気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、James Oliver氏開発、PC/Mac/Linux向けに1月8日にリリースされたビー玉アドベンチャー『Marble's Marbles』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、クォータービューのマップ上でビー玉を転がし、ゴールを目指すローリングアドベンチャー。2024年に発売された前作『Mighty Marbles』からイメージががらっと変わり、レトロな雰囲気が特徴です。記事執筆時点では日本語未対応。
『Marble's Marbles』は、920円で配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
James『Marble's Marbles』のソロ開発者、James Oliverです。以前はオーストラリアのパワーハウスミュージアムで長年働いており、そこで展示されているレトロゲームのコレクションを通して、レトロゲームへの愛情が深まっていきました。
好きなゲームはたくさんありますが、最近一番よく遊んでいるのは『Oxygen Not Included』です。
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?
James『Ballance』がSteamで再リリースされ、私はSteam Deckでこれ遊んでみたのですが、とても気に入りました。そして、『マーブルマッドネス』の現代版のようなマーブルゲームを遊びたいと思ったのですが、なかなか良い作品が見つかりませんでした。ほとんどの作品が、誰かが初めて作ったゲームのような出来に感じられたのです。そこで私は、本当に完成度の高いものを自分で作ろうと決めたのです。
まずはステージを1つだけ作り、Redditに投稿したところ、多くの人がとても気に入ってくれました。その反応に背中を押され、すぐにSteamのストアページを作成したのです。こうして、このプロジェクトはアイデア段階からSteamでのリリースまで、わずか2か月で実現しました。
――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?
James本作は、クラシックなマーブルゲームへのラブレター/オマージュとしてデザインされています。インスピレーションとなった主な作品は、『マーブルマッドネス』、『Gyroscope』、『Ballance』、『Hamsterball』の4つです。また、人によっては『Snake Rattle 'n' Roll』など、他のマーブルゲームを思い出すこともあるようです。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。
James開発の中で最も印象的だったのは、それまで存在すら知らなかった数多くのマーブルゲームを発見できたことです。本作について投稿するたび、皆さんが新しいレトロのマーブルゲームを教えてくれました。毎回新しいマーブルゲームを教えてもらうたび、クリスマスプレゼントを開けたような気持ちになりましたね!
――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。
Jamesフィードバックは圧倒的にポジティブなものばかりです。Steamでは100件以上の好意的なレビューをいただいています。このプロジェクトを始めた時は、10件くらいレビューがつけばいいなと思っていたので、100件というのは想像をはるかに超える結果でした。
――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。
James本作の人気を受けて、現在アップデートの開発に取り組んでいます。主に新しいステージの追加で、これによりゲームのボリュームは約2倍になる予定です。
――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?
James現時点では翻訳対応は行っていません。ソロ開発者として、まずはコンテンツの追加とコンソール版のリリースに力を注いでいるためです。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
JamesTwitch配信者が収益化することは問題ありませんし、ゲーム内のすべての音楽はYouTubeやTwitchで安全に使用できるものとなっています。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
James日本のプレイヤーの方々が興味を持ってくださっていることに、心から感謝しています。実は、本作のプレイヤー数はアメリカに次いで日本が2番目に多い国なのです。また、本作についてのX(Twitter)上の日本語の投稿も、翻訳ツールを使ってすべて読んでいますよ。
――ありがとうございました。


◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に900を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。








