【特集】ローグライクな新モードもチェック! 『The Last of Us Part II Remastered』をプレイして、みんなでもっかいしんどい気持ちになろう! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】ローグライクな新モードもチェック! 『The Last of Us Part II Remastered』をプレイして、みんなでもっかいしんどい気持ちになろう!

ローグライクモード「NO RETURN」は遊びごたえ抜群。

家庭用ゲーム PS5
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2024年1月19日、『The Last of Us Part II Remastered』がPS5にて発売されます。元となった『The Last of Us Part II (以下TLoU2)』が発売されたのは約3年半前でしたが、当時の「盛り上がり」は筆者としてはかなり印象に残っています。

『TLoU2』オリジナル版はPS4世代としてはトップクラスのグラフィックスを持ち、非常に緊張感のある戦闘などの魅力的なゲーム的メカニクスを多数搭載しながらも、様々な要因からかなり極端な賛否両論作となっていました。いろんな意味で緊張感のある状況の中、本作のレビューを執筆することになったのは僕にとって非常に面白い経験になりました。レビューは個人的にも自分が執筆したものの中でもトップクラスに気に入っているものなので、本作プレイ済みの方は読んでみてくれると幸いです。

そんなこんなでゲームライターのお仕事という意味でもゲーム作品という意味においても、僕は本作に思い入れがあるほうだとは思うのですが、なんだかんだ再プレイしたりする機会は逃しつづけ、今に至ります。なにせ、本作のストーリーと体験はしんどすぎるため、すすんで遊んでやろうっていう気にならなかったわけです。あれから3年が経過し、もうリマスターの発売だっていうんだから驚きですね。そしてこれは、ついに再プレイしなくてはならないときがやってきたという意味でもあります。

ということで本記事ではそんな本作、『The Last of Us Part II Remastered』の発売事前プレイレポートをお届けします!!! 今回はソニーインタラクティブエンタテインメントから提供されたコードを利用してプレイしました。本作やシリーズ1作め『The Last of Us Part I』のストーリーのネタバレを匂わせるスクリーンショットなども含まれますので『TLoU2』をプレイしたことがない、という方は注意してお読みください。また、初代『TLoU』も現在リマスター版が発売中ですので、いっぺんに買って遊ぶってのもアリだと思います。



本作はなんといっても「リマスター版」なので、グラフィックスの向上は最大の魅力でしょう。ということで比較しようと思い、まずはオリジナル版『TLoU2』もダウンロードしました。オリジナル版が79.61GBなのに対し、リマスター版は79.48GB。こうしてみると容量などにはほぼ差がないですし、前作所持者は1,190円のお手頃価格でアップグレードできるので、思い入れの強い方はサクッとリマスター版へ移行していいでしょう。

レンダリングモードは4K/ターゲット30fpsと1440p(WQHD)の2つから選べます。「解像度モード」も試してみたのですが、ややカクつく印象なのでスクショを撮りたいときなど、場面によって選ぶのがよさそうですね。

フレームレートにこだわりのあるゲーマーは60fps(モニターによってはフレームレート上限なしも選べる)でヌルヌルと遊ぶのがよいはずです。映画っぽく楽しみたいときは30fps、アクションゲームとして動かしたいときは60fpsと場合に切り替えるなんてこともできるかもですが、めんどくさいだろうなとは思います。

(リマスター版 パフォーマンスモード)
(PS4版)

ゲーム画面を比べてみます。まずはムービーシーンから。4Kモニターがないためパフォーマンスモードでの比較になっていることが理由かもしれませんが、遠目にみると筆者のフルHD解像度環境ではあんまり差がわかりません。ただ、PS4版のほうがやや暗く見えます。これはリマスター版がヘボいという話ではなく、元がすごすぎることが理由な気がします。

(リマスター版 パフォーマンスモード)
(PS4版)

続いてプレイ画面の比較です。こちらも明るさにはかなりの差があるように見えます。総じて「キレイになっているというか、見やすくなっている」というような印象です。実際に動かしてみるとカメラ回転の際の動きがなめらかで、フレームレートが高いことの恩恵が強く感じられました。

他リマスター版の変化として筆者が「これは良いな」と感じたのは、「DualSenseへの対応」です。『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』をプレイしているときも感じたのですが、やや鈍重な動作とDualSenseのアダプティブトリガーの表現がかなりシンクロしており、戦闘の緊張感が高まる非常に良い作用を産んでいます。振動機能やアダプティブトリガーの表現力はホラーゲームとの相性が抜群ですよね。

惜しむらくは国内版の残酷表現規制が今回もおそらく残っているということ。このあたりCEROを通さない『Dead Space』などで徐々に改善されてきていると思うので、本作もいつかどこかで無規制日本語版を遊べたらな、と願う次第です。

本作は「リマスター」と銘打ってはいますが、内容は既存のゲームプレイのアップグレードだけではありません。新規モードである「NO RETURN」では流行のローグライク/ローグライトっぽいチャレンジを楽しめます。

「NO RETURN」はステージクリア型のゲームプレイとなっており、さまざまなギミックのあるステージをクリアして最終ステージに到達できるかどうか? という内容です。

「NO RETURN」では、拠点で写真が連なって表現されているツリー型のステージ選択をすることになります。設定可能な項目に「エンカウンタータイプ」というモノがあり、スクリーンショットでは「ASSAULT」となっていますが、この場合は「登場する敵をすべて倒したらクリア」といったところ。選択するステージごとにタイプの違うクリア条件が用意されています。

ステージをクリアすると拠点に戻ってこれるので、そこでプレイヤーキャラクターの強化や武器の強化を行うことができる、という感じです。筆者は下手くそなのでまずNORMAL難度でやって絶望し、最低難度でやっても「めっちゃ簡単」とは感じませんでした。歯ごたえのあるゲームプレイが好きな方にはうってつけのチャレンジ要素かと思います。ボリュームもありそうなので、本作の目玉モードであると言えそうです。

「NO RETURN」モードではプレイするごとに要素がアンロックされ、たとえばディーナやジョエルのような、人気があるが本編での操作機会がない/少ないキャラクターも扱うことができます。そもそも内容が重く、プレイするとどんよりとした気持ちになる『TLoU2』ですから、こういった軽いプレイ感かつリプレイ性の高いモードが追加されるのはめっちゃ嬉しいです。本作の戦闘がよく出来ているな、ということも再確認できました。

もうひとつの目玉が「未公開ステージ」です。本編でカットされたステージなのでかなりファンアイテム的ですが、ニール・ドラックマン氏による解説や、制作スタッフによるコメンタリーもあるなどなかなか興味深い内容。本作だけでなくゲーム全体に対しての知見が広まるちょっと嬉しい要素となっています。

他に「好きなだけ演奏できる」という触れ込みのギター演奏モードもあります。ギターの種類が変更でき、エフェクターをかけることができるほか、キャラクターの変更も可能。エリーとジョエルだけではなく、本作の作曲家でありアカデミー賞受賞経験もあるミュージシャン、グスターボ・サンタオラヤ氏をモデルにしたキャラクターであるという「グスターボ」も選べます。


ということでかなり盛りだくさんの追加内容となっている本作『The Last of Us Part II Remastered』。前述の通り、既存プレイヤーであれば1,000円ちょっとで買えるというコスパの高さも魅力です。筆者もこの機会に、ゆっくりと再びストーリーをやり返してみるつもりなので、みなさんも新年早々から『The Last of Us Part II Remastered』をプレイし、もっかいしんどい気持ちになってみてください! あまりに重厚なので遊ぶタイミングは選んだほうがいいと思いますが、その分だけ何物にも代え難い体験を味わえるはずです!

『The Last of Us Part II Remastered』(PlayStation Store)
《文章書く彦》


「ラジオ善意X」聴いてね 文章書く彦

好きなガンダムは∀ガンダム、好きなマンガはレベルE、好きな映画監督はポール・トーマス・アンダーソン、好きなゲームジャンルはオープンワールドものとローグライク(ローグライト)、好きな昆虫はカマキリ、好きなバンドはFUGAZI、好きな作曲家は浜渦正志、好きな小説家はカート・ヴォネガット・ジュニアと舞城王太郎、好きなラッパーはポチョムキン、好きな焼酎は鳥飼、好きなルフィが言ってない言葉は「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!(ドン)」、好きな笑い男が書いてた言葉は「or should I?(だが、ならざるべきか?)」。

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