ぶっちゃけ脚さえあればなんとかなる。というかなった!カスタマイズ無限大なメカACT『カスタムメックウォーズ』はネタもガチも大満足【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ぶっちゃけ脚さえあればなんとかなる。というかなった!カスタマイズ無限大なメカACT『カスタムメックウォーズ』はネタもガチも大満足【プレイレポ】

公式が率先して特定部位にドリルなどの武器を装着したがる七不思議。

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ぶっちゃけ脚さえあればなんとかなる。というかなった!カスタマイズ無限大なメカACT『カスタムメックウォーズ』はネタもガチも大満足【プレイレポ】
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今回はD3PUBLISHERが手掛け、2023年12月11日にPS5向けアーリーアクセスが開始し、12月14日にPS5/Steam(Windows PC)版が正式リリース予定の、3Dメカアクションシューティング『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』をご紹介したいと思います。

また執筆にあたり、同社からSteam(Windows PC)版の提供を受けてキャンペーンモードを先行プレイしました。そのためマルチプレイヤーモードについては触れておらず、またキャンペーン含むゲーム内容はリリース後および12月11日からのPS5早期アクセス版と一部異なるかもしれません。これらの点にご注意ください。

『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』とは?

本作は、読んで字が如くなメカカスタマイズに重点を置いたアクションシューティングゲーム。我々プレイヤーは、作中世界に存在する民間企業「47警備保障」の新人として、搭乗型マシン「Gメック」へ乗り込み、様々な敵を倒していくことになります。

ゲーム体験自体の作りは非常にシンプルで、ミッションごとに用意されたステージをクリアすることで物語が進行。各ステージではフィールドを移動しながら、次々と現れる敵メックを蹴散らす……というものですね。

しかしそのカスタム要素が本作最大の魅力であり、「魔改造システム」がどこまでも楽しい。これも読んで字が如くなシステムで、ジョイントと積載量が許す限り、武器やパーツをこれでもかと装着できる恐るべきドカ盛り機能が用意されているのです。

盛れば盛るほど見た目がとんでもねえことになっていく上に、火力もしっかり強化され、敵との戦闘もどんどん楽しくなっていく……なんだこの予想外な角度から加速していく楽しさのループ……!早速紹介してまいりましょう。

操作・設定・言語

本作はキーボード&マウスおよびコントローラーに対応しており、今回はXbox Oneコントローラーを無線接続でプレイしています。設定項目は多岐にわたり、サウンド、グラフィックといったオーソドックスなものから、搭乗パイロットのアバター選択、ミッション中表示される各情報ウィンドウサイズ調整といったものまで色々あります。

アバター自体も盛れるかと思ったら流石に無理でした。

個人的に嬉しかったのは、情報ウィンドウサイズが調整可能なことでした。情報で画面内がうるさくならないよう、自分好みの大きさを選べるのは好感度が高いポイントですね。

プレビュー画面を見ながら、各ウィンドウサイズ、表示非表示を調整できます。

本編開始

さあ始まりました『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』ですが、太陽系へ接近する巨大彗星の発見に端を発したあれやこれのおかげで環境がえらいこっちゃ。シェルターなどに避難することにした人類は、残された土地環境の維持管理のため、汎用ロボット「Gメック」に自律思考AIを搭載して運用していましたが、最近になってそのGメックが突如暴走するようになって……というのがゲーム序盤の流れです。

お約束にお約束を重ねて最後にお約束で全体をシメる、と言いましょうか。SFやメカものに慣れ親しんだプレイヤーであるほど、このゲーム世界へすんなりと馴染むことでしょう。慣れてない方におかれましては「トラックに轢かれて異世界転生」みてえな具合に考えて頂けたら幸いであります。何の話だ。

こちらはトップ画面。ミッションをひとつクリアするごとに次のミッションがアンロックされる仕組みですね。ミッションには難易度が設けられており、それにより与ダメージや報酬の増減に影響が出ます。

こちらはブリーフィング画面。各モニターやパネルがパイロットを包むように展開されコクピットハッチが閉じる演出があり、全く予想していなかった筆者は思わず「んんっ♡」と悦びの声を上げてしまいました。

発進シーンもバッチリ用意されており、またしても悦びの声が漏れる筆者。次は一体何が漏れてしまうのか。

こちらはチュートリアルステージ。無線指示に従い、マップ内を移動して、敵や破壊対象があれば攻撃をする……基本的にはこういった流れでミッションが進んでいきます。ちなみにマップは広いですが、ジャンプやダッシュがなかなかに優秀なので、移動でストレスを感じることはありませんでした。

Gメックの攻撃方法は至ってシンプル。狙いを定めて撃つだけですね。さり気なく各部位をピンポイントで破壊できるのもポイントが高い。

こちらの画像は勝手に試し撃ちの的にされて犠牲になる先輩パイロットです。

マップにはこのように施設が設置されており、それを起動することにより援護射撃などの効果が得られます。そして画像をよく見ると「Gメックから降りる」の文字が……。

そうなんです。本作なんとGメックから降機が可能なんです。なお施設機能を起動する際には、このように外へ出てボタンを押す必要があります。

もちろんパイロットも武装しており頑張って弾を当て続ければ味方である先輩パイロットも撃墜できます。撃墜できました。

いやぁ……いいですねぇ自機を見上げていざ乗り込まんというこのアングル。筆者も悦びを垂れ流しです。

自機が破壊されても所有する他機体へ乗り換えることでミッションを継続できるのは良いですね。

そんなこんなでミッションクリア。リザルト画面では装備パーツのレベルがあがったり、報酬として素材をもらえたりします。

お気に入りの機体を組んで使い込むほど強くなっていくのは個人的に嬉しいところ。また素材は新しいパーツを開発するとき必要になってくるので、なるべく多くを貯めておきたいですね。

狂った好きな機体を作ろう

……と、まあここまで見ると普通だなと。皆様そう思われてはいないでしょうか?テクテクとマップを歩いてはぞろぞろと現れる敵をぺちぺち倒していくプレイフィール。なんでえ目新しいものがないじゃないか、なぁんてへそ曲がりな感想が浮かぶかもしれません。

しかし冒頭でもお話した通り、本作のコアとなるプレイバリューはここからご説明するカスタマイズにあります。これが本当に面白いのです。触れて楽しい、見て楽しい、遊んで楽しいがギュッと詰まった逸品と言えましょう。

Gメックはキーパーツ、脚部、胸部、頭部、右腕部そして左腕部を中心に構成され、そこへ武器やアクセサリーなどを載せていきます。画像でも説明されていますが、ぶっちゃけ脚だけあればなんとかなります。なんとかなりました。

実際にお見せしましょう。こちらは軽トラに轢かれて47警備保障へ異世界転生(入社)したスパくんに充てがわれた人類最後の希望である決戦兵器Gメック「SPKN-01」です。すでに通し番号が振られているのは、今後破壊されるであろう運命を示唆しているのでしょうか。

おいおい脚だけしかない欠陥機ではないかとお思いのそこの貴方。それは間違いです。ご安心くださいちゃんとライフルも取り付けられています。

パーツの取付は画像のようにXYZ軸それぞれで位置、角度を自由に調整できるため、大げさかもしれませんが、デザインの幅は無限大と言えましょう。

そんなわけでSPKN-01もこんな感じでライフルを装着しました。両足付け根の腰部中央に鎮座ましますその銃身は今日も元気に上向きです。

ここで「まァ破廉恥!死ぬがよい」と思われたそこの貴方。それは間違いです。考えてもみてください……脚だけの機体にどうやって武器を取り付ければ良いのでしょうか?膝は爆弾を抱えたり矢を受けたりするところであって弾を撃つ場所ではありません。

じゃあなんで上向きなんだ貴様と厳しい声も聞こえてきますが、脚だけの機体が前方へダッシュするには前傾姿勢を取らざるを得ず、取り付け角度も上向きにならざるを得ないのは自明の理。そして何より公式が率先して武器装備を特定部位に装着していることを忘れてはいけません。なんで?


どうして執拗にそこへ武器を置くのですか?どうして……?

話と正気をもとに戻しますが、機体には武器だけでなく装飾品パーツも装着できます。しかもこのアクセサリーは位置だけでなくサイズも変更可能になっていたり。

その後も腕に腕を重ねようとしたり、色を整えたりして全体をマシマシにしていき……。

こんな感じにまとまりました。ライフルにショットガンにミサイル……身体は小さいけれど得物は大きめ(?)という個人的な好みが反映された機体ですね。結局腕パーツに武器を持たせて取り付けられており、前述の禅問答みてえな言い逃れが台無しですが気にせず進みましょう。

動作確認用の特別ステージもあるので、好みの操作感になるまで繰り返し調整をするのも良いでしょう。

ちなみにミッション中はカメラモードを起動することで、戦闘の瞬間を切り取り自分好みのスクリーンショットを撮影することも可能です。

ちなみにミッションを進めていくと、敵の数も増えてなかなか手強くなってきますが、その分、入手できるパーツも増えていくのでどんどんゴテゴテしていくスパくんの機体。

これが

ちなみに画面右側にいるのは、電車型脚部を装備した敵Gメックです。普通自動車を履いてる(?)やつもいます。

こうなって

こうじゃ。

ネタに走ろうとして徐々にガチを求め始めてしまう。本作のカスタマイズにはそんな悪魔的な魅力(褒め言葉)があり、見事それに飲み込まれた筆者でした。

しかもちゃんと目論見通り瞬発力と火力に特化しており、ミッションでは数発で敵が沈む爽快感がありました。カスタマイズ次第によっては、鈍重だけど一撃必殺みたいな動きも目指せるかもしれませんね。

なお開発によって、予めパーツ構成された機体を入手することも可能。それぞれ異なる方向性で格好良さを追求した各機体のデザインは必見です。「俺が考えた最強の機体」の数々がリストに連なります。

おわりに

ミッションを進むに連れて物語も少しずつ動きをみせていく本作。個人的に感じたものは、本作は物語を楽しむとか、戦闘を楽しむといったどれか一つの側面によったものではなく、「この世界に自分の好きなメカを持ち込んで心ゆくまで暴れる」という全体的なプレイフィールに基づく面白さでした。

土台となる世界はしっかり足場として機能しているので、あとはみんな!自由に作って遊び回ろうぜ!と言いましょうか。なんなら自分のオリジナル設定をtxtファイルにしたためても良いかもしれません。そんな「ごっこ遊び」をどこまで許容してくれる懐の深さを持つ本作……皆様もここはひとつ自分好みの最強Gメックを組んでみてはいかがでしょうか?

  • タイトル:『CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-』

  • 対応機種:PS5/ Steam(Windows PC)

  • 記事におけるプレイ機種:Steam(Windows PC)

  • 発売日:2023年12月11日 (PS5先行アクセス)、2023年12月14日(PS5/Steam)

  • 著者プレイ時間:4時間

  • サブスク配信有無:記事執筆時点においては、無し。

  • 通常価格(PS5/ Steam):スタンダードエディション 7,480円、地球防衛軍コラボエディション 9,460円、アルティメットエディション 11,440円
    ※PS5版は、23年12月14日00:00 JSTまで、PlayStation Plus加入でスタンダードエディションのみ10%割引のセール価格適用
    ※Steam版は、23年12月14日まで、各エディションが10%割引のセール価格適用
    ※製品情報は記事執筆時点のもの

スパくんのひとこと

武器は盛れば盛るほど良いスパ。もっと盛れスパ。


(UPDATE 2023/12/13 9:03): 発売日の表記を修正しました。コメント欄でのご指摘、ありがとうございました。

《麦秋》

お空の人。 麦秋

仕事であちこち渡り歩いては飛んでます。自分が提供するものが誰かのお役に立てれば幸い。編集部および他ライターさん達のこくまろなキャラに並べるよう頑張ります。

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