CD PROJECT REDは、オープンワールドアクションアドベンチャー『サイバーパンク2077』のパッチ1.2に関する最新情報を公開しました。今回は「警察の行動」「車両のハンドリング」「車両のスタック解除機能」「回避操作の設定」といった修正点が紹介されています。
警察の行動
今回の変更は、警察の行動に関する調整の重要な第一段階となります。プレイヤーの背後に突如NPCがスポーンする問題を軽減し、犯罪行為の直後ではなく、通報後にある程度時間が経過してから警察が現れるように感じることができるはずです。また、犯罪現場を解析する偵察ドローン部隊も新たに導入しました。車両のハンドリング
運転モデルに対するフィードバックを解析した結果、多くのプレイヤーがハンドリング速度にストレスを感じていることが判明しました。なかでも特にPC版でキーボードを使用されている、また家庭用ゲーム機を含むフレームレートが低めのプラットフォームでプレイされている方々が多く、乗り物を制御できないとの声を多数頂戴していました。
これらを受け、オプションに「ハンドル感度」を追加しました。すべての乗り物のハンドリング速度を調整することができ、最大回転半径に影響を与えることなく、インプットを低くすることができるようになります。
低フレームレート時に乗り物の制御が難しくなる問題ですが、フレームレートの極端な変化に対応しきれていないコードが原因であることが判明しました。今回の調整により、20から60+fpsで安定したハンドル速度を体験できるようになっています。
さらに、低フレームレート時にカクつくことが発覚していた個々の乗り物も(プレイヤーが所持できるアーチャー ヘラなど)個別に調整されています。車両のスタック解除機能
ナイトシティでは、乗り物がスタックしたり、オブジェクトに乗っかって動けなくなることがあります。今回、その状態から抜け出す「スタック解除」機能を追加しました。この機能はアクセルを入れているにも関わらず乗り物が動いていない場合に起動し、アクセルを入れながら乗り物を前後に揺らす、あるいは左右に回転させることができます。回避操作の設定
操作設定で、移動キーの二度押しによる回避をオフにすることができます。その代わり、かがむ(切り替え)二度押しで回避することが可能になります(デフォルトではC)。
これにより、キーボードのWASDによる移動自体がしやすくなるはずです。これ以外にも、キーバインドに関する調整は今後のパッチで実装される予定です。
前回伝えられた計画が変更されていなければパッチ1.2は3月後半に配信予定。パッチノート全文は後日公開されるとのことです。