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2D宝探しアクション『Lost Caves』―「洞窟大作戦」から多大な影響、英語がわからなくても100%楽しめる作品に【開発者インタビュー】

「洞窟大作戦」はスタート時の音楽からテンションが上がりましたよね。

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2D宝探しアクション『Lost Caves』―「洞窟大作戦」から多大な影響、英語がわからなくても100%楽しめる作品に【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Adam D. Smith氏開発、PC/Mac向けに1月30日にリリースされた2D宝探しアクション『Lost Caves』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、巨大なステージで宝探しをする2Dアクション。4つの巨大な地下迷宮を探索し、80個以上存在する宝物を探し出します。迷宮の中は様々な罠やモンスターが待ち受けています。記事執筆時点では日本語未対応です。

『LostCaves』は、720円で配信中








――まずは自己紹介をお願いします。

Adam D. Smith氏(以下、Adam)Adam D. Smithです!パートタイムのインディー開発者で、これまでに2つのタイトルをリリースしてきました!2009年からゲーム開発を行っており、ゲーム開発の学士号を持っています!

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Adam本作の発端は、2011年に私が参加していたテクノロジーサマーキャンプです。2014年には本作の小さなプロトタイプを作りましたが、今の形となる本格的な開発が始まったのは2017年になります。当初は授業のUnityを使用するプロジェクトとして開発を始めたのですが、授業が終わった後にも開発を続けることとしました。

――本作の特徴を教えてください。

Adam本作は多くの2Dアクションでは見られない、巨大なステージを自由に移動できるというコンセプトを採用しています。多くの2DアクションはA地点からB地点に行くというものですが、本作はオープンなものとなっているのです。プレイヤーの目的はステージのあちこちに散らばった宝物を集めることで、好きなときにステージを出入りすることができますよ。



――本作が影響を受けた作品はありますか?

Adam本作は多くのものからインスピレーションを受けています。一番大きなものは、『星のカービィ スーパーデラックス』の「洞窟大作戦」です。「洞窟大作戦」と本作のゲームスタイルはとてもよく似ており、探索しながら様々な場所に散らばった宝物を集める、という部分を本作でも採用しました。他には『スーパーマリオ64』の巨大で自由度があるステージと、拠点となるワールドがある、という部分で影響を受け、ビジュアル面では『洞窟物語』から影響を受けました。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Adamいつになるかはわかりませんが、多くの言語に対応させたいと計画しており、日本語もその中に入っています。とは言え、英語がわからなくても本作は100%楽しめますよ!本作のテキストはルールに沿った記述にしてあります。システムについては「百聞は一見に如かず」を念頭に入れて作りました。看板や宝物の説明は英語のテキストですが、ゲームを遊んだりクリアするのに必要な情報はありません。唯一重要なのはボスを倒した後に入手するアイテムのテキストで、使い方が説明されますが、ビジュアルによるチュートリアルもあるのでご安心ください!もし有志の方で本作のテキスト翻訳にご興味がございましたら、メールでお問い合わせいただけると幸いです。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Adam本作の開発において、新型コロナによるネガティブな影響はありませんでした。何か影響があったとすれば、正直助かったということでしょうか。新型コロナのせいで自宅から仕事をしなくてはいけないという日が何度かあったので、本作の開発にかける時間がより増えたのです。他の方による手伝い(例えばテストプレイ)も、元々リモートで行う予定だったので、そういう意味で新型コロナの影響はありませんでした。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Adam本作の配信をしていただけるとあれば、誰でも大歓迎です。実は本作をプレイしている人がいないか、YouTubeやTwitchを巡回していたりしました。ですので、もし本作を配信していると、私がお邪魔するかもしれません!収益化も大歓迎ですし、Twitchでスピードラン(タイムアタック)をするのも良いと思いますよ。皆さんがどのようにして本作を早くクリアするのか、とても興味があります。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Adam本作では、他の2Dアクションにはないようなユニークで夢中になるような体験が可能です!2Dアクションが得意な方もそうでない方も、本作では新鮮でリフレッシュできる体験を数時間は楽しめます!もし本作をご購入いただき、遊ばれましたら、Steamレビューを残していただけると、私も皆さんの感想を知ることができてとても嬉しいです!

――ありがとうございました。





◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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