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【第2回】『Apex Legends』あなたの使うキャラはどのキャラ?きっとバッチリ、レジェンド診断!

お待たせしました。ミス・大砲の登場です。

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【第2回】『Apex Legends』あなたの使うキャラはどのキャラ?きっとバッチリ、レジェンド診断!
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2019年2月4日のリリース以来、日本国内で爆発的人気を維持している『Apex Legends(エーペックス レジェンズ)』個性のオンパレードなレジェンドたちと同じくらい、そのプレイヤーたちの感性も豊かです。

それだけに、そんなレジェンドたちのうち「自分にぴったりな相性なのはどのレジェンドなんだろう……?」と迷ってしまっている読者の皆様も多いでしょう。

前回の記事ではレイス、ジブラルタル、パスファインダーを紹介しましたが、第2弾となる今回はバンガロール、ブラッドハウンド、ライフラインをピックアップ。あなたが「何タイプ」なのかを更に探っていきましょう。

自分の腕には自信がある?
そんなあなたはきっと……“バンガロール”タイプ!

Apexゲーム内では「職業軍人」と記されるバンガロール。彼女は文字通り、Apexゲームに参戦する前は軍人一家に生まれ、自身も軍へと入隊した生粋の元軍人という経歴の持ち主です。戦争中に行方不明となった兄を探しながら、故郷へ戻る旅費を稼ぐためにApexゲームに参戦し続けているという重い過去を背負っているレジェンドでもあります。

しかしバックストーリーとは裏腹に、日本の『Apex Legends』プレイヤーであれば「私は大砲よ」のイメージが間違いなくあることでしょう。正確に言えば「猛者はスコープを使わないって?私は大砲よ」となるわけですが、もはやネットミームと化しておりバンガロール=大砲なるイメージはしばらく定着し続けると思われます。また、チーターと遭遇する度に「オートエイムなんてものは存在しないわ」という女史のセリフが脳内に流れるのではないでしょうか。「いや目の前におる」キレる、かくいう筆者もその1人です。日本のプレイヤーからは「バンガ」「モク炊きおばさん」そして安定の「大砲」と様々な呼称がされています。

そんなバンガロールは現状、残念ながら大砲を使うことはないですが、軍人らしい、実直な戦い方を行えるキャラクターです。本作には頻繁に登場する超人的な力の持ち主ではないため、無敵にもなれず、また空を飛ぶこともできませんが、FPSゲームにおいて最重要ともいえる視覚を遮断できるアビリティ「スモークランチャー」、ミサイル攻撃を要請し広範囲攻撃を行うアルティメット「ローリングサンダー」、攻撃が掠めただけで移動速度が向上するパッシブアビリティ「駆け足」は被弾を減少させることに役立ち、純粋に強力と言えます。戦局を一変させるような能力こそ持ち合わせませんが、プレイヤースキル次第でそれに近づくことを可能とするのがバンガロールです。

そんなバンガロールは臨機応変な考え方が要。一歩間違えると利敵に繋がってしまうアビリティやアルティメットを使いこなすには、FPSゲームを既に経験しているプレイヤーに向いていると言えるでしょう。一人で風向きを決めたいあなたにピッタリです。

一方、バンガロールは

  • 駆け足あるから余裕余裕「普通に3人おるやんけ!うわ、ちょッッ!」

  • 撃たれて足元にスモーク!味方が一言「状況どうなってんのこれ」

  • 蘇生するわ!スモーク!「いや普通にブラッドハウンド来た笑」

  • 敵がいる!ミサイル要請!「そこ…これから攻めるトコですね、敵は…もっと後ろに逃げましたね」

  • あの場所の敵は動かしたい…ミサイル投下!「アイオブザストームだァァッッ!!!!」

となることには要注意……。情報を取ることが難しくなる簡易的な遮蔽として役立ち、相手のSキーとマウス、もしくはゲームパッドのスティックが壊れて前にしか進めない状態以外での抑止力は抜群のスモークですが、位置や状態の情報を取られてしまった場合には効果が薄くなってしまいます。これは現状、ブラッドハウンドがメタとなっている環境の中で、バンガロールが不遇と言われる原因の1つとなっていることは間違いないでしょう。

そこでオススメしたいのは、相手に向かって直接スモークを撃ち込む方法。こちらも相手が見えなくなるデメリットはありますが、そもそもスモークを撃つのは「時間を稼ぐ時」が多いはず。スキャンをされようと、そもそもの視界を奪えば相手が得られる情報は圧倒的に少なくなります。独特の弾道と敵の動く位置を予測しなければならないので少し難しいですが、この記事を読んだ初心者の方はぜひ練習してみてくださいね。

バンガロールは「シーラカンス」「化石」と呼ばれるほど、既にサービス開始から2年以上が経過している中でも、キャラクターを根本的に変更する調整を受けていないキャラクターという側面があります。シーズン1開幕と共にパッシブアビリティがナーフされ、駆け足発動時の速度が軽減。現在は移動速度30%向上という効果ですが、それ以前は移動速度が40%向上するという凄まじい効果を持っていました。参考までに、執筆現在のオクタンの「興奮剤」通常30%スプリント時40%の移動速度向上がありますが、当時のバンガロールは交戦時にほぼ無条件で、その速度向上の恩恵を受けていたわけです。

「ローリングサンダー」については、シーズン3ではダメージ向上、シーズン6ではクールダウン減少、シーズン7では着弾から爆発までの時間が減少と全般的にバフを受けていますが、直接的な攻撃よりは「攻撃範囲から敵を移動させる、敵を寄せ付けない、敵が固めた守りを壊す」という使い方は変わっておらず、やはりキャラクターを一変させる調整とは言い難いでしょう。シーズン8ではスモークの濃度を低下させるサイレントナーフ(公式に発表されていなかったナーフ)を受け「バンガとは…」と言われた事もありましたが、やはりこちらも後述のブラッドハウンドのように「完全に覆る」ような調整ではありませんでした。また、現在はスモークの濃度は再び濃くなっており、安心して使うことができます。

こうした調整を経ていますが、やはりバンガロールは使用者のFPSスキルが戦闘に直結するレジェンドであることは間違いありません。現在はメタもレジェンドの仕様も変化しているため「そんなのありえない」と言われてしまいそうですが、サービス開始時の『Apex Legends』と言えば「レイス、ライフライン、そしてバンガロール」の、圧倒的に正面からドンパチする戦闘狂パーティーが多かったのです。

メタとなっている環境がウィークポイントとなり、やや姿を見かけにくいバンガロール。ですが、そのポテンシャルは決して低いものではありません。そんなバンガロールを使いこなすラッキーワードは「実力主義」自身の培ったFPSスキルを最大限に活かしたいあなたや、FPSの基礎を学びたいあなたに、バンガロールはいつでも良き相棒となることでしょう。

敵の存在は常に把握しておきたい?
そんなあなたはきっと……“ブラッドハウンド”タイプ!

本作では「科学で敵を追跡するハンター」と記されるブラッドハウンド。「フロンティア史上最高の狩人」としてApexの世界では広く名が知られているようですが、両親を事故で亡くすという悲しい過去を背負っているキャラクターでもあります。その後、古の理を重んじる叔父に育てられ、現在の人格が形成された模様。

そのためか、ことあるごとに「主神が」「主神を」と連呼するので、プレイヤー心理として「この人大丈夫なのか…?」と少し不安になってしまうブラッドハウンド。公式キャラクター紹介でも本名、年齢共に不明と謎に包まれた経歴を持つレジェンドでありつつ、「地球の古代スカンジナビアの神々の天恵に従う」ともあり、やはり叔父の影響が大きい事が伺えます。また、公式にノンバイナリー(自身の性認識に男女の枠組みを当てはめない)と明言されているレジェンドであり、確かにゲーム内でも特定の性別を感じさせるような発言はほぼないかも知れません。プレイヤーからは「ブラハ」の通称で親しまれてもいます。

ブラッドハウンドは現状、「メタ」とも言われる強力なキャラクターです。範囲内の敵を障害物などお構いなしに丸見えにできるアビリティ「全能の目」、視界がモノクロになるものの敵を強調表示し、更に自身の移動速度が30%上昇、効果時間中は「全能の目」のクールダウンも高速化するアルティメット「ハンティングビースト」、敵が残した痕跡を探知可能なパッシブ「トラッカー」と、敵の存在を把握することに長けたレジェンドです。特に「全能の目」は広大なマップを移動しつつ戦闘を行うバトルロワイヤルというゲームの性質上、比較的安全に、かつ一方的に情報を取れる強力な能力であり、索敵、牽制、別部隊の警戒と様々な用途で用いることができます。

そんなブラッドハウンドは常に落ち着いて状況を注視する考え方が要。スキャン(全能の目)を使うタイミングや、トラッカーによる敵の位置の予測など、いつでも冷静に思考ができるプレイヤーに向いているでしょう。

一方、ブラッドハウンドは

  • なんか音しなかった?スキャンしようかな?「敵6人検知、うわめっちゃいた笑」

  • ハイド中にアルティメットボタンを間違えて押してしまい「ドデカ唸り声」

  • 自分が無敵になったと錯覚、突撃し味方が一言「無敵になれるウルトじゃないからそれ」

  • ヘッドショットを受けると「ブラハってやっぱり頭デカいのかなぁ…?」

こんな経験をした、または見てしまった人も多いのではないでしょうか。積極的に動いて情報を取る分「あっ…」となることもしばしば。ですが、肝とも言えるスキャンは自他ともに認める圧倒的な強さであり、本作のプレイヤーであれば「ソナーを探知」と不意に表示された時の「あ、死んだかも」感は分かってもらえるはず。マッチ終盤、自身の陣地からスキャンを互いに撃ち続ける「相思相愛のブラハ」も頻繁に目撃される光景でしょう。FPSゲームにおいて非常に強力な「敵の位置を知る」アドバンテージを自身だけではなく、味方にも共有できるスキャンにより常に優位に立ちたいところです。

こうした今となっては考えられませんが、その昔、ブラッドハウンドもまた「頭でっかち(物理的に)」「主神しか言わない人」などと揶揄されたレジェンドで、その存在感はまるで、屈指のネタ武器として愛されているモザンビークですらなく、控えめに言ってP2020でした。そんなブラッドハウンドが現在の地位に上り詰める要因となった大きな調整をピックアップ、おさらいしておきましょう。ブラッドハウンドの代名詞ともなっているアビリティ「全能の目」(スキャン)。

現在の形となった基礎が作られたのはシーズン4のことでした。それまでのスキャン距離は約3分の1、スキャンにヒットした敵をハイライトする時間も1.5秒。あまりに頼りなさ過ぎる性能をしていたため「位置バレ製造機」「ウルトが本体」などと言われる有様でしたが、当時「ヤケクソ強化」「ブラハ自身が主神になった」「運営も主神を信仰しはじめた」と大いに賑わせた強化により、ブラッドハウンドは一躍します。その後シーズン6開幕とともに、アルティメット「ハンティングビースト」の効果時間中はスキャンのクールタイムが25秒から6秒へと短縮(現在は8秒へと下方修正済み)。更には調査ビーコンのスキャンも可能となる鬼のような強化を受け、地位を確立するに至りました。ここからの活躍は語る必要もない、Apexプレイヤーであれば馴染み深いものとなるでしょう。

プロや一般シーンを問わずに多く姿を見かけるブラッドハウンド。対面で起点を作れる能力から「チームの撃ち合い担当」がピックすることも多いですが、「敵の位置を探れる」「味方に貢献できる」点から初心者にオススメされることもまた多いレジェンドです。

そんなブラッドハウンドを使いこなすラッキーワードは「安全確認」。もちろん状況にもよりますが、たとえスキャンを使用して敵を探知できなくても「簡易的に安全圏を作れた」と考えれば儲けもの。特に初心者の方はスキャンをどんどん使ってみてください。あなたが「ここの状況を知りたい」と思っている時は、意外と味方も「スキャンしてくれないかな」と思っていることが多いはず。堅実に味方と足並みを揃えつつ、敵チームを蹴散らしていきましょう。

味方のサポートに回りたい?
そんなあなたはきっと……“ライフライン”タイプ!

Apexゲーム内では「戦う衛生兵」と記されるライフライン。裕福な家庭に生まれるも、戦争によって築かれた財産に気づいた彼女は家を出て人道支援組織へと加入。Apexゲームに参戦する理由は「賞金の寄付」とまるで聖人ですが、賞金獲得のためには他人の始末も厭わないという一面も持っています。

ライフラインのイメージは、本作を初期からプレイしているプレイヤーとそうではないプレイヤーによって分かれるのではないでしょうか。まずはキャラクターの大幅な仕様変更が加わったこと。強化や弱体ではなく、キャラの基本性能を大幅に変える調整が入ったことがイメージの差別化に大きく貢献しているはずです。また、初期の『Apex Legends』は英語音声のみしか選択できず、その中でもライフラインの音声は一際「訛り」のある英語であったので、それをネタにされていたこともありました。そんな彼女の日本のプレイヤーからの愛称は「ライフ」「ライフラ」など。ご自身も「確かにめっちゃにてるやんwwww」と認知しており、後にクオリティの高すぎるコスプレを披露した歌手の青山テルマさんから「テルマ」と呼ばれることもあります。

現在、ライフラインは主に味方のサポートを得意とするキャラクターです。その場でHPを急速に回復させることができるアビリティ「D.O.C.ヒールドローン」、防具や回復アイテム、アタッチメントが入ったケアパッケージを要請するアルティメット「ケアパッケージ」、自動で蘇生を行えるパッシブ「戦闘復活」と直接的にチームを支える支援能力は本作の中でも随一。俗に「金バック」「守護天使」と呼ばれる、体力とシールドを一定量回復した状態で蘇生が行えるLv.4バックパックとは特に相性が良く、ライフラインがいる敵チームの1人をダウンさせたと思っても状況がなかなか好転しない、逆に追い込まれてしまった経験を持つプレイヤーも多いのではないでしょうか。前線での粘り強さと、ケアパッケージによる戦力の底上げでチームに貢献する、まさに戦う衛生兵です。

そんなライフラインは常にチームに気を配る思考が要。味方のHPを気にしたり、比較的に安全な場所でケアパッケージを投下したり、ダウンした味方を蘇生できるか瞬時に判断したりと、自分だけでなくチーム全体を見渡すことのできるあなたにライフラインはピッタリでしょう。

一方、ライフラインは

  • ドローンを出したものの味方に気づいてもらえない「ドローン出してるよ笑」

  • 自動蘇生を過信しすぎ「その蘇生は強引すぎたね…」

  • ケアパッケージを要請したら敵がウヨウヨ寄ってくる「ふざけんじゃねぇ!」

  • アルティメット促進剤にピンを刺されまくる「分かったから、そこにあるのは分かったから、うん分かってるからね」

こんな経験をした、見たプレイヤーも多いのではないでしょうか?「ヒール出して!」「いやもう出してるわ!ここ!ほら!ここ!!」「あ、ゴメン…」の流れは、もはやおなじみとも言える光景かもしれません。チームの支援に特化しているからこそ、味方と関わる機会も多く、その分「貢献」「文句」とも多くなってしまうのでしょう。ただ、1つ言えるのは「戦闘後、物資を漁っている時にドローンで回復していたおかげで漁夫に対応できた」「ライフラインが要請したケアパッケージのアーマーで命を救われた」プレイヤーも数知れずいるということ。陰ながら、健気にチームを支えてくれるライフラインプレイヤーに感謝を忘れずに。

上述の通り「サポーター」としての活躍が多いライフラインですが、なんとシーズン5途中までは「撃ち合い担当」としてのピックが目立ちました。彼女が「戦闘狂」から「サポーター」となった大きな調整をピックアップしましょう。

調整以降に本作を始めたプレイヤーの方は「ライフラインのパッシブは自動蘇生」というイメージが強いと思いますが、サービス開始から大幅調整までのパッシブは「回復アイテムを他キャラクターより25%高速で使用できる」「蘇生時(当時は自動ではなく手動)に前方へシールドを展開する」というもので、ライフライン本人のヒットボックスが小さいこともあり、特に前者のパッシブを押し出した、レイスに続く戦闘型キャラとしての地位を確立していました。また、現在では全プレイヤーの標準装備となっている「進化式ボディーシールド」。シーズン4より投入、シーズン6より標準導入され、シーズン9で全プレイヤーの標準装備化が行われたアイテムですが、シーズン6の導入までは別個の特殊アイテム枠であり、敵にダメージを与えたとしても一切進化しない、ただの「ボディーシールド」がフィールドスポーンの多数を占めていました。なので「Lvの高いアーマーを手に入れる」ことは今以上に戦闘力に直結しており、「絶対ではないものの、Lv.3アーマーを入手できる可能性のあるケアパッケージを要請できる」という点で、「撃ち合いも支援も任せろ」なライフラインは、現在とは別方向で頼れる存在だったのです。

「戦闘」から「陣取り合戦」というゲーム全体メタの変化もあり、やや姿を見かけにくい印象があるライフライン。シーズン9では自動蘇生時のシールドが削除されるという痛いナーフを受けましたが、ケアパッケージでのアップグレード保証、ヒールドローン回復速度向上などのバフも受け、チームサポーターとしての力は健在です。

そんなライフラインを使いこなすラッキーワードは「見守り」。自身も戦闘に参加しつつ、状況に応じた献身的なサポートでチームと共に勝利を目指してみてください。


《夏上シキ》

フリーランスライター 夏上シキ

ゲームと美味しいご飯とお酒が好き。

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