『Fate/Samurai Remnant』“主導権”が変化するバトルは爽快感と手応えが両立! 戦略的な立ち回りで挑む「霊地争奪」など新要素を満喫【先行プレイ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Fate/Samurai Remnant』“主導権”が変化するバトルは爽快感と手応えが両立! 戦略的な立ち回りで挑む「霊地争奪」など新要素を満喫【先行プレイ】

『Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント))』の先行プレイ、レビューを通して、前回のレポートでは触れられなかった新たな要素について迫ります。

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『Fate/Samurai Remnant』“主導権”が変化するバトルは爽快感と手応えが両立! 戦略的な立ち回りで挑む「霊地争奪」など新要素を満喫【先行プレイ】
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『Fate』シリーズの最新作であり、シリーズ内では貴重なアクションRPGとなる『Fate/Samurai Remnant』(以下、Fate/SR)。本作は、PS5/PS4/ニンテンドースイッチ/PC(Steam)に向け、2023年9月28日(※Steam版は9月29日発売)に発売される予定です。

聖杯ならぬ「盈月」と呼ばれる万物の願望機を巡り、7人のマスターがそれぞれサーヴァントを従えて戦う「盈月の儀」。江戸を舞台に描かれる新たな死闘を味わえるまで、もう間もなくとなりました。

以前は本作の試用版をプレイし、バトルの概要や手触りなどを触れたレポートを前回お届けしましたが、今回は物語の序盤を通して味わったプレイの感触や新要素などに迫ります。『Fate/SR』で待ち受けている様々な“楽しさ”の一端をご覧ください。



5時間のプレイで感じた『Fate/SR』のバトルと魅力

プレイヤーが直接操作するのは、主人公の宮本伊織。通常攻撃と強攻撃を織り交ぜた連続攻撃を基本に、戦況に応じて「型」(序盤は「水」と「地」)を切り替えながら戦います。

バトルの基本や、伊織と契約したサーヴァント「セイバー」とのコンビネーションなど、システム面については前回の記事で触れた通りですが、序盤を5時間ほどプレイして感じた個人的な意見としては、「バトルの主導権を誰が握るのか」がポイントだと感じました。

伊織は、二天一流を修めた剣士。そのため物理的な戦闘力という意味では、『Fate』シリーズに登場した様々なマスターたちと比べても、かなり上位に位置するでしょう。

人間相手なら互角以上の立場で戦えることが多く、セイバーの力添えもあって主導権はこちら側にあると言えます。ですが、怪異やサーヴァント相手となると、普通に攻撃しても弾かれて終わり。闇雲に戦うだけでは意味はなく、主導権を持つのは相手側です。

しかし強敵であっても、攻撃後の隙をつけば相手の固い防御(外殻ゲージ)を削ることが可能。また、果敢な攻撃で各種ゲージを溜めれば、セイバーとの連携攻撃や一閃などで、不利な状況を少しずつ押し返すことができます。特に、セイバーと「交代」すれば、類まれな戦闘力でサーヴァント相手でも圧倒的な力を振るってくれます。

そして「外殻ゲージ」を0にすれば、伊織の攻撃が弾かれなくなり、対等な立場での戦いに。もちろんサーヴァント相手なら、基本的なスペックは敵の方が上。しかし、弾かれるばかりだった攻撃が通じるようになるという変化は、まさに雲泥の差。セイバーとのタッグが前提とはいえ、一介の剣士がサーヴァントと渡り合えるのは僥倖と言うほかありません。

人間相手ならこちらのペースで戦うことができ、自分のリズムで気持ちのいいバトルが味わえます。一方、対サーヴァントなどの強敵は、隙を突きゲージを溜め、反撃の機会を伺う必要があります。それは緊張感を伴いますが、だからこそ外殻ゲージを0にし、戦いの主導権をイーブンに持ち込んだ時は、ちょっとした達成感を覚えるほどです。

常に手ごわい敵ばかりと戦うことになると、人によっては負担に感じるでしょう。とはいえ、サクサクと倒せるバトルばかりでも、爽快感が次第に目減りしていきます。しかし本作は、敵や状況によって主導権をうまく握ることで、バトルの“気持ちよさ”と“手応え”を長く味わえるような仕組みに仕上げてあるような印象を受けました。

まだ序盤の範囲なので、製品版を通してプレイすると感触が変わるかもしれませんが、物語の最後まで楽しめるアクションバトルでは──と期待したくなる手触りがあったのも事実です。

◆アクションに戦略性をトッピングした「霊地争奪」

敵との戦いは、フィールド上で出会った時に行うバトルだけではありません。点在する「霊地」を掌握し、その支配地を広げながら敵の拠点を落とす「霊地争奪」も、「盈月の儀」を勝ち抜くために欠かせない戦いとなります。

多数の霊地がボードゲームのように配された「霊地争奪」は霊地をマスとし、そこへ移動することで掌握完了。こうして支配地を広げながら、敵と戦い、目標の達成を目指します。ただし制限時間(ターン数)があるので、だらだらと戦うのは厳禁。どこに移動し、戦況を動かすのか。戦略的な要素も求められます。

少なくとも序盤の段階では、動かすのは基本的に伊織(と同伴しているセイバー)のみ。多数のコマを把握して動かす将棋やチェスのようなゲームではないので、ボードゲーム系が苦手な方はご安心ください。

支配する霊地が増えれば、それだけ伊織の戦力が増していきます。周囲を完全に囲った霊地は、そこへ移動せずとも掌握できるので、移動の手間を省きつつ戦力の増強が可能。賢い移動が、勝利に繋がります。

ただし、敵も霊地を移動し、自分たちの領土として支配していきます。放っておけば被害が広がるばかりなので、排除するほかありません。同じマスに入ればエンカウントとなり、アクションバトルに移行。そこで敵を撃破すれば敵は消滅し、バトルの舞台となった霊地も奪い返せます。

ですが敵の排除は、直接倒す以外の方法もあります。敵は霊地同士が繋がる霊脈を経て、本拠地から魔力の供給を受けて実体化しています。なので、敵が中継している霊地を奪って霊脈の流れを断てば、魔力の供給がなくなってあえなく消滅。戦わずして、厄介な敵を倒せるのです。

この手段で敵を倒すと、直接的な手間が減るのはもちろん、敵がいる場所まで移動せずに済むので、制限時間の面でも非常に有効です。ただし、霊脈を絶たれる危険はこちら側にもあるリスク。幸い消滅はしませんが、態勢を立て直すためスタート地点からの再出発になるのでご注意を。

「囲い」も視野に入れた霊地の支配地拡大と、霊脈を経つことで効果的に行える敵の消滅。この2つの要素を戦略的に考え、時には直接攻撃で敵を排除していく──アクションバトルに戦略思考のエッセンスを加えた「霊地争奪」は、アクションに偏りがちなゲーム性に刺激を与えてくれる、スパイスの利いたゲーム要素と言えそうです。


今回は5時間のプレイを通して実感した手応えや、特に大きな新要素となる「霊地争奪」を中心にお届けしました。

ですがこのほかにも、「強攻撃強化」や「攻撃時HP回復」、「獲得品増加」といった特別な効果も獲得できる刀装具「魔術拵」の付け替えや、ゲームプレイ全般を助けてくれるスキルを獲得できる「魔術工房」、戦闘で得られる経験値が一定回数だけ増加する「御刀手入」など、アクションバトルを支える様々な要素が本作に用意されています。

また、江戸の街並みを再現したフィールドでは、町民との交流やサブクエスト、特定の行動を達成すると報酬がもらえる「試練」、逸れのサーヴァントや他陣営にまつわる物語「異傳」など、こちらも多彩な要素が待ち受けています。

江戸の町を駆け巡る物語には、先が気になる謎が散りばめられており、展開と結末も非常に気になります。一方で、『Fate』シリーズを知らずとも楽しめるストーリー展開になっているので、シリーズ未経験者が遊ぶ初めの一歩としても良さそうです。

7人7騎のバトルロイヤルを、アクションRPGで描く『Fate/Samurai Remnant』。今回の先行プレイで、その発売がより楽しみになりました。伊織とセイバーがどのような結末を迎えるのか、気になる方はその目で直接お確かめください。

(C)TYPE-MOON/コーエーテクモゲームス All rights reserved. 制作協力 アニプレックス

※記事内の画面写真や内容は発売前のもので、製品版と異なる可能性があります。

《臥待 弦》
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