女性アンドロイド×パワードスーツ×80-90年代アニメ的世界!人類vs宇宙からの侵略者のファミコン風ACT『Panzer Paladin』【爆速プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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女性アンドロイド×パワードスーツ×80-90年代アニメ的世界!人類vs宇宙からの侵略者のファミコン風ACT『Panzer Paladin』【爆速プレイレポ】

発売からなるべく早いプレイレポートをお届けする爆速プレイレポ。今回は日本のゲームやアニメに影響を受けているアクションゲーム『Panzer Paladin』です。

連載・特集 プレイレポート
女性アンドロイド×パワードスーツ×80-90年代アニメ的世界!人類vs宇宙からの侵略者のファミコン風ACT『Panzer Paladin』【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年7月22日にTribute GamesよりPC/ニンテンドースイッチ向けにリリースされた『Panzer Paladin』について生の内容をお届けしたいと思います。



『Panzer Paladin』とは


本作は、突如強力な悪魔によって侵略された地球を舞台にしたアクションゲーム。プレイヤーは女性型アンドロイド「フレイム」としてパワードスーツ「グリット」に乗り込み、人類最後の希望として悪魔に立ち向かいます。

80年代から90年代のアニメのようなキャラクターデザインや、ファミコン時代のアクションゲームのようなステージギミックなど、随所に日本の作品をインスパイアしたと思われる作品です。なお、本作は日本語にも対応しています。まずは作品の雰囲気をすべてを理解できそうなOP映像をご覧ください。


『Panzer Paladin』の実内容に迫る!


まず物語の舞台となるカナダの基地で、プレイヤーは攻撃や移動方法などのチュートリアル操作を学びます。本作の最大の特徴として「武器を次々と消費しながら戦闘するシステム」があり、「グリット」での戦闘は「持っている武器を消耗して殴る」「投げて攻撃する」「武器を破壊して封じられたスペルを使用する」の3種類の攻撃方法が存在。武器はステージで拾えるほか、悪魔を倒して持っている武器を奪うことでも入手できます。


また、いつでも「グリット」から降りて「フレイム」本体としての操作も可能。狭い通路を通り抜けるほか、手に持っている伸縮自在なムチを駆使してフックを移動するなど「フレイム」独自のアクションシーンも用意されています。プレイヤーは両方を適切に使い分け、悪魔や罠が待ち受けているステージを攻略していきます。



随所に「グリット」召喚スポットや回復エリアもあります。

チュートリアルステージの最後に待ち受けている「ホースマン」を倒し、まずは世界を移動する機動戦艦を取り戻した主人公。生き残っていたスタッフとも合流し、いよいよ物語が始まります。



順番は自由!世界中に待ち受ける「武器の番人」を倒せ!


博士によると、膨大なエネルギーを持つ「武器」のような形状の隕石が世界中の10都市に降り注ぎ、悪魔が侵攻するポータルとして使用されているとのこと。悪魔の進行を食い止めるためには各地の悪魔を倒し「武器」を回収しなければなりません。ただし、それぞれの土地には強大な力を持つボス「武器の番人」が待ち受けているようです。





本作のステージ選択は最初のカナダを含む11ヶ国を自由に選べる方式。ステージはそれぞれ国の雰囲気を感じさせるドット絵で再現され、道中の罠や敵、手に入る武器性能も異なります。道中はブロックを壊して見つける武器や1UPアイテムなども隠されているほか、「フレイム」で行動することでショートカットになるような隠しルートも存在しています。なお、ステージはクリア後に再挑戦が可能です。

道中にあるチェックポイントの台座は手に持っている武器を納めることで起動できます。以降プレイヤーは残機の続く限りこの場所で復活が可能に。また、納めた武器は再び引き抜いて武器として使用できますが、本作の仕様として「前のエリアに戻れない」というものがあるため、残機がなくなった最後のボス戦などでもない限りはおすすめできません。


ステージの最後には「武器の番人」はロシアならばスラブ民話の「バーバヤガ」、日本ならば「がしゃどくろ」などのボスが登場します。ボスを倒せば強力な特性を持っている特別な武器を入手可能。また、ステージから持ち帰った武器を消費して「グリット」の最大体力を上昇させるアップグレード要素もあります。




「スペル」は世界を救う切り札!武器特性を把握せよ!


武器はそれぞれに耐久度が設定されており、基本的には数体倒せばすぐに壊れてしまいます。武器耐久を回復するアイテムは隠しアイテムで数もほとんどないのでボスドロップ武器を修理するなどの使い方をするのが懸命です。また、消耗した武器は攻撃で壊し切る前に「スペル」を使っておくのがおすすめです。

武器を破壊して使用できる「スペル」には非常に様々な効果が存在しています。攻撃力アップや防御力アップなどのステータス強化系や体力回復、武器からビームが出るようになる効果などもあり大量の悪魔との戦闘では非常に役立ちます。リーチが短くて攻撃力が低い武器などは、攻撃力アップと組み合わせることで弱点のない武器として活用できます。



ちなみに、本作は「手に持てるのは4種類」なだけでインベントリにはいくらでも保存可能です。もし苦手なステージが出てきた場合は、他のステージで「強回復」や「ビーム」などの強力な効果を持つ武器を集めれば、クリアの心強い手助けになると思います。



カウンターで武器を奪うテクニックは必須。
ステージ内では特定条件で手に入れるパターンも。

理想の武器を作りだせ!武器エディット「鍛冶」システム


本作のゲームモードはストーリー本編のほか、クリア後にプレイできるちょっとやりごたえのあるモードや「スピードラン」モードなどが存在しています。また、100種類以上の武器が登場する本作にふさわしいモードも。自分の好きな武器を制作できる「鍛冶」モードです。

「鍛冶」モードでは、武器デザインや武器タイプや性能、使用「スペル」などにポイントを割り振り自由に設定可能。デザインは自分でドットを打つ形になり、武器のリーチが長くなれば多くポイントを消費するので注意が必要です。

とりあえず今回は「Supakun」を制作してみました。耐久力を活かして殴ってよし投げて良し「スペル」で回復に使っても良しという性能。ただし武器としては弱いので、あまり大切に扱うよりはガンガン武器として殴って、最後は投げるか「スペル」で回復するのがオススメです。


制作した武器はSteamワークショップを通じてアップロードされ、世界中のプレイヤーが特定の場面で拾えるランダム武器として登録されます。このスパくんも世界の誰かにきっと使われているのでしょう。

プレイ中拾った他のプレイヤーの作った武器。かわいい。



ここまで紹介してきた『Panzer Paladin』ですが、とにかく遊んでいて悩むことがない、いい意味で「お約束」な王道そのもののレトロ風アクションゲームです。キャラクターデザインやキャラのかけ合い、ステージの雰囲気など日本のファミコンを思わずにはいられないゲームデザインは誰もが遊びやすいのではないでしょうか。




ゲームオーバー画面も素敵

「武器を次々消費して進む」システムがテンポの良さと戦略性を生み出しており、繰り返しプレイしても飽きさせないような工夫が見られます。ただし、その仕様上ボス武器であっても簡単に壊れるため、武器としての愛着を持ちづらいのは難点かもしれません。もちろん地球が侵略されてる現状でそんな事言ってられないということかもしれませんが。

ファミコン時代のレトロな雰囲気と今の時代だから実現できるシステムが融合し、とても遊びやすいアクションゲームとなっている本作。上記のオープニングムービーなどにときめいた方ならばぜひオススメしたい一作です!

余談ですが日本ステージのザコ敵の幽霊が怖い

物語が進み対峙しているのは……?

タイトル:Panzer Paladin
対応機種:PC(Steam)/ニンテンドースイッチ
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年7月22日
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格:2,050円



《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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