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『カートライダー ドリフト』は“誰でも・誰とでも”楽しめる! かわいいキャラと本格レースのギャップ満点な先行プレイ体験

世界中のプレイヤーと競い合うオンラインレースゲーム『カートライダー ドリフト』の発表会が先日行われました。「競争」から得られる爽快感を重視したゲーム性から課金の体制まで、こちらでまとめて紹介します。

連載・特集 プレイレポート
『カートライダー ドリフト』は“誰でも・誰とでも”楽しめる! かわいいキャラと本格レースのギャップ満点な先行プレイ体験
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ネクソンは、『カートライダー ドリフト』の事前登録を8月18日より開始。このタイミングに合わせ、都内にて本作の発表会が開催されました。

この『カートライダー ドリフト』は、「カートライダー」IPの最新作にあたり、シリーズの原点となる『クレイジーレーシング・カートライダー』は全世界累計で3億8,000万ユーザーを獲得した人気タイトル。公式大会もたびたび行われ、かつては日本向けの展開も行われていました。

この人気IPの新展開となる『カートライダー ドリフト』について明かす発表会では、その魅力や特徴に関する説明が行われたほか、正式サービスに先駆けた試遊体験の場を提供。その発表会で明かされた情報の数々や、直接体験したプレイ感などをお届けします。

■発表会で判明した『カートライダー ドリフト』の特徴と課金への姿勢

発表会では、開発ディレクターやマーケティング室長などが入れ替わりで登壇。それぞれの立場から、本作の特徴的な要素や今後の展開などが語られました。その説明の中にあった、特に大きなポイントとなる要素についてまとめ、各項目別に紹介します。

●アクセスのしやすさ&基本無料で、誰でも気軽に遊べる

本作の提供形式は、基本プレイ無料。つまり、ゲームソフト分の費用はかかりません。また対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/PC(Steam)/iOS/Androidが予定されています。

初期費用がかからず、本作にアクセスできるデバイスもかなり多いため、誰でも気軽に楽しめる環境作りが行われている『カートライダー ドリフト』。本作はUnreal Engine4の採用による迫力あるゲーム体験が味わえるので、据え置き機やPCならばその醍醐味をたっぷりと楽しめることでしょう。

また、場所を選ばずいつでも手軽にプレイしたい場合は、スマートデバイスでのプレイが最適です。プレイヤーは自身の環境や好みに合わせ、『カートライダー ドリフト』のプレイスタイルを選択できます。

●ライバルは世界中のプレイヤー。誰とでも戦えるオンラインレース

本作はクロスプラットフォームに対応しており、マルチプレイにおけるハードの壁がありません。デバイスが異なるプレイヤー同士が、同じレースで競い合うことができます。また、国同士の隔たりもないので、世界中のプレイヤーとともに『カートライダー ドリフト』を楽しめます。

マルチプレイ時には、最大8人による同時プレイが可能。対戦はもちろんのこと、チーム戦も用意されているので、世界中のプレイヤーはライバルでありながら、時には仲間となってレースを盛り上げてくれます。

また、クロスプラットフォームだけでなく、クロスセーブにも対応しているので、外出時はスマホ、家に帰ったら家庭用ゲーム機やPCで遊ぶ、といったプレイスタイルも可能です。

●ドリフトがカギになる「スピード戦」と、アイテム運で逆転可能な「アイテム戦」

マルチプレイで遊ぶモードは、ドリフトが勝負のカギを握る「スピード戦」と、一発逆転が狙える「アイテム戦」の2つを用意。「スピード戦」は、ボタン操作(スマホはタッチ操作)で発動する「ドリフト」を使うと専用のゲージがたまりやすくなり、このゲージが満タンになると「ブースト」が発動可能になります。

「ブースト」を使えば一気に加速できるので、いかに「ドリフト」でゲージをため、「ブースト」を効果的に使うかが、「スピード戦」で勝利を掴むためのカギといえます。「ドリフト」自体は「アイテム戦」でも使用できますが、ゲージをためて「ブースト」できるのは「スピード戦」だけの醍醐味です。

「アイテム戦」は、コース上に設置されているボックスから様々なアイテムを入手し、使いこなすレースです。対象を吹き飛ばす「ミサイル」、行く手を阻む「バリケード」といった攻撃系から、チームメンバー全員を攻撃から守る「天使」、対象にくっついて引っ張ってもらう「マグネット」など、防御系や加速系のものまであります。

ちなみに、「アイテム戦」ではドリフトでゲージはたまりませんが、「ブースト」自体はアイテムとして獲得でき、これを消費することで加速が可能です。

●練習からタイムアタックまで、ソロプレイも可能

『カートライダー ドリフト』はオンラインレースゲームですが、「ライセンス」や「タイムアタック」といったソロプレイ用のモードも用意されています。

「ライセンス」は、アイテムの使い方や「ドリフト」のテクニックなどが学べるモード。また「タイムアタック」は、自分が出した記録の塗り替えに挑戦したり、コースに慣れる練習の場にもなります。

「ライセンス」で基本操作を身に着け、「タイムアタック」で練習に打ち込む。そのまま記録に挑むもよし、磨いたテクニックを「マルチプレイ」で披露するもまたよしです。

●自分の個性を演出する「カスタマイズ」など、多彩なコンテンツを用意

レースによるゲームプレイだけでなく、本作で楽しめる要素として「カスタマイズ」があります。これは、自分が操作するカートを彩るモードで、パーツの組み合わせやカラーリング、ステッカーなどを選ぶことができます。

ゲームプレイを通して獲得したカートを自分好みの色に染め上げ、ナンバープレートやホイールなどのパーツを付け替え、ボディに貼るステッカーを自作すれば、世界に1台しかない自分だけのカートが完成。

ペイントは色味の変更だけでなく、「レジェンド」という項目には柄アリのラッピングも。これひとつだけでも、見た目の印象がガラッと変わります。

ステッカーは用意されたデザインのほか、オリジナルステッカーの作成も可能。発表会では、複数の図形を組み合わせたステッカーが披露されました。またステッカーは、張る場所やサイズ、角度などを自由に変更できるので、ここも個性が光るポイントになりそうです。

このほかにも、様々なミッションに挑戦する「チャレンジ」、ゲームプレイやチャレンジなどでランクを上げ、アイテムを獲得する「レーシングパス」といったコンテンツが用意されています。

●勝敗を左右するのは腕前のみ─「Pay to Win」ではない課金体制

基本無料プレイといっても、こうしたゲームには課金要素がつきもの。そのスタイルはゲームごとに様々なので、どんな課金形態なのか気になる方も多いことでしょう。特に対人戦が多いゲームでは、課金内容によって有利不利が出てくるケースもあります。

開発総括ディレクターのチョ・ジェユン氏によるビデオメッセージの中で、本作の課金体制について言及。チョ氏は、「Pay to Winのゲーム性は目指していません」とコメントしました。

「Pay to Win」とは、金を使った者が勝つという言い回しで、基本無料のゲームにおいては「課金コンテンツに手を出したプレイヤーほど有利になる」といった意味合いを持ちます。ですがこの『カートライダー ドリフト』は、「Pay to Win」に依らない体制を目指す模様です。

さらにチョ氏は、レースゲームの面白さは「競争」にあるため、競い合う相手がいることが重要だと語り、「同じ条件のもとでプレイできる環境を作ること」を重要な目標として掲げていると明かしました。

「Pay to Win」に傾くゲームは、勝ちたいプレイヤーが積極的に現金を使う一方で、投じた金額で勝利が傾くバランスを嫌がる層が去りやすい面もあります。

「競争」を面白さと捉え、その楽しさを十分に引き出すためには、プレイヤーの総人口が多くなければなりません。そうしたゲーム環境を構築すべく、『カートライダー ドリフト』は「Pay to Win」ではない課金体制を目指すものと思われます。

またチョ氏は、レースでの競い合いについて、「プレイヤーの努力、そして0.1秒の判断とコントロールだけ」と述べ、プレイヤーの技量と経験こそが『カートライダー ドリフト』の勝敗を左右すると明示。この発言もまた、「Pay to Win」とは異なる道を目指す方向性の裏付けと言えそうです。

こうした課金要素について、発表会終了後に改めて関係者に質問を投げかけたところ、いくつかのご返答をいただきました。まず、作中に登場するカートはゲームを進行させることで、その大半を無料で入手可能。そして「レーシングパス」にプレミアムコースのようなものがあり、これが本作の課金要素(もしくはそのひとつ)になります。

プレミアムコースでは、受けられるミッションが増えたり、入手できるカートの種類が増えるといった恩恵が得られるとのこと。無料でも楽しめるコンテンツ内のボリュームが増加する、といった捉え方が近いのかもしれません。

そして、「カートごとに性能が異なり、それが課金要素になるのでは?」とこちらが予想して質問したところ、ランクが上がるともらえるポイントを使うことで、カートの性能をカスタマイズできるとの回答が。このポイントは任意で振り分けられますが、入手できる総ポイントに差はなく、例えば同じランクのプレイヤー同士ならポイントの優劣はないようです。

プレイヤーの拡大が求められる「競争」に重きを置き、自身の腕前こそが勝敗を左右するといった方針を打ち出した『カートライダー ドリフト』。基本無料かつアクセス手段の多さで間口を広げ、クロスプラットフォームのオンラインプレイによって世界中のプレイヤーがライバルになる本作は、「誰でも」「誰とでも」を目指す1作になる可能性を秘めています。

■見た目は可愛く、中身は実力勝負のガチレース

壇上での発表が終わると、用意されたスマホやPC、PS4での試遊体験が提供されました。「スピード戦」のドリフト要素などは前述した通りなので、ここでは試遊した際のプレイ感を中心にお届けします。

まず操作性についてですが、スマホ版は仮想ボタンのプレイになるため、適切な操作は少々慣れが必要かもしれません。スマホ向けのレースゲームのプレイ経験に左右される部分も大きいかもしれませんが、少なくともあまり経験がないプレイヤーの場合、まずは「ライセンス」からやり込むのが良さそうです。

PS4版は当然コントローラーで操作しますし、PC版はコントローラーだけでなくキーボード操作もできます。ただし今回の試遊では、PC版もコントローラーでプレイする形でした。

コントローラーによる操作はやりやすく、カートを思った通りに動かせます。ハンドル操作は効きが良く、そのためむやみに動かし過ぎると壁にぶつかってしまう場合もありますが、これはプレイヤー(今回は筆者)の問題が大きく、塩梅を見極めれば華麗な操作が楽しめそうです。

ドリフトはどちらの操作でもボタン(スマホは左右と同時押し)だけで出せるので、発動自体は難しくありません。ただし、ドリフトしっぱなしも良くないので、どこまで効かせるか、どこで切り上げるかが腕の見せ所になるでしょう。

説明を受けた通り、「スピード戦」でドリフトを決めるとゲージの伸びがかなり良く、「直線でもドリフトを効かせながら走り、ゲージがたまったらブースト」といったスタイルも有効かもしれません。

操作全般の反応はよく、それだけに見極めを誤ると失速することも多々。ドライバーたちが可愛らしく、また全体的にポップかつキュートなので簡単そうなゲームに見えるかもしれませんが、その実かなり本格的な腕前が求められるのではと実感しました。

「スピード戦」におけるドリフト稼ぎとブーストによる順位争いや、「アイテム戦」の立ち回りなど、いずれも一定のテクニックが欠かせません。だからこそ、想定通りにレースが展開した時の心地よさはまた格別。限定的なプレイでしたが、腕前だけで競い合う本格レースの一端が感じられました。

『カートライダー ドリフト』の配信は、2022年内を予定しています。すでに事前登録が始まっているので、興味が沸いた方は登録をご一考ください。

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※画面はすべて開発中のものです。


《臥待 弦》
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