発売23周年……世界中の英雄、文化相まみえる『チンギスハーンIV』は、『信長の野望』『三國志』にも負けないコーエーテクモ歴史SLGの金字塔なのだ!【特集】 2ページ目 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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発売23周年……世界中の英雄、文化相まみえる『チンギスハーンIV』は、『信長の野望』『三國志』にも負けないコーエーテクモ歴史SLGの金字塔なのだ!【特集】

次のHDは『チンギスIV』で決定ですよね!?ね、そうだと言ってよコーエーテクモさん!

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発売23周年……世界中の英雄、文化相まみえる『チンギスハーンIV』は、『信長の野望』『三國志』にも負けないコーエーテクモ歴史SLGの金字塔なのだ!【特集】
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ところでチンギスハーンの名言と言えばあれですよあれ。「人間の最大の喜びは敵を打ち負かして財産を奪い、その者寄りの者を泣かせ、その者の嫁や娘を抱くことである」という大陸ジャイアニズム宣言。倒す!奪う!泣かす!トドメにNTR!もう一周してすごい。

これ、僕が同じこと言ったらポリスメン案件じゃないですか。でもあのチンギスハーンさんッスよ!?さすがチンさん深いなあ……と思わせられる権威主義の強さよ。ほら、同じ「死にたくない」って言葉でも名もなき人と一休禅師で受ける感想全然違うじゃん?

なんでそんなことを言い出したかというとオルドですよオルド。『蒼き狼と白き牝鹿』と言えばオルド。これは要するにハーレムで、かの光栄ゲーム用語辞典によれば「血縁者・後継者を作るための、喜びと悲しみ渦巻く重要コマンド」なのです。

妃をどんどん増やして子作りして子孫繁栄!実際、本作はシステム的に親族武将が非常に有用なので、毎ターンオルドコマンドも戦略として正しいという血縁ゲームでもあります。人間『ウイニングポスト』。3作目『元朝秘史』では特に妃を口説くためのさまざまな手練手管が求められるという謎の作り込みがあったのですが、さすがにシブサワ・コウから「大人しく!」という発注を受けたと噂の『チンギスハーンIV』での表現は控えめでした。かなシブ。

大陸に進出した頼朝は、各国で妃をゲット。源氏繁栄のために以降は毎ターン妃たちとキャッキャウフフを続けるのでした(最前線の義経「……」)。ちなみに本記事ではオルドオルド言ってますが、シリーズ的にはオルドながら『チンギスハーンIV』では「宴」コマンドとなっています。

ここまでオルド語っておいてなんですが、『蒼き狼と白き牝鹿』といえばオルド、と言い出すのはジンギスカン素人。

いやあのですね。戦略的に正しいが故に、毎ターンオルドってもう必然なんすよ。ドゥフフフ、これも君主の務めじゃええんかええんか。とか言ってられるのは最初だけなんすよ。そのうち「あー子供はよできねーかなー(クリッククリック)」となるわけで、もうお腹いっぱい。1ターンに8人すかはいはい。みたいな。

「『蒼き狼と白き牝鹿』といえばオルドだよね!?」と中学生のように心ときめかせるのはつまりオルド素人童貞。妊活を迫られる疲れた中年男の悲哀をにじませるのがオルド玄人。悲しいねテムジン。そして、そういうのがあると、「ラッチ」さんの存在ってありがたく感じません!?

知らない方に早速説明しましょう!ラッチとはシリーズおなじみの個性的な女性で、あの手この手でガンガン君主に迫ってくるパワフル妃。『元朝秘史』ではラッチに迫られた君主の「うわわ……うわわ~」というセリフが有名ですが、『チンギスハーンIV』では家臣に自分を推薦させたり、通常は宴で話しかけないと妃は寝所に現れないのに勝手に寝所にやってきたりと今回もやりたい放題。

でもですね、そういう自由さって一周してかわいいよね……。いやかわいくはない。かわいくはないがなんかいいよね。僕がオルド結成するとしたら1人はこういう人呼びたい。そろそろコンプラ考えて書け僕。

血縁の大きな利点が、忠誠心の向上と指揮兵数の増加にあります。通常武将が最大兵数3000のところ、親族は4000、王族は5000! 男女の子宝に恵まれた頼朝は、娘をチンギスハーンやムカリに与えて源氏一門に迎え入れます。そして中国圏の豊かな文化に囲まれ有能に育った息子・源盛家を総大将としてイスラム圏にまで西征しました。
北条時政に自分を推薦させるラッチさん。本作で最もキャラの立ったヒロイン枠です。たぶん。

《うどん》
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