『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説

来る2021年11月12日に先駆け、『ELDEN RING』ネットワークテストを体験できました。本記事では『ELDEN RING』の新要素をご紹介いたします。

連載・特集 プレイレポート
『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説
  • 『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説
  • 『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説
  • 『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説
  • 『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説
  • 『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説
  • 『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説
  • 『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説
  • 『ELDEN RING』はPS4でも楽しめるのか!?全世界注目のゲームシステムとプレイフィールを徹底解説

来る2021年11月12日、『ELDEN RING』のネットワークテストが開催されます。筆者は皆様に新要素を紹介するため、一足お先にネットワークテストを体験できました。(なんとラッキーな……!)本記事では『ダークソウルシリーズ』から発展した『ELDEN RING』の新要素をご紹介いたします。

なお、筆者はPS4通常版でプレイしており、テスト版の仕様上シェア機能が使えないため、スクリーンショットは720pでの長時間キャプチャによるものです。画質についてはご容赦ください。

『ダークソウルシリーズ』ってどんなゲーム?

念の為『ダークソウルシリーズ』がどんなゲームなのか、簡単におさらいしておきましょう。ジャンルはアクションRPG。「死にゲー」と言われるほど熾烈な罠と敵をくぐり抜け、装備や能力を強化していき、ボスの撃破を目指します。

敵を倒すと、レベルアップの経験値リソースであり通貨でもある「ソウル」を獲得。『ELDEN RING』では「ルーン」となっています。死亡してしまうと所持ルーンを全て死亡地点に残して、チェックポイントへとリスポーン。またボスへと向かうのですが、落としたルーンを回収できずにもう一度死亡してしまうと失われたルーンは戻らず、稼ぎ直しとなってしまいます。

死亡地点に落ちた「ルーン」。回収すれば死亡前に持っていたルーンを全て回収できますが、回収できずに死亡すれば二度と取り戻すことはできません。

またシングルプレイだけでなく、マルチプレイ(協力プレイ、対戦プレイ)が可能です。シングルプレイ時にも、オンライン時は他プレイヤーの動きが幻影として見えたり、死亡直前の動きを血痕から再生する機能、メッセージを残す機能があります。緩やかなつながりを感じつつ、シングルプレイ中に攻略のヒントを得られるのです。

それでは、『ELDEN RING』の紹介に移ります。

フィールド大幅拡大!追加されたオープンワールド的プレイ感

本作のフィールドは広大です。ネットワークテスト版で訪れた「リムグレイブ」では草原が広がり、城や洞窟のダンジョンが待ち構えているのですが、途中のロードは一切なくシームレスにダンジョンに突入が可能でした。ダンジョン外にも沢山の怪物や人物が活動しています。所謂「オープンワールド」的なプレイ感です。

ダンジョンへの突入/離脱も当然シームレス。冒険の息遣いが感じられます

新しい篝火―「祝福」

シリーズプレイヤーを癒やし続けてきたリスポーン地点―『ダークソウル』では「篝火」でしたが、今作では光煌めく「祝福」がリスポーン地点です。祝福に触れることで、以後ファストトラベルの対象として瞬間移動が可能になります。フィールドの性質上これまでのシリーズよりも繰り返し探索を行うので、ファストトラベルはとても重要です。見つけたら真っ先に触りにいきたいところ。

「祝福」は現在の大目標に光を伸ばし、向かうべき方角を教えてくれます。寄り道せずボスに向かいたいときは参考になるでしょう。

ダンジョンや祝福を発見するとマップに追加されていきます。戦闘中でさえなければ、いつでもファストトラベルが可能です。

また、「地図断片」を入手するとより詳細な地形を確認可能になります。通常、地図断片は街道沿いの石碑で入手できます。これまで通り過ぎていたロケーションの探索ヒントになるでしょう。

フィールドには危険がいっぱい!

ダンジョン外は単なる移動探索パートではありません。不注意に探索していると、とんでもない強敵に襲われることも……。敵によっては、かなりしつこくプレイヤーを追ってきます。地形を生かして撃退するか、なんとか「祝福」まで逃げ込みましょう。

フィールド上のどこでも戦闘が起こり得るため、「いつ戦闘を仕掛けるか」という部分の重要度が増していると感じました。ステルス的な立ち回りはもちろん、敵の誘導、分断などを行うこともでき、広いフィールドを生かしたゲームプレイが可能でした。

採集、クラフト要素が登場

様々な植物、野生動物がフィールド上に点在しています。一度だけ入手するアイテムと異なり、これらの素材は一定周期で再度取得できるようです。採集で取得した素材は「アイテム製作」でアイテムにできます。ネットワークテスト版では投擲物や霊馬の回復アイテムなど、ちょっとした消耗品を製作できました。

時間経過、天候で変化するフィールド

フィールドでは常に時間が流れています。明るさにより視認性が変化するのはもちろん、敵の行動も変化することでしょう。雨の発生といった天候の変化もありました。特定の天候によってのみ起こるイベントや、特定の天候で出現する敵がいるのかもしれません。

霊馬を使ったスピーディな探索と戦闘

これまでのスクリーンショットでお見せしている通り、本作では騎乗できる馬が存在します。この馬は「霊馬」といい、屋外でダッシュ動作をすると実体化。そのまま騎乗して駆け回ることができます。ファストトラベルでは行けない新天地の探索に大助かりです。

地面に剣を擦りつつ斬撃したりと、騎乗攻撃のバリエーションは豊富です。

もちろん騎乗したまま戦闘を行えます。武器によって使いやすさに差はありますが、強攻撃やタメ攻撃など各ボタンによって細かく攻撃を使い分けられるため、使いこなせば安全かつ強力な戦闘手段です。ただし馬に一定ダメージが蓄積すると落馬し、大きな隙を晒してしまいます。無理をさせないようにしましょう。

戦灰と武器の組み合わせを探ろう

ボスの撃破時など、様々なタイミングで「戦灰」と呼ばれるアイテムを入手できます。戦灰は武器をカスタムするアイテムです。祝福での休息時に装備でき、武器固有の「戦技」と武器属性、そしてステータスを変化させることができます。

武器属性は武器固有のものを維持するか、戦灰のものを使用するか選択が可能。消費されず付け替え自由なので、筆者は戦灰を入手する度に組み合わせを探っていました。レベルアップによるステータスアップよりも手軽に、様々な戦法を試すことができます。

今作の戦技。序盤から多くの武器と戦灰があり、選択肢が広がります

一人でも集団戦!遺灰によるNPC召喚

「遺灰」を使用すると、プレイヤーに追従するNPCを召喚できます。『ダークソウル』でのNPCの白サインとは違い、ボス戦以外でもFPを使用して召喚し、死亡するまで連れ歩くことが可能です。使用中は協力プレイができなかったり、「還魂碑」の有効エリアでしか使用できないといった制約はあるものの、非常に強力です。

遺灰」は使用しても消費されず理力などのステータスも要求されません。敵の強さが遺灰の使用を考慮したものとなっている―と感じることもありました。一人プレイのときも、集団戦を想定したプレイをする場面が出てくるでしょう。

乱戦の様子。召喚してもボスの熾烈な攻撃ですぐに撃破されがちですが、還魂碑のエリアでさえあれば遺灰はボス戦でも使用できます

霊体召喚による対戦・協力プレイ。「サイン溜まり」によって効率的なマッチングが可能に

『ダークソウルシリーズ』と同じく、サインから協力者や敵対者として霊体を召喚すると、マルチプレイが可能です。任意の地点にサインを残すと、他のプレイヤーの世界に召喚されるようになります。

本作では新たに「サイン溜まり」というオブジェクトが追加されました。自由な地点にサインを残すのではなく、ボスの前やダンジョンの入口など目に付きやすいポイントにサインを送っておけるのです。特定のフレンドと遊ばない場合でも、気軽にマッチングできるようになりそうですね!

PS4後期タイトルとして円熟したグラフィックとプレイフィール

筆者はPS4通常版でのプレイです。これは発売予定のプラットフォームとしてはほぼ下限といえる環境ですが、グラフィック・プレイフィール共に不満は一切ありませんでした。フィールドを遠くまで見渡すカメラ、騎乗による高速移動、多数の敵と攻撃エフェクトの発生、ライティング条件の複雑な箇所など……重い処理が重なるシーンでもフレームレートは安定していました。

また、オブジェクトのLOD処理(距離などの条件でオブジェクトを一時的に低解像度化すること。高速移動でオブジェクトの切り替えが間に合わず低解像度のオブジェクトが見えてしまう場合がある)や遠方キャラのモーションの低フレーム化が見えてしまうことはオープンワールド系ゲームにはよくある現象ですが、筆者のプレイ範囲でそういった現象は見られませんでした。

グラフィックだけではなく、ロード時間の短さも快適でした。ファストトラベル、死亡時のリスポーン共に高速です。「死にゲー」としてはリプレイの快適さは実に嬉しいですね。


大ボリュームのネットワークテスト!本編も期待大

「ダークソウルシリーズ」からシステムの流れを組む本作。より広大になったフィールドとダンジョンを探索するために進化したシステムを確認できました。筆者は意地悪な敵セット(シリーズ恒例)に何度も殺され、更にあるボスに苦戦し、ネットワークテスト版のクリア地点到達まで8時間ほどかかってしまいました

しかし、全ての要素を遊びきれたわけではありません。一体、本編はどれほど膨大なボリュームを味わえるというのか……。自分だけの「褪せ人」でこの世界を探訪できる日を楽しみですね!

ELDEN RING』はマルチプラットフォーム(PS5,PS4,Xbox Series X|S,Xbox One,Steam)で、2022年2月25日発売予定です。


《KAMEX》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top