『Shadow Warrior3』は中国!日本!ニンジャ!妖怪!ゴア!全部混ぜた超ゴキゲンなシューターだ!【爆速プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Shadow Warrior3』は中国!日本!ニンジャ!妖怪!ゴア!全部混ぜた超ゴキゲンなシューターだ!【爆速プレイレポ】

中国生まれのニンジャを操作し、銃と刀で妖怪退治といきましょう。

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『Shadow Warrior3』は中国!日本!ニンジャ!妖怪!ゴア!全部混ぜた超ゴキゲンなシューターだ!【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。私もプレイするまで正体が掴み切れず泣いています。そこで“なるべく早く”をモットーに、ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」。

今回はFlying Wild Hogが開発し、Devolver Digitalが2022年3月1日にPC(Steam)/PS4/Xbox OneでリリースしたハイスピードニンジャゴアFPS『Shadow Warrior 3』について生の内容をお届けします。

『Shadow Warrior 3』とは?

主人公のLO WANGさん。
Steamのライブラリで確認できる過去のLO WANGさん。同一人物です。

本作は『Duke Nukem 3D』を制作した3D Realmsが97年に販売した傑作FPS『Shadow Warrior』のリメイク作であるところの、2013年版『Shadow Warrior』シリーズの最新作です。

アジアンテイストのある建物と奥に鎮座した大仏がたまりません。

中国のような、はたまた日本のような不思議な世界設定、忍者というよりニンジャ……!な主人公、とびきりのゴア表現などなどが魅力のハイスピードなシューターとなっています。また、ハクスラ要素・マルチプレイなどを取り入れた『Shadow Warrior 2』から一転、ふたたび『1』のように1本道のシンプルな一人プレイ用シューターに生まれ変わったのも特徴です。

前作『2』のラストに呼び出されてしまった龍を巡って、主人公のLO WANGが世界の崩壊を防ぐために奔走します。完全に前作からの続きモノではあるのですが、ともかく……

  1. LO WANGが前作のボスを倒したら……

  2. 封印されていた龍が呼び出されてしまい……

  3. 今は世界が大変!

プレイ前に把握しておくべきはこれだけ。それにしっかりとオープニングで前作までのあらすじや現状をざっくり説明してくれるので問題ありません。

『Shadow Warrior 3』の実内容に迫る!

下着姿でちょっぴり傷心中

前作、前々作にも登場したHojiという悪魔?の相棒の形見の仮面を前に、復活してしまった龍をどうにか討伐しようとした経緯を独白しているところから物語は始まります。独白は同時にプレイヤーのチュートリアルとなっているため、過去の経緯と基本操作を同時に知ることになるわけです。

空前絶後のバッサリ感。

このゲームで重要なポイント、それは左クリックで射撃!右クリックで刀!以上!とにかく左クリックすると現在構えている銃を撃てますし、右クリックで刀を構えて振り回します。銃で敵を倒すと回復が、刀で敵を倒すと弾薬が手に入るため、使い分けが攻略にあたって重要なポイントです。

敵の集団を一網打尽にすると、「邪悪なツタ」とよばれるものが黄色く光りだし、射撃や斬撃で消滅させ、先へ進めるようになります。良い意味でも悪い意味でも基本はこれの繰り返しです。

他にもチュートリアルでは2段ジャンプや空中ダッシュ、緑のツタが生えている部分は壁走りが可能なこと、Cキーを押すと相手を吹き飛ばす気功波が使えることなどを教えてもらえます。

死体から拝借します。

ゲームを進めていくと早い段階でグラップリングが可能になる装備を手に入れ、さらにスピード感アップ。移動に使うだけでなく、戦闘中に可燃樽を引き寄せたり、敵自体に引っ掛けて一気に距離を詰めたりとアクションの幅が広がります。

道中に見かけるこのようなオーブ。2種類あり、それぞれ銃とキャラクターのアップグレードに使用できます。

銃には弾薬上限を増やしたり新たな性能を付与したりと様々な強化項目があります。強化を繰り返すごとに必要なオーブは増えていくので、一つの武器を一点突破で強くするかすべてをまんべんなく強化するか考える必要はありそうです。

鎧武者の兜だけの妖怪、その名もレーザー・ショウグン。顔が開いてレーザーを撃ってきます。

このゲームの気持ちよさ、それはとにかくアンストッパブルな戦闘に他なりません。全方位から現れる敵を適切な武器で素早く処理するという、シューターの根源的楽しさをこれでもかと楽しめる作りが用意してあります。

とにかく目についたものを撃て!

ちなみにこのゲーム、リロードが要りません。正確に言えばリロードは用意されていますし、使えはします。しかし、武器を切り替えるとすぐさまマガジンがフルになるというおもてなしっぷり。「何リロードなんかしてんだ。他の武器使え他の武器!」という開発からのメッセージなのでしょう。実際このシステムのおかげでリロードを挟んでまで同じ武器を使い続けるより、撃ちきったら瞬時に持ち替えるほうが火力が出せます。さらに「この武器に切り替えたんだから相性のいいこの敵をターゲットにしよう」といった戦略性も同時に生まれるわけです。

FINISH HIM的な絵面

次に「フィニッシャー」の存在。敵を倒すと落とす「フィニッシャーオーブ」を集めることでゲージが上昇し、貯まると敵を一撃で倒せるフィニッシャーが使用可能になります。問答無用で敵を倒せるのはもちろんのこと、「ゴアツール」というボーナスまで手に入ります。このゴアツール、ほぼすべての敵にそれぞれ違う武器が用意されており、例えば氷を飛ばしてくるクグツという敵(上の写真参照)はコアである氷の脳を取り出して氷結グレネードとして使えます。

内蔵をグッとして武器をゲット

他にも巨大ハンマー、ドリル、斬りつけるとスローになる刀など、敵に合わせた武器が手に入るため、強敵の出現というピンチは同時に強力武器ゲットのチャンスとなるわけです。巨大な敵にはフィニッシュゲージが2ゲージぶん必要になるなど制限はありますが、ここぞというタイミングで繰り出すことで戦況を一変させる力を持ちます。


とにかく戦闘を楽しんでほしいという点に集中して作られたような印象を受ける本作。『Serious Sam』シリーズや2016年版『Doom』シリーズのような戦いに明け暮れたい!という方や、ぶっ飛んだ中国・日本のような世界設定に惹かれた方にオススメです。『Shadow Warrior 3』は通常版が4,900円、サントラやゲーム内スキン、デジタルアートブックの付属したデジタルデラックスエディションが5,910円で発売中です。

君本当にタヌキ?
  • タイトル:『Shadow Warrior 3』

  • 対応機種:PC(Windows)/PlayStation 4/Xbox One

  • 記事におけるプレイ機種:PC(Windows)

  • 発売日:2022年3月1日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:3.5時間

  • 価格

    • Steam:4,900円(通常版)・5,910円(デジタルデラックスエディション)

    • PS4:5,170円(PS Now対象のため会員は追加費用不要で7月5日までプレイ可能)

    • Xbox One:5,850円



《KADEN》

三度の飯とゲームが好き KADEN

1986年、横浜に生まれ落ちる。祖父が持っていたPC9800シリーズとFM-TOWNSによって目覚め、Dreamcast版タイピングオブザデッドに教育され、正月に購入したHalf-Life 2とBattlefield 2によって後戻りできなくなる。 最近はゲームにかこつけて料理の記事も上げたりする。

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