喰え飲め住め!中国風オープンワールドサバイバルACT『The Swordsmen X: Survival』半裸の原人から文明人類に成り上がれ【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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喰え飲め住め!中国風オープンワールドサバイバルACT『The Swordsmen X: Survival』半裸の原人から文明人類に成り上がれ【プレイレポ】

喰うには肉が要る。飲むには水が要る。文明には全部が要る!

連載・特集 プレイレポート
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食べて、飲んで、屋根の下でぐっすり寝る。そんな当たり前の幸福を現代人は享受しているわけですが、ある日突然、見知らぬ世界に半裸で取り残されたら、コンビニを探す前に自前で食べ物や水を確保するしかありません。そのうち、現実世界でゾンビパニックや世紀末が起きる前に、サバイバルの何たるかをゲームで予習しておきましょう。

というわけで今回は、2023年4月28日にPC(Steam)向けに配信された中国っぽい雰囲気とクラフトサバイバル要素が特徴的な『The Swordsmen X: Survival』の気になる内容を紹介します。

The Swordsmen X: Survival』とは!?

本作は、CubeGameから発売されている武侠オープンワールドサバイバル。古い時代の中国を想起させる世界観を舞台に、プレイヤーは着の身着のままの状態から知恵と素材を駆使し、少しずつ文明の利器を得て“健康で文化的な最低限度の生活”を組み立てていくサバイバル作品です。

オンラインでのマルチプレイにも対応しており、他のプレイヤーと協力してより良い生活を築き上げるのか、それとも戦うのか。自由度の高い遊び方で楽しめます。また、本作は残念ながら現時点で日本語には対応していません。

忙しい現代人のためのワンポイント解説!

◆生きる

プレイヤーは人間なので、生きるために食べ物を定期的に摂取しなければ、そのうち死んでしまいます。戦いや成長といった事柄の前に、生活の基盤を獲得しましょう。

◆序盤の三大元素

必要なものは常にありますが、その中でもは序盤のクラフトに必須となる本作の三大元素です。低レベルの道具や施設を作る材料にもなるので、コツコツ集めておきましょう。

◆常に成長している

本作におけるプレイヤーの一挙手一投足は、多様なカテゴリーに紐づけられており、何かしら行動するたびに経験値が得られます。やればやるほど確実に成長できるシステムです。

生存せよ!原人からの昇格と火の発見

キャラクタークリエイトを終えてゲームを開始すると、さっそく半裸で森の中に放り出されてしまい、このままでは動物と大して変わらない原始状態です。さらに、少しずつ満腹度ノドの渇きといったステータスも低下していくので、すぐに対処する必要があります。

開始時の身分の設定により、筆者の場合は丸いピザの形をしたアイテムを最初から所持していますが、これは保存が効く高級品なので温存することにしました。

ひとまず、チュートリアル的なクエストの案内に従い、手近にあった石や草といった素材を集めていきます。それを使って道具を作るよう指示されるので、言われるままに石製の斧やつるはし、ナイフを作成。ようやく石器時代の到来です。

道具がなくても素材の収集は可能ですが、適切なツールを使うことで追加の素材を得ることができ、この3つはプレイヤーの活動に必須となるので何度も使い潰し、何度も作り直すことになるでしょう。

そうして本作の雰囲気と操作に慣れはじめたところ、胃袋が空っぽになって飢えるという非常事態が発生。水の方は中国が大陸国家というのもあってか、プレイヤーが上陸した沿岸が淡水だったので苦労しませんでしたが、慌ててウサギを素手でしばき倒し、ナイフで剥いで新鮮な生肉をゲットします。

中国語と英語が混在するUIに少し混乱しましたが、ゲーマーの直感で焚火を設置し、焼いたウサギを喰らって無事に延命です。

火の発見によって人類史は急速に発展したと言われている。

とりあえず、食料と水さえ確保できれば、当面の危険は去ったようなものです。その後は気の向くままに素材を回収し、割とおしゃれなデザインの草の服を調達して原人を卒業。そして、ついに松明という火の力を発見し、文明開化を迎えてヒトへの進化を果たしました。

とっくにチュートリアルは次の段階に達していましたが、人間として際どい原始的なプロセスが思いのほか面白く、スタート地点で数時間は消費したと思います。こうして、いまのうちにゲームで予習して知識を身につけておけば、現実でも生き残れる可能性が見込めるかもしれません。

この左手のピースサインには何か意味があるのだろうか。

桜の木の下で恋人は作れないが家は作れた

開始地点でだいぶ遊んでしまいましたが、そろそろ戦闘や家づくりなんかも触りたいということで湖を渡って向こう岸に辿り着いてみると、なんとゾンビらしき敵が出現。幸い、動きはゆっくりとしていて、殴られて出血が止まらなくなるような恐ろしい相手ではありませんでしたが、木製の武器だと倒すのも苦労するので注意が必要です。

敵を倒すとアイテムが入った袋を落とし、序盤では手に入りにくいレアなアイテム、スキル本などもドロップするので忘れずに回収しましょう。このころにはプレイヤーのレベルも上がっていると思うので、割り振りポイントで能力を強化したり、持っているアイテムや装備品を確認して使ってみるのもいいと思います。

馬もいた。

クエストの案内で導かれる謎の石碑は、スキルなどのアンロックに関わると思われ、順を追って廃墟や寺院のような場所で探索を続けるうちに、いつの間にかパッシブスキルが解禁されていました。

スキル本の断片を10個集めて右クリックすると製本できた。パッシブは武器の種類に関係なく装備可能と思われ、特定の場所で瞑想することで大量の経験値も得られる。後ろから殴ってくるゾンビに注意。

武器やクラフト同様、スキルも使い込むことで経験値が積み重なってレベルが上がり、効果が強化されます。このパッシブスキルの場合、常に使用されている認識なので何もしなくても経験値が溜まっていく仕様です。

生存者かと思って近付くと、いきなり野菜を背負ったおじさんに殴られる。軍らしき武装集団も徘徊しているので気を付けよう。

お寺の攻略前後、ゾンビよりはるかに強い生きた人間の敵からの度重なる襲撃に見舞われましたが、なんとか撃破して武器などの貴重な品を強奪して先を急ぎます。ちょうど他の地域との境目に差し掛かったあたりで、濃いピンク色が咲き誇る桜の森に辿り着きました。

満開の桜を目の当たりにした瞬間、“ここだ”と確信して最大のクラフトである家づくりを決心し、手探りながらも我が家の建築を始めることに。序盤に物を作りすぎたのもあり、家を組み立てるのに必要なクラフトレベルは満たしていましたが、そのやり方がちょっと複雑かもしれません。

機織り機も設置。完全に文明となった。

いろいろと試行錯誤をした結果、まずはワークショップのクラフトカテゴリーにある特殊な石を作成し、それを設置することで領土を主張できるようです。そこまで済ませてから自分の敷地に家を建てるわけですが、それには大量の木材が必要であり、その木材を板材に加工するための施設も併せて作ることになります。

おそらくは、協力プレイを前提としたリソース設定なのでしょうが、オフラインのソロプレイだとなかなか骨の折れる量。専門の木こりが欲しいところです。家づくりよりクラフトに注力しすぎたのもあり、今回は壁付きの壇上を桜の下に作るのが限界でした。

せめて床の上で寝たい。

ストアページの公式動画にもあるように、手間暇をかければ巨大な屋敷を作ることも十分に可能だと思うので、ゆくゆくはプレイヤー間の情け容赦ない攻城戦レイドに発展するかと思うと、いつでもどこでも人間の過ちや愚かさを嘆かずにはいられません。

アートワークも雰囲気をそそる。

スパくんのひとこと

とにかくマップが巨大で後半の展開が楽しみスパ!いまのところ難易度も低い印象だから、いきなり天変地異が起きて破滅したり、ゾンビやバンディットの大群が定期的に襲撃してくる感じだったら最高スパね。

タイトル:The Swordsmen X: Survival
メーカー:CubeGame
対応機種:PC(Steam
筆者がプレイした機種:PC
発売日:2023年4月28日
記事執筆時の著者プレイ時間:4時間
価格:3,900円


《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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