『夢をみる島』のパネルダンジョンが物足りなく、自分たちで「ダンジョンメーカー」を作ることを決意―ダンジョン作成シム『Super Dungeon Maker』【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『夢をみる島』のパネルダンジョンが物足りなく、自分たちで「ダンジョンメーカー」を作ることを決意―ダンジョン作成シム『Super Dungeon Maker』【開発者インタビュー】

ゲーム作りの練習にも良いですね。

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『夢をみる島』のパネルダンジョンが物足りなく、自分たちで「ダンジョンメーカー」を作ることを決意―ダンジョン作成シム『Super Dungeon Maker』【開発者インタビュー】
  • 『夢をみる島』のパネルダンジョンが物足りなく、自分たちで「ダンジョンメーカー」を作ることを決意―ダンジョン作成シム『Super Dungeon Maker』【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、FIRECHICK開発、PC向けに2月16日に早期アクセスが開始されたダンジョン作成シミュレーション『Super Dungeon Maker』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、2D『ゼルダの伝説』風のダンジョンを自分が好きなように作れるシミュレーション。敵、トラップ、秘密の部屋などを好きなように配置し、他のプレイヤーと共有することが可能です。記事執筆時点では日本語未対応。

『Super Dungeon Maker』は、1,520円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Julian&Lindaこんにちは。自己紹介と本作の紹介をする機会をいただき、ありがとうございます!私たちはJulianとLindaで、一年と少し前、一緒にFIRECHICKを設立しました。Julianが技術的な部分を担当し、Lindaがアート面を担当しています。Julianの一番好きなゲームは『ダークソウル』で、Lindaの一番好きなゲームは『天地創造』です。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Julian&Linda私たちは2人とも『ゼルダの伝説』のファンでして、2019年の『夢をみる島』リメイクの「パネルダンジョン」にとてもワクワクしていました。しかし残念なことに、この「パネルダンジョン」は自分が遊んだことのあるダンジョンの部屋をアレンジし直すことしかできず、「ダンジョンメーカー」としては物足りなかったのです。Julianは自分たちで「ダンジョンメーカー」を作ろうと思い立ち、Lindaを納得させるのにはそう時間はかかりませんでした。

――本作の特徴を教えてください。

Julian&Lindaプレイヤーは自分で好きなようなダンジョンを作り、アップロードできます。何体の敵が登場し、いくつのトラップを設置するかなどを選択する事ができ、これは昨今のゲームでもかなり珍しいものでしょう。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Julian&Lindaあらゆる人に遊んでいただき、楽しんでもらいたいですが、本作は間違いなくダンジョンクロウラーや昔の2D『ゼルダの伝説』作品が好きなプレイヤーをターゲットにしていますね。また、ゲームデザインやステージデザインに興味がある人にも遊んでみていただきたいです!

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Julian&Lindaコンテンツについての詳細や早期アクセスの期間について、今言えることは多くありません。私たちの目標は、コミュニティと親密にやり取りし、本作を私たちが望む形というだけでなく、プレイヤーたちが真に望むものにすることなのです。つまり、具体的なことはこれから決まってくるということですね。しかし、今私たちは「パズルパッケージ」を作っており、これによりプレイヤーの方々にはより難しいパズルを作っていただく事ができるようになります。これはプレイヤーの皆さんからもリクエストが最も多いものの一つですね。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Julian&Linda本作の開発当初から、コミュニティと親密にやり取りして開発を行うことは、私たちの目標でした。早期アクセスにより、これが現実となったのです。すでにプレイヤーたちからのフィードバックは何ページにもなっており、リクエストの多い要素をすべて入れることができるよう、全力で作業をおこなっています。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Julian&Linda先ほども述べたように、本作が主に影響を受けたのは『ゼルダの伝説』シリーズです。しかしもちろん他にも多くのゲームや媒体から影響を受けています。作る、という要素は『スーパーマリオメーカー』や『Levelhead: Platformer Maker』から影響を受けていますし、プレイヤーの皆さんはNPCたちのセリフに様々な元ネタがあることにすぐ気がつくでしょう。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?

Julian&LindaパブリッシャーのRokaplayに連絡してみてください。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Julian&Linda開発チームは私たち2人だけで、アパートで一緒に暮らしていますので、新型コロナの開発への影響はそれほどありませんでした。「自宅で作業をする」というのが「独りで作業をする」ということにならないので、私たちはとても幸運ですね!

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Julian&Lindaもちろんです。どこでもお好きなところで本作の面白さを周りに広めていただけると嬉しいです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Julian&Linda皆さん、こんにちは!私たちのゲームに興味を持っていただき、ありがとうございます。私たちは日本語が話せませんが、ぜひ本作を楽しんでいただけると嬉しいですし、本作のコミュニティとDiscordサーバーに参加していただけると嬉しいです(日本語は少しだけ勉強したんですけどね)。「お世話になります(訳注:ここだけ日本語でご回答いただきました)」

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。


《Chandler》
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