト3選をご紹介いたします。



まずは、ベタではありますが『トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン』です。ミクロの小さい画面でもバッチリ遊べますし、何より持ち運びに便利なミクロで、どこでもトルネコができる幸せな何にも代えがたい。


お次は『かまいたちの夜 アドバンス』です。正直、「文字は小せえ!」って感じるのですが、慣れると問題なく遊べます。名作の小説を持ち運んでいる感覚がたまらんのです。


最後は日本未発売なのですが、『ゲーム&ウオッチ ギャラリー4』です。

ゲーム&ウオッチという玩具が存在しなければゲームボーイもDSも、さらにはファミコンさえも存在しなかった可能性が高いわけです。本作にはゲーム&ウオッチのタイトルがほぼ全て収録(ゼルダ等も)!それをどこでもミクロで遊べる喜びは、至福のひと時だと言えるでしょう。



また、個人的にはこのようなシリコンのケースを付けると安心だと思います。私は液晶部分には、100均で買ったスマホ画面保護フィルムを切って貼っています(几帳面)。

いかがでしたでしょうか?おそらくミクロは今後も価値を失うことなく、携帯ゲームハード界の中の宝石のような存在感を保っていくはずです。ゲットするなら今かもしれませんよ。


※私のアドバンスSPは妻がシールを貼ったため、南国風になっています(おい……)。

ちなみに、現在私SUKESANは普段はとっても真面目な広告動画クリエイター等をやっているのですが、なぜか現在、色々な意味で話題のTKO木下さんと彼のYouTubeチャンネル内において、ゲームコンテンツに出演、ディレクションをしております。よろしければご覧ください。


■著者紹介:SUKESAN


元ファミ通の編集者、現在はCM、番組ディレクター・プロデューサーとして活動中。新垣結衣をはじめ、アイドルやタレントのピアノ・歌の講師でもある。


《SUKESAN》

幻となりつつある“芸術作品”ゲームボーイミクロの抗えない魅力!小型ながらも美しい宝石のような存在感を伝えたい

《SUKESAN》
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