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可愛いけど本格派!2D横スクACT『Glimmer in Mirror』動く髪で見る映像美も一緒に楽しもう【爆レポ】

シロなのか、クロなのか、キラなのか?

連載・特集 プレイレポート
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目まぐるしく移り変わる世の中、ゲーム業界も光の速さで進歩し、どれが自分に合うゲームなのか見極めるのは誰にとっても悩みどころです。懐の予算や遊ぶ時間と向き合いながら、いますぐ新作ゲームの情報が知りたい。そんなときのための「爆速プレイレポ」でございます。

今回は、MapleDorm Gamesが開発し、2023年1月10日に早期アクセスを開始した『Glimmer in Mirror』をプレイして気になる内容を紹介します。

Glimmer in Mirror』とは

本作は、主人公の少女・シロを操作して鏡の世界を探検し、道中で手に入る様々な能力を駆使しながら進むメトロイドヴァニアの2D横スクロールアクション。丁寧に作り込まれた幻想的なグラフィック、物理演算による滑らかなアニメーションの他にも、どことなく漂う和製作品の影響もあって馴染みやすい作風です。

また、本作は日本語をはじめとした複数言語に対応し、ボタン表記ありのフルコントローラーサポートを完備しています。

ゲーム中では、主人公の名前が“キラ”になっている。

可愛さに似合わぬ本格アクション

ゲームを開始するにあたり、まずは難易度を選択します。一番難しいエクストリームはロックされているので今回はノーマルでの進行となりましたが、そこらのザコ敵はともかく、ボス戦は割と厳しい構成になっているので不安な方は素直にカジュアルを選びましょう。

その後、本作のビジュアル面への注力を存分に感じられるオープニングを経て、キャラクターがデフォルメされたゲーム画面に移ります。基本移動は左右、ジャンプや段差すり抜けで上下に動くことができ、アイテムを拾ったりセーブポイントに触れるインタラクトも上キーという伝統的なクラシックスタイル。ジャンプに関しては強弱の概念があり、設定で常に大ジャンプすることも可能です。

ストーリーが進むと、王冠の姿をしたレオが仲間になり、同時に弱攻撃に相当する“ライトボール”のスキルを取得。この世界における魔力か魔法的な“グリマーの力”を集め、それを使い分けて道を切り開いていくことになります。

ライトボールは敵との戦闘はもちろん、障害物を破壊することもできます。弱攻撃なので消費やクールダウンもなく、現実のプレイヤーの指が損なわれないかぎり連射もできる使いやすいスキル。それに加えて、若干のホーミング性能も備えているので、浮遊系の敵に対処する場面でも効果的です。

さらに物語が進行して新しい障害物が出てくると、それに対応する形でスキルも増え、ゲームが複雑になっていきます。長押しでチャージショットを撃てる“ライトスプラッシュ”や範囲内の時間を止める“集光”など、クールダウンを必要とする代わりに、より強力なスキルが登場して全体的な攻略の幅が増えていきました。

戦闘だけでなく、本作は横スクロールアクションらしいステージギミックも豊富で、同ジャンルの作品として求められる要素が一通り用意されています。序盤の段階では敵の攻撃をかいくぐって駆け抜ける展開はありませんでしたが、タイミングを計ってジャンプしたりノコギリを避けていく場面があるので、戦闘も含めてアクションゲームの醍醐味はしっかり味わえる一品です。

さらさらの髪の毛から見える本気

アクションの完成度も然ることながら、本作の最も“目に見える”特徴としては、やはり映像表現に関する部分。主人公の全身以上を占める青いロングヘアーの流れるような動きを見ていると、それ自体がまるで生き物のように感じられます。風の力でふわっと持ち上げられて揺れ動き、ジャンプや落下の最中にも違和感のない自然な形で乱れるので、このあたりの力の入れようは本物です。

それだけでなく、作品の世界観を表現するために手描きの絵本を思わせる濃い色合いの背景など、全編にわたってノスタルジックな風景のステージがプレイヤーの心に訴えてきます。足元の草花や落葉も動的なグラフィックとして細かく制御され、ある意味、画面の中で生きているかのような現実の風景を切り取ってきた感覚さえありました。

本作に対する開発の姿勢は本気の一言で、アクションとは別に、ひとつのビジュアルゲームとしても楽しめます。ストーリーも生命に関するシーンが出てきますが、重すぎず軽すぎず、マップの空き具合からしてボリュームへの期待も大です。先述の通り、ボス戦などのアクション面も十分な手応えなので、ぜひプレイを検討してみてはいかがでしょうか。


『Glimmer in Mirror』は、Steamにて早期アクセス中です。

タイトル:Glimmer in Mirror
筆者がプレイした機種:PC(Steam)
発売日:2023年1月10日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:1,730円


【2枚セット】For Valve Steam Deck 保護フィルム【旭硝子素材製】
¥1,104
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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