海外レビューハイスコア『アサシン クリード ミラージュ』―古臭さは指摘されるも、原点回帰によって多くの人が待ち望んでいた『アサクリ』に | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

海外レビューハイスコア『アサシン クリード ミラージュ』―古臭さは指摘されるも、原点回帰によって多くの人が待ち望んでいた『アサクリ』に

10月5日にPC/PS4/P5/XB1/XSX向けに発売した『アサシン クリード ミラージュ』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
海外レビューハイスコア『アサシン クリード ミラージュ』―古臭さは指摘されるも、原点回帰によって多くの人が待ち望んでいた『アサクリ』に
  • 海外レビューハイスコア『アサシン クリード ミラージュ』―古臭さは指摘されるも、原点回帰によって多くの人が待ち望んでいた『アサクリ』に
  • 海外レビューハイスコア『アサシン クリード ミラージュ』―古臭さは指摘されるも、原点回帰によって多くの人が待ち望んでいた『アサクリ』に
  • 海外レビューハイスコア『アサシン クリード ミラージュ』―古臭さは指摘されるも、原点回帰によって多くの人が待ち望んでいた『アサクリ』に
  • 海外レビューハイスコア『アサシン クリード ミラージュ』―古臭さは指摘されるも、原点回帰によって多くの人が待ち望んでいた『アサクリ』に

●GameGrin: 100/100

●Gaming Age: 91/100

『アサシン クリード ミラージュ』は、文句なしに堅実なゲームの流れを引き継いでいる。新境地を開拓しているわけではないが、スピンオフを含め約20作を数えるこのシリーズにはまだまだ掘り下げるべきストーリーがたくさんあることを示している。

Gamers Heroes: 90/100

『ミラージュ』は多くの人が待ち望んでいた『アサクリ』だ。そのルーツに敬意を表し、綿密に計画・実行されたステルスへの挑戦と満足感をもたらしてくれる。昔ながらのアプローチに最新のデザイン哲学、より深く没入感のあるゲーム世界、そして最初から最後まで夢中にさせるストーリーを難なく融合している。

GamingTrend: 85/100

GameSkinny: 80/100

バシムは最も面白い主人公ではないのだが、好感が持てる熱心な魅力がある。(中略)ミッションは楽しく、自分のプレイスタイルに応じて複数の解放で攻略できる。『ヴァルハラ』のような主体性はないが、そう錯覚させるだけの自由度はある。

『アサシン クリード ミラージュ』はシリーズにとって正しい方向への一歩であり、堅実な作品だ。ファンは新旧問わずこのバグダッドの物語を見逃す手はないだろう。

GamesRadar+: 80/100

Hardcore Gamer: 80/100

『アサシン クリード ミラージュ』は、初代『アサクリ』のスタイルに見事に回帰している。装備アップグレードやスキルポイントによる能力習得などRPG的な要素は維持されているが、ここ最近の作品より小規模だ。ゲームの長さはちょうどいいところを突いており、やりごたえを感じるには十分ながらも、長引いたりかさ増しコンテンツに埋もれたりすることはない短さだ。

●IGN: 80/100

Push Square: 70/100

『アサシン クリード ミラージュ』はそのルーツを求めて旅立ち、良くも悪くもそこにたどり着いた。ステルスと戦闘に対するアプローチが基本的なのは紛れもない事実で、デザイン的には妙に古臭く感じるが、シリーズ本来の長所を思い出させてくれる新鮮な作品でもある。(中略)『オデッセイ』や『ヴァルハラ』に明らかに欠けていたかゆいところに手が届く作品だ。

TheSixthAxis: 70/100

TheGamer: 60/100

『ミラージュ』は2007年に初代をプレイした時と同じ感覚を呼び起こすことができた。絶妙なステルスサンドボックスがこの中に隠れているのだが、頻発するバグ、活気のない街、ズボラな戦闘、シリーズ史上最も平坦で陳腐な脚本によってショーレ・アグダシュルー(注: ロシャン役俳優)を無駄遣いしているといった欠点を埋めることはできない。

PlayStation Lifestyle: 50/100

その簡潔さがストーリーを阻害しているとはいえ、『アサシン クリード ミラージュ』はありがたいことにここ数作に比べればかなり短い。しかし、その相対的な細さはシリーズが停滞を補うためいかに「量」で解消してきたかを指摘しているに過ぎない。

ステルスとオープンワールドのデザインはいずれも廃れて久しい時代のスタイルを引っ張ってきていて、バグダッドという古典的な舞台としてのポテンシャルもこのせいで失われている。基本に立ち返ろうとデザインされたが、あまりにも基本に忠実すぎた。

PowerUnlimited: 50/100


10月5日の発売から1週間以上が経過した『アサシン クリード ミラージュ』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアはPC版が77点、PS5版が77点、XSX版が78点をマークしています(PS4版とXbox One版はレビュー数不足により判定不可)。

2017年の『アサシン クリード オリジンズ』より続いたアクションRPG・大ボリューム路線から、元のステルス・適度なボリュームという路線に回帰した本作の試みは概ね評価されており、シリーズ本来の良さを取り戻しているとして評価されています。一方で多くのレビューで「古臭さ」が指摘されており、ステルスやオープンワールドのデザインが時代遅れであるという批判もあります。



『アサシン クリード ミラージュ』は、PC(Epic Games Store/Ubisoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。PC/Xboxではサブスクサービス「Ubisoft+」向けにも提供されています。


アサシン クリード ミラージュ -PS5
¥5,191
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
アサシン クリード ミラージュ -PS4
¥5,191
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top