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壊れたラップトップPCでSteam Deck(風)を自作!紆余曲折を経て世界初の超ワイドなDSが完成

壊れたPCを活かして新たなゲーム体験を作り出す姿に感動です。

PC パーツ・周辺機器
壊れたラップトップPCでSteam Deck(風)を自作!紆余曲折を経て世界初の超ワイドなDSが完成
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壊れたラップトップPCから自作のハンドヘルド機を制作する動画がYoutubeにて公開されました

壊れたラップトップがハンドヘルド機になって華麗に復活、PC界の転生モノに感動

動画を公開したのはテック系を主に扱うYoutubeチャンネルのMarcin Plazaです。

題して「壊れたラップトップPCからSteam Deck(風ハンドヘルド機)を自作しよう!」というこの企画、Marcinさん自身がこの試みに挑戦しています。

マザーボードなど必須の中枢部品の移植元となるのは、画面に縦横の線が入った薄型ラップトップPC。これを丁寧に分解し必要な部品を取り出していきます。

次にハンドヘルド機には不可欠なモニター部分に取り掛かるのですが、オリジナルのSteam Deckサイズの画面では小さすぎで、逆に「iPad」では大きすぎという難題に直面。ちょうどいい液晶画面が発見されたのですが解像度2880×864とかなり横長となっています。

ちなみにこの部品、「eDP」「40ピン」「4レーン」という前提を満たしているものの、コネクターも異なればピン幅もプロトコルも違う上に独自のマイナーなピン配列でパネル電圧も異なるなど、列挙すると不安要素がズラリと並ぶ代物。それだけにちゃんと出力に成功した時にはMarcinさんは喜びを露わにしています。

本体部分の設計から各種部品の半田付けなど、紆余曲折を経て世界初の超ワイドなDSとなる「DS Deck」なる自作ハンドヘルド機は無事完成。キーボードやタッチパッド完備で、『Portal』や『テラリア』『Stardew Valley』などが快適に動作している様子が確認できます。

壊れた精密機器を同型機からの部品取りで修理する“ニコイチ”ならばよく聞く話ですが、ラップトップPCがハンドヘルド機に大変身というのはなかなか珍しいのではないでしょうか?Marcinさんの知識と熱意と技術にはただただ脱帽するばかりです。



ライター:K.K.,編集:H.Laameche

ライター/SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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