インディー開発スタジオのFumi Gamesは、クラシックカートゥーン風FPS『Mouse』を正式発表しました。
クラシックミッキーを彷彿とさせるモノクロFPS！
本作は、カートゥーンアニメーションとレトロなアクションを組み合わせたFPSです。プレイヤーは私立探偵のジョン・マウストンとして、危険で腐敗した都市に悪党と戦います。ストーリー重視の内容となっており、ゲームを進めるごとに様々なストーリーが明らかになるといいます。
本作の特徴であるアートスタイルは、ミッキーマウス初出の「蒸気船ウィリー」など30年代前後に見られるラバーホース・アニメーション（腕や足に関節がなく曲線で描かれるような表現）と、クラシックなノワール作品を参考にしているとのこと。モノクロの画面やそれらしい雰囲気のUIも気持ちを盛り上げてくれます。また、頭部欠損や丸焦げなど残酷表現もみられます。
また、登場する武器もリボルバーやトミーガン、カルカノやダイナマイトなどミッドセンチュリー時代の武器を使えるとのこと。Fantastic-o-Maticというパワーアップも用意されており、武器や能力をアップグレードして自分好みのプレイスタイルで楽しめます。
TikTokやTwitterで話題を集めたFPSがついに正式発表
なお本作のプレイ映像はTikTokに投稿され、その後Twitterの転載ツイートも含め大きな話題を呼んでいました。期待する声が上がる一方で、「ミッキーマウス」との類似性から、著作権に厳しいとされるディズニーからお咎めが来ないか？という心配の声も上がっているようです。
ただ、本作が参考にしているかもしれないミッキーマウス初出作品「蒸気船ウィリー」は米国では2023年末に著作権切れに。ディズニー公式を騙ることはできず、商標など別の制限もありますが、見た目が似る程度のものは許容される可能性もあります。
『Mouse』は、PC（Steam）向けに配信予定です。
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