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体験版の宝石箱や!残り時間あとわずかの「Steamゲームフェスティバル」で良さげな作品をディグってみた

膨大な数の体験版が公開されている「Steamゲームフェスティバル」。まさに「宝探し」的な側面もある本イベントで気になった作品をいくつか紹介していきます。

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体験版の宝石箱や!残り時間あとわずかの「Steamゲームフェスティバル」で良さげな作品をディグってみた
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昨年から定期的に催されているSteamでのオンラインショーケースイベント「Steamゲームフェスティバル」の2021年版が現在開催中です。さまざまなライブストリーミング配信や開発者とのチャットも楽しめる本イベントですが、最も魅力的なのが「これから発売されるゲームの体験版を遊びまくれる」という点。現在公開中の体験版はかなり膨大で、本気で掘ろうと思ったらかなり時間がかかることでしょう。

まさに「宝探し」的な側面もある「Steamゲームフェスティバル」。ということで、今回の記事では筆者が体験版を遊んでいく中で気になった作品を、いくつか紹介させていただこうと思います。体験版を遊びまくる時間のない読者の方は参考になさってください(探すのも面白いので、時間がある人は自分で探してください)!

黄昏ニ眠ル街


黄昏ニ眠ル街』はフリーのイラストレーターであるnocrasさんによる同人ゲームサークルOrbital Expressが手掛け、PLAYISMから発売予定のアドベンチャーゲームです。東洋風のファンタジックな世界観やそれを表現したアートワークが素晴らしく、各メディアからの注目度も高い作品です。


体験版で遊べる部分だけでの感想ですが、ゲームの基本としてはジャンプアクションが主体で、古典的な3Dプラットフォーマーっぽいプレイ感でした。戦闘要素はなく、探索とアイテムの回収が主となっています。

体験版部の難易度はそれほど高いものではありませんし、おそらく製品版でも「めちゃくちゃ難しい」ということは無いのではなかろうかと思います。全体としてリラックスした雰囲気を持った作品です。


本作の最大の魅力は、やはりその作り込まれたグラフィックス/世界観でしょう。前述のとおりオリエンタルな雰囲気を持ちつつも、自動販売機があったりエアコンの室外機があったりなど、現代的な意匠も散見される独特のバランスになっています。

体験版の後半部では、街を舞台にした制限時間つきの収集ミッションにチャレンジすることもできますから、腕に自信のあるプレイヤーの方は遊んでみてはいかがでしょうか。

A Space For The Unbound


A Space For The Unbound』はインドネシアのゲーム開発スタジオMojiken Studioによる、サイドビュー式のアドベンチャーゲーム。現在は「序章」のみが体験版として公開されています。ドット絵で再現された90年代後半のインドネシアの田舎町が再現された、非常に美しいグラフィックや世界観が特徴的です(インディーゲームというもの全体にそういう傾向があるかもしれません)。

日本の風景と共通点もありながら、すこし東南アジアっぽいエッセンスが感じられるのはやはり新鮮で、すべてのロケーションで立ち止まって色々と眺め回したくなります。サイドビューでのADV、かつノスタルジーを感じさせられる題材ということで、カルト的な人気を誇る傑作『夕闇通り探検隊』を彷彿とさせられたりもしました。また、素晴らしい品質の日本語訳もあって、国産のゲームを遊ぶのと遜色ない「わかる」プレイ感覚です。


体験版(「序章」)後半部では物語が大きく動き出し、そして非常に先が気になるところで終わります。まだストーリーや世界観の全貌が見えていませんが、現時点で非常に面白いので、発売された暁にはかなり話題を席巻することになるでしょう。

異国文化に興味がある方やインディーゲームが好きな方が本作を気に入るのは間違いないですし、ゲームに興味のない一般層にまで届きうるような普遍性を体験版から感じました。製品版でどこまでスケールが広がるのか、今から楽しみです。

Kardboard Kings


最後に紹介する『Kardboard Kings』はカードショップ経営シミュレーションゲームです。カードショップというのはトレーディングカードゲーム(TCG)のカードをバラ売りする店舗のことで、TCGのプレイヤーであれば馴染み深い反面、一般の人はほぼ足を踏み入れることのない場所です。新鮮味がありながら興味をひく題材なので、まずこの題材を選んだ時点である程度「勝ってる」作品だと思います。


本作はガチガチのシミュレーションではなく、かなりやることをシンプル化したカジュアルなゲーム。ゲームの要素はほぼ「カードを仕入れること」と「カードを陳列し売ること」のみに集約されます(ちょっとショップを飾ったり内装を変えたりという要素もあるらしいですが、体験版ではあまり関係ありません)。

新聞を読むことでニュースを仕入れ、値段の上がりそうなカードを仕入れていくというような、ちょっとした投資っぽい側面があるのが特徴です。ニュースはたいてい馬鹿らしいもので、例えばキアヌ・リーブスが「このカード好き」とツイッターで言っていたカードの値段が上がったります


ネット販売のバラ売りや売却しに来た客、時には自分でパックを剥くなど様々な手段でカードを集め、それを流行に合わせてうまく売ることでお金が増えていきます。どことなくユーモラスな雰囲気とカジュアルなプレイ感はかなり魅力的で、シミュレーションゲーム初心者でも問題なく遊べるでしょう。

筆者としては、今回のフェスティバルであそんだ体験版の中で最も気に入った作品になりました。実際にカードゲームで遊べたりすると楽しそうなんですが、どうなんですかね?

まとめ


紹介した三作品の他にも、錬金術師シミュレーター『Potion Craft: Alchemist Simulator』や放置系RPG『Loop Hero』など様々な変わり種ゲームが目白押しで、体験版ディグは非常に楽しかったです。

日本時間2月10日午前3時までの実施ということで、残り時間もあと少しという「Steamゲームフェスティバル」ですが、かなり楽しいのでやはり実際に一度は色々探してみるのがおすすめです。体験版と侮るなかれ、下手すると買ったゲームより楽しかったりもしますよ!

《文章書く彦》

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