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一人用のゲームですが、誰かと一緒に遊ぶとより楽しい―探し物ゲーム『Wind Peaks』開発者ミニインタビュー

カートゥーン調のグラフィックが特徴です。

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一人用のゲームですが、誰かと一緒に遊ぶとより楽しい―探し物ゲーム『Wind Peaks』開発者ミニインタビュー
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Actoon Studio開発、PC向けに7月29日リリースされた探し物ゲーム『Wind Peaks』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、カートゥーン調の世界観が特徴のシンプルな探し物ゲーム。隠されたオブジェクトを見つけていくことで、ストーリーが明らかになっていきます。全10ステージ。記事執筆時点では日本語未対応です。

『Wind Peaks』は、620円で配信中





――まずは自己紹介をお願いします。

Felipe Jorge氏(以下Jorge氏)こんにちは、Actoon Studioの創設者でリードプログラマーのFelipe Jorgeです。Actoonと言うスタジオの名前は「アクション・カートゥーン」、または「カートゥーン・イン・アクション」から取っています。同じく創設者である弟のHugoとは、昔からカートゥーンが大好きで、今はそれを活かしたゲーム開発をしています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Jorge氏本作の開発を始めたのは2019年の始めで、一ヶ月ほど開発を進めた後、一旦中断しました。2019年の残りと2020年の数ヶ月間をそのまま開発が中断していましたので、結果的に本作の開発には計4ヶ月かかったことになります。今のグラフィックのクオリティに到達するまで、3回デザインをやり直しました。本作の開発に全力を注ぐことができたのは嬉しく思っています。


――本作の特徴を教えてください。

Jorge氏本作の特徴の一つはそのビジュアルです。とても個性的で美しく、穏やかな世界にしました。本作は隠されたオブジェクトや背景によってストーリーが紡がれる、探し物ゲームです。プレイするのに反射神経は必要ありません。一人用のゲームですが、誰かと一緒に遊ぶとより楽しいですよ。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Jorge氏私たちは「ヒルダの冒険」と「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」と言うアニメシリーズから多大な影響を受けています。本作の開発を始めた時、たまたまこれらの作品を観ていたのです。本作において、その影響は色合いやテーマ、背景に見ることができるでしょう。本作のゲームプレイは『Hidden Folks』から影響を受けています。誰でも楽しめると言う点と、シンプルゆえにビジュアルに集中することができると言う点が気に入っています。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Jorge氏まだ予定はありませんが、まもなくコミュニティ翻訳に対応するアップデートを実施する予定です。このアップデートにおいて、誰もが本作を翻訳することができるようになりますし、オフィシャル翻訳に参加することもできます。参加を希望される場合、support@actoonstudio.comsocial@windpeaks.comにご連絡いただくか、公式発表をお待ちください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Jorge氏ありました。パンデミック前、私たち5人は賃貸オフィスで働いたり、新規採用のために面接をしたりしていました。全員が同じ部屋にいると言うのはとても楽だったのです。しかしパンデミックが始まると、私、弟、そしてあと一人のアーティストが自宅から本作の完成に向けて作業をすることとなりました。これ以上一緒に仕事をしたいと言う人を見つけることができず、他のメンバーも様々な理由から去っていったのです。そんな状況で本作を完成させるのは、なかなか大変でした。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Jorge氏皆さん、こんにちは!ぜひ本作を遊んでみてください。一生懸命作りましたので、気に入っていただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。



◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
《Chandler》
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