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ロボ愛溢れる『Mecha BREAK』開発現場レポ!まさかの「eスポーツ会場=社内」を実現したAmazing Seasun Gamesのオフィス潜入【現地レポ】

中国、珠海にあるAmazing Seasun Games本社に訪問してきました。

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ロボ愛溢れる『Mecha BREAK』開発現場レポ!まさかの「eスポーツ会場=社内」を実現したAmazing Seasun Gamesのオフィス潜入【現地レポ】
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中国、珠海にて3月13日から16日にかけて、メカアクションシューティングゲーム『Mecha BREAK』オフライン交流戦「グローバル先駆者開拓戦」が行われました。そして2月から続いたOBTも終わり、2025年の正式リリースを待つ形になりました。

OBT段階から高い注目を集めている『Mecha BREAK』……。実際に遊んでそのクオリティの高さに驚かされた人も多いのではないでしょうか。6vs6、PvPvEの「マシュマーク」といったモードのみならず、メカ好きの琴線に触れる機体の数々もとてもハイクオリティな本作。なんと今回は日本、中国、北米からプロ・アマ問わず多くのプレイヤーが招集され「グローバル先駆者開拓戦」も開催されました。「いったいどれだけ力が入れられているんだ!」と感じた方も多いでしょう。

そこで本稿では、Amazing Seasun Gamesの社屋をフォト多めにご紹介! 現地となる中国・珠海から日本チームが圧巻の優勝を果たした『Mecha BREAK』制作および「グローバル先駆者開拓戦」の裏側をお届けします。

◆“大会会場=社内”という贅沢さ……Amazing Seasun Gamesはでっかいぞ!

中国・珠海市はマカオ特別行政区に隣接した街。マカオの向こうには香港があるので、かなり大都市に近い立地ですね。調べたところ、中国中から人が集まり、移民人口が多いのだとか。

 撮影日は曇天でしたが、ビーチもあって良い感じ。なんとスコールも降るという温暖な気候でした。

これには実際に行ってみて納得します。全体的にバカンステイストで、外国からの観光客はマカオ・香港に集中するとあってか外国人は少な目。歓楽街もすぐには見当たらず、基本的にはビーチや教育機関、そして企業ばかりです。つまり「外国人が少なめの閑静な地域」なのです。

そして中国だけあって、道幅はかなり広め!Amazing Seasun Gamesの社屋はそんな珠海の一角にある広いな敷地に建っています。ジムや食堂はもちろん、巨大な社員寮にバスケットコートも社内に同居しているという大きさです。敷地内には同社経営の喫茶店などもあるので近隣の住民も訪ねやすそうな印象です。珠海という土地で(さらには中国全土を見ても)かなり存在感を放つ企業と言えるでしょう。

受付には(ふらっと入り込んだ)猫ちゃんも。

◆メカメカしい『Mecha BREAK』オフィス! CEO・Kris氏の“メカ好き”が光る職場環境

そして『Mecha BREAK』はそんなAmazing Seasun Gamesでもひときわ存在感を放ちます。CEO・Kris Kwok氏の夢でもある『Mecha BREAK』……リリース後の試金石となるであろう今回の「グローバル先駆者開拓戦」は、「外部で会場を抑えての開催」ではなく、社屋を贅沢に使いAmazing Seasun Games内で開催されていました。

無観客・配信中心のeスポーツ大会を十二分に社内で大会を開催できそうな建付け。こちらは練習エリアとなっており、計16チームの選手たちが交流しつつ、練習に励んでいました。今回は交流戦とあってこの構造なのでしょうが、選手と観客の部屋を分けることも十分にできそう。『Mecha BREAK』正式リリース後に好成績を収めるとAmazing Seasun Gamesに招待される……なんて可能性もありそうですね!

続いては別の棟をご案内。なんとこちらには“男の子の夢”が詰まったような“メカ感あふれる世界”が広がっていました!

SF! SFの世界だ!思わずそう言いたくなるようなビジュアルのオフィス! この棟は『Mecha BREAK』開発オフィスや社長室がある場所でもあるのですが、同時に出場選手はこちらで戦うことになります。

忘れそうになりますが、ここは普段、ゲーム制作現場なんですよね……。

ちなみに、社長室には日本IPのフィギュアやプラモデルがずらり!!『Mecha BREAK』という作品に関係する記事である以上、流石にどういう作品があったのかは写真含め言及を控えますが……強いて言うなら「置いてないシリーズはないだろ!」と思わせるラインナップ。何があったかをいうより、どのシリーズが見つけられなかったかをいう方が早いという凄まじいコレクションです。筆者含むメカ好きなライターは興奮しきり。取材先のCEOより「メカ好きの大先輩」と感じてしまいそうです……!

そして『Mecha BREAK』の機体「ファルコン」はさっそくフィギュア化が決定! しかも可動モデルでお値段も控え目です。『Mecha BREAK』の機体がフィギュア化される流れはもちろんですが、なんと驚くことに“メカ娘化”も進行している様子。メカ娘化なんて、IPが出てしばらくたった後ファンの声に押されて逡巡の末に決断するものでしょう!? リリース前にメカ娘化を妄想するのはコアなメカファンの所業ですよ! ……制作陣はコアなメカファンだった!

さらには日本のバンド「MAN WITH A MISSION」とコラボした『Mecha BREAK』テーマソングまで公開されています。さながらロボアニメのようなグラフィックで展開される本MV……一見の価値ありです。

正直に言って、筆者は最初に『Mecha BREAK』を知った時、その圧倒的なクオリティに「どういう情熱で制作しているの!?」と驚かされました。しかしAmazing Seasun Gamesの規模感とCEOであるKris氏の熱量から、ある種の納得。Amazing Seasun Gamesはまだ日本ゲーマーには知名度が高いとは言えませんが、中国で培ったゲーム運営の経験やこのロボ愛から今後注目していくべき企業だと感じます。

『Mecha BREAK』はエイムより“機体コントロール”が重要となり、各々のポジションに沿って戦えばかなり楽しめる一作です。機体のカスタマイズも実に自由度が効きますし、気になった方は「とりあえず触れてみるのが吉」というタイトルでした。さしあたり、2025年に控えているメカアクションシューティングゲーム『Mecha BREAK』の正式リリースを待ちましょう!

メカアクションシューティングゲーム『Mecha BREAK』はPC/Xbox Series X|Sにて2025年にリリース予定です。

ライター:高村 響,編集:蟹江西部

ライター/ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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編集/十脚目短尾下目 蟹江西部

Game*Spark編集部。ゾンビゲームと蟹が好物です。以前は鉄騎コントローラー2台が部屋を圧迫していましたが、今は自分のボディが部屋を圧迫しています。

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