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ループに閉ざされた世界を救うRPG『Loop Hero』が秘めるハクスラ的中毒性!時間がみるみる溶けるぞ【爆速プレイレポ】

終わりのないループを「周回」するRPG『Loop Hero』のプレイレポをお届けします。

連載・特集 プレイレポート
ループに閉ざされた世界を救うRPG『Loop Hero』が秘めるハクスラ的中毒性!時間がみるみる溶けるぞ【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2021年3月5日に、Devolver DigitalよりSteamおよびEpic Gamesストアにて配信された『Loop Hero』ついて生の内容をお届けしたいと思います。

『Loop Hero』とは?

『Loop Hero』は、世界が死神によって無限のループに投げ入れられ、あらゆる生命が暗闇に支配された世界で、記憶を失って目を覚ました冒険者が、終わりのないループを打ち破って世界を救うべく「周回」するRPGです。プレイヤーは運動場のトラックのような一周するコースをぐるぐると何度も周回し、その途上で出現するモンスターと戦って戦利品を入手し、キャラクターや拠点となるキャンプ、そしてループする世界そのものをアップグレードしていきます。

まずはチュートリアルを1周してみる

新規で開始すると、まずは世界観を説明するストーリーデモから始まります。デフォルト設定でブラウン管風フィルターがかかっていて、走査線っぽいエフェクトで描かれるドット絵はDOS時代のPCゲームを思い起こさせてなかなかいい雰囲気です。ただ、デモの内容は抽象的で、何か破滅的なことが起きたこと以外はよくわかりません。謎はゲーム内で解き明かされていくのでしょう。

主人公が目を覚ますところでゲームが始まります。周囲は真っ暗で、見えるのは一周する道だけ。チュートリアルの説明によると、プレイヤーは直接キャラクターを操作できず、主人公はこのループする道を辿って自動で進んでいかなければならないようです。

時間が経過して次の1日が始まるたびにモンスターがポップ。このモンスターと接触すると戦闘画面になります。

戦闘も自動で進むため、プレイヤーは介入できません。

その代わり、勝利すると戦利品として装備品がドロップするほか、カードを獲得します。装備品が主人公の戦闘能力を強化するのは一般的なRPGと同じです。

カードは世界が現在の状態になる前の「記憶」を表していて、マップに配置することでさまざまな効果を発揮します。

カードの種類ごとに配置できるタイルの条件は異なっており、隣接するタイルに効果を及ぼしたり、隣り合ったカードの条件によって効果が変わります。そして、カードを配置することで資源を獲得でき、道に配置したカードからは周回ごとに資源が得られます。

道を一周してスタート地点のたき火に辿り着くと、拠点となっているキャンプへ退却可能に。退却時は拾った資源を持ち帰ることができ、これを使ってキャンプに施設を建てられます。施設を建てると新しいカードがアンロックされたり、さまざまなボーナス効果を得ることができます。退却自体はボタンを押せばいつでも出来るのですが、たき火からの距離に応じてペナルティが課され、持ち帰れる資源が減ってしまうので、資源を無駄なく最大限持ち帰るには、毎周たき火まで戻ってから退却するのがいいようです。

こうしてヒーローを強化しながら、再びループに戻り、周回して資源を集めていきます。


ぐるぐる回って戦利品を稼ごう!

2周目からは、いよいよ本格的な攻略が始まります。ループする道の形状や長さは遠征ごとに変わりますが、最初は真っ暗でスライムがちょっとうろうろしているだけという点はチュートリアルである1周目と変わりません。

何日かかけて道を1周し、装備を強化し、カードを配置しながらたき火に戻ってきたら、次の周回に出発します。もちろんここで退却して資源を持ち帰ってもいいのですが、1周では大した収穫はないので、何周も周りながら装備を調え資源を集めていくことになります。

周回するたびに敵のレベルはだんだんと上がって、手強く、新しい種族の敵が登場するように。そうするとドロップアイテムもどんどん豪華に変化し、見たことのない種類のカードが出現するようになります。

本作の主人公にはレベルの概念はなく、遠征中に集める装備によって強化していきます。装備も周回が進むにつれ段々とレベルが上がり、より性能のいいものがドロップするようになります。わずらわしい操作をせずに、装備の強化、カードの配置だけに集中して、何度も周回に挑む感覚は、ダンジョンに潜って強力な装備を探してくるハック&スラッシュに近く、あともう1周、もう1周と続けてしまう魔力があります。

一方で拠点の強化も気になるので、余裕のあるうちに一度退却しておきましょう。持ち帰った資源で、さらに新しい施設をアンロック。

施設の中には新しい種類のカードを解放するものもあります。カードの種類が増えたら、次の遠征に出る前に、デッキを編集してどのカードを持っていくか決めておきます。デッキを組んだり、マップのタイルにカードを配置したりするあたりは、テーブルゲームのようなプレイフィールです。

カード配置でボスを召喚……しかし手強い!

こうしてだんだんと周回する回数を増やしていくうちに、ザクザクと手に入ったカードを配置していくことでマップがどんどん充実していきます。ストーリー的には、主人公が元の世界の「記憶」をそれだけ思い出したということになるのでしょう。そして、この配置したカードが一定数を超えると、たき火のあった場所に町が現れます。

この町に辿り着くとボスが出現して、ストーリーは新たな局面を迎えます。このボスに勝てばゲーム的にも大きく進展するはず。

とはいえ、さすがに初見で倒せるほど甘い敵ではありませんでした。ボス出現のタイミングは左上のゲージでわかるので、ギリギリまでカードを配置したら、装備の収集に専念して、強くなってからボスを呼び出したほうが良さそうです。

ただ、死んでもゲームオーバーになるということはなく、強制的に退却となります。その代わり持ち帰れる資源は盛大に減るというペナルティを受けます。

今回は区切りがいいのでここでやめましたが、前述のハクスラ的要素に加え、手持ちのカードを使ってモノポリーのように経路を改造して有利な状況を積み上げていく感覚は中毒性が高く、気付くと夢中になっていました。はっと我に返ったときには「あ、ヤバい。これ時間が際限なく溶けるヤツだ」と思いました。そんな時間泥棒タイトルなので、みなさんもプレイする際はご注意を。

タイトル:Loop Hero
対応機種:PC(Steam/Epic Games ストア)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2021年3月5日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:1,520円 (2021年3月12日までは15%オフの1,292円)

《齋藤 直樹》
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