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サウンドアクション『Ynglet』―遊んだことはないがセガの『エコー・ザ・ドルフィン』にインスパイアされた【開発者インタビュー】

いかにもインディータイトルらしい良作です!

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サウンドアクション『Ynglet』―遊んだことはないがセガの『エコー・ザ・ドルフィン』にインスパイアされた【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Nifflas開発、PC/Mac向けに6月5日にリリースされたサウンドアクション『Ynglet』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、落ちないように空中に浮かぶバブルを飛び移っていくサウンドアクション。まるで音楽を奏でるようなアクションとシンプルながらも芸術的なグラフィック、簡単な操作とどこにでも設置できる復活地点など、誰にでも気軽に爽快感のあるプレイができるのが特徴です。記事執筆時点では日本語未対応。

『Ynglet』は、820円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。

Nicklasこんにちは、Nicklasです。ゲームを開発したりアルゴリズムミュージックを作ったりしています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Nicklas元々、本作のプロトタイプとなるものは、2013年のゲームジャムでSara Sandbergと一緒に作りました。その後、2018年か2019年に私が本作のフルバージョンの開発をスタートさせたのです。

――本作の特徴を教えてください。

Nicklas本作一番の特徴は、プレイヤーキャラクターの動きです。バブルの中では自由に動けますが、外に出てしまうと重力の影響を受けてしまい、操作性が極端に落ちてしまいます。そのため、まるでイルカのようにバブルの間をジャンプしていくようなゲームになるのです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Nicklas本作におけるキャラクターの動きについては、メガドライブなどでリリースされていた『エコー・ザ・ドルフィン』からインスピレーションを受けています。しかしおかしなことに、実は私はこのゲームを遊んだことがありません。ですので、遊んだとしたらどんな風かな、といったアイデアをもらったというところでしょうか。ビジュアル面では、エリス・エリクソンによる「Pavan」というコミックから大きな影響を受けています。木の中に住むカウボーイが主人公の、抽象的で不条理なコミックです。

――本作の日本語対応予定はありますか?

Nicklas日本語には対応させたいと思っています。もう日本語訳はできているのですが、問題はテキストに変換する部分でして、今の状態ですと、すべての文字を私が手書きしなくてはいけません。日本語に対応させるには、まず一般的なフォントに対応させる必要があり、今まさにこれに取り掛かろうと思っています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Nicklas残念なことに、私は新型コロナによる自粛生活に上手く対応できず、開発が遅れ、リリースも遅くなってしまいました。すべての人にとって、本当に厳しい期間です。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Nicklas本作の配信も収益化も、まったく問題ありません!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Nicklasまだ日本語に対応できておらず、申し訳ありません。それでも、本作で素晴らしい時間を過ごしていただけると嬉しいです!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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