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カジュアルなハクスラARPG『Torchlight III』ペットと共にダンジョンを探索し、要塞で暮らす【プレイレポ】

アメリカのデベロッパーEchtra Inc.によるシリーズ3作目『Torchlight III』のプレイレポートをお届けします。

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カジュアルなハクスラARPG『Torchlight III』ペットと共にダンジョンを探索し、要塞で暮らす【プレイレポ】
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Echtra Inc.が開発し、Perfect World Entertainmentによって2020年10月13日に正式リリースした『Torchlight III』。シリーズ三作目となる本作は、元々基本プレイ無料のMMORPG『Torchlight Frontiers』として開発が行われており、Steamでの早期アクセス開始前に『Torchlight III』としてゲームの方向性やタイトルを刷新し、早期アクセスが実施されていました。そんな本作の内容をプレイレポートにてお届けします。



『Torchlight III』とは



『Torchlight III』は、前作から100年後が舞台となっており、衰退の一途をたどるエンバー帝国は周辺勢力から侵略の脅威にさらされていました。プレイヤーは脅威に立ち向かうべくヒーローとなり、新たな冒険に繰り出します。


ジャンルは、ハック&スラッシュARPG。ダンジョンを探索して鎧や武器、はたまたペットまであらゆる装備を見つけ出しカスタマイズでき、4つのクラスと5つのレリック(サブクラス)で自分だけのビルドを作り上げます。本作は最大4人のオンラインマルチプレイに対応しており、複数のヒーロー同士のコンビネーションプレイも可能。正式版ではオフラインでのシングルプレイも実装されており、今回はそちらでプレイしていきます。

まずはキャラクタークリエイト!


オープニングムービーが終わると、さっそくヒーローの選択に移ります。選べるヒーローは4人。それぞれが得意とする戦い方やクラスが異なります。

◆シャープシューター


遠距離武器と魔法装備を組み合せ、銃や弓での攻撃を得意とする。精密動作スキルで狙いを定め、巧みに敵を撃ち抜きます。固有スキルには曲射による範囲攻撃や爆発する矢などがあり、様々なレンジで戦えます。

◆ダスクメイジ


光と闇の魔法を操り遠距離での戦いを得意とするヒーロー。光魔法のバフと闇魔法の攻撃の組み合わせは強力です。両魔法を一定量使うと短時間自身を強化する。初期装備として謎のキノコを持っている。

◆ フォージド


機械の体だが人の心を持った技術の集大成。遠距離では自らに備わった排熱機構やチェストキャノンを用いて弾幕を張り、近距離では恐るべき近接ファイターと化し乱闘を制します。

◆ レールマスター


名前通りレールを敷き、戦闘列車を召喚する。列車から繰り出される迫撃砲や火炎放射は敵を蹂躙し、手に持つ線路工事の道具は敵を叩き潰す。

各ヒーローは自分好みに見た目をカスタマイズができ、フォージド以外は性別を変更することもできます。今回は中二病的な説明に惹かれ、光と闇の魔法を操るダスクメイジでプレイしていきます。


ヒーローを選択し、次はレリックを設定していきます。各ヒーローには固有のクラスが2つ設定されており、さらにサブクラスとなるレリックを5種類のうちから1つ選択できます。

それぞれ、蜘蛛の群れを召喚し毒スキルを操る「ベイン」、敵を出血状態にし自分を癒す「ブラッドドリンカー」、敵を凍らせ自分を守る氷を作る「コールドハート」、予測不能の電撃を放つ「エレクトロード」、継続して敵を燃やす「フレーミング・デストロイヤー」となります。今回はメインクラスが遠距離クラスということで、敵の接近を阻害できそうなコールドハートを選択しました。


次は冒険のお供となるペットを選択します。ペットは、ヒーローにバフを与えたり敵の攻撃をアシストしたりと頼もしい存在。また持ちきれないアイテムを預けたり、ダンジョン攻略中にも所持品を街まで売却させに行かせたりと便利な機能も備えています。最初は犬、フクロウ、アルパカの3匹から選択でき、毛色や名前も変更可能です。

難易度は5段階から選択可能

いざ冒険の始まり!しかしそこは……


諸々の設定を終え、船は港に到着しました。しかし辺はやけに騒がしく、あちらこちらで火の手が上がっていました。どうやら近くの要塞がゴブリン族により襲われており、今にも門が突破されそうな状況のようです。救助を依頼されたので道中のゴブリン達を蹴散らしながら門にたどり着くと、ボスと思しきゴブリンが登場。いきなりのボス戦でしたが、お供のペットが半分ほど倒してくれて難なく侵攻を食い止めることができました。



戦闘が終わったのも束の間、先程の襲撃で亡くなった兵士を弔って欲しいと頼まれます。墓地まで行き遺品をお供えして欲しいそうです。明らかなお使いクエストですが、それでも引き受けるのがヒーローの仕事でしょう。


墓地の道中にはゾンビが群がっており、倒しながら進んでいくとついにボスが現れました。本作は基本的に一本道のダンジョンとなっており、ダンジョンの最奥ではボスモンスターが戦利品の入った大きな宝箱を守っています。



なんとかボスを倒すと、戦利品に混じって肉球マークの宝箱が落ちていました。開けてみると、なんとかわいい猫が出てきました。ペットの動物はボスの戦利品から入手したり、街のショップで購入できます。ペットを救助するとそのペットが覚えているスキルがアンロックされ、他のペットでも使えるように。ペットにもレアリティがあるので、自分だけの最高の相棒を見つけてみましょう。




要塞に住もう!


ストーリーを進めると放棄された要塞を発見しました。そのことを将軍に伝えると、宿無しだったヒーローの為に住処にすることを勧めてくれました。さっそく要塞に向かい住環境を整えていきます。


要塞は初期状態では破れたテントに草や木々が生い茂り、そのままでは野宿と変わらないような状態。気持ちだけでも整えたいところです。要塞では編集モードで設置されているオブジェクトをしまったり、移動させたりすることができます。オブジェクトは草や木、樽、石畳に至るまでカスタマイズできる自由度が高い作りとなっています。



しかし初期状態で設置できるオブジェクトは限られており、オブジェクトを増やすためにはクラフトをする必要があります。クラフトの材料となる材木や石はダンジョンの道中で採取でき、それらを必要個数集めてお金を支払うとオブジェクトを作れます。


スキルポイントの振り直しができる施設

他にも要塞では装備のアップグレードをしたり、永続バフを与えるオブジェクトの設置もできます。マルチプレイではお互いの要塞に行き来できるので、個性あふれる装飾を施し、自慢の要塞に招待してみてもいいでしょう。




ここまでプレイしてきた『Torchlight III』ですが、シリーズ未プレイの筆者でも非常に遊びやすい作りとなっていました。ハクスラとしてはとてもシンプルなデザインとなっており、序盤時点ではありますが複雑な組み合わせなどを考える必要がなく、ハクスラ初心者でも取っ付きやすい作品でしょう。反面、スキルの種類の少なさやサブクラスが変更できない点など、しっかりとやりこみたい場合にはやや物足りなさを感じるかもしれません。


日本語訳も実装されておりほぼ違和感なくプレイできますが、ムービー中のみ字幕表記がなく、稀に翻訳抜けもあるので注意が必要です。また筆者の環境のみかもしれませんが、頻繁にキャラクターが勝手に動き出すバグが発生し、その度に再起動が必要でした。

『Torchlight III』は現在各ストアにて発売中。ニンテンドースイッチ版は北米時間の10月22日に発売が予定されています。

タイトル:Torchlight III
対応機種:PC(Steam)/Xbox One/海外PS4/ニンテンドースイッチ
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年10月13日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:4,100円


《neko》
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