今回は、カイロソフトが手掛けるスマホ向けタイトル『魔王城ものがたり』をプレイ!本作は、ボロボロの魔王城にモンスター部屋やトラップ部屋などを自由に作り、侵入してきた冒険者たちを撃退する暗黒のダンジョン建設シミュレーションです。

スマホ向けゲームは基本無料+課金要素つきのものが多く、手軽に始められる反面、あとから細かくお金を払う仕組みがストレスになることもあるんですよね。その点、カイロソフトから発売されるゲームはほとんどが買い切り型のもので、最初にゲーム代を払えばOKなのが個人的には嬉しいですね。本作ももちろん買い切り型です!
◆ボロボロ魔王城を自由に立て直せ!

まず最初に、お城と魔王の名前、魔王の攻撃タイプを選択する。お城の名前はデフォルトから少しいじって「わんぱく吉田城」に。魔王の名前は吉田おじさんだ。攻撃タイプは、近距離や遠距離、魔法などのタイプがある。接近戦は配下のモンスターに任せて、魔王おじさんは安全圏からチクチク遠距離攻撃するのが良さそうだ。

かつてこの城は邪悪な魔王城として恐れられていたんだけど、先代魔王が旅に出たのをきっかけに、配下のモンスターも減ってすっかり寂れてしまっている。新たな魔王であるプレイヤーは、冒険者も裸足で逃げ出す最高ランクの魔王城を作り上げていくのだ。

城壁や城門は残っているものの、もはや「城」というよりただの洞穴だな。チュートリアルに従って、配下のモンスターを設置しよう。

モンスターの名前は自由に変えられるので、僕のXで名前を貸してくださる方を募集して使わせてもらっている。フォロワーたちよ、魔王おじさんを守ってくれ!

次は城内の拡張だ。城内の黒い箇所は掘れる壁で、通路や部屋を自由に作れるのだ。小さい洞穴だと思っていたけど、城の全体は結構でかいんだな。
冒険者は魔王を倒そうと進んでくるので、通路を作って遠回りさせたり、モンスターやトラップを配置したりして、魔王のもとへたどり着かれる前に始末するのが攻略のポイントだ。とりあえず魔王の居る部屋の前に通路を作ろう。

無駄に曲がりくねった通路やいやらしい行き止まりを作るときのワクワク感は、子どもの頃に迷路を作って遊んでいたあの感覚そのものだ!しかも行き止まりばっかりで、作っている側は楽しいけど、迷路を遊んでくれている側は何も楽しくないクソ迷路だ。

スマホの中から冒険者たちの怒声が聞こえてきそうだけど、実際はクソ迷路でも文句も言わずに進んでくれている。ありがとうね!
◆クソ迷路からまともなダンジョンへ

ある程度の時間が経過すると、普通よりも危険な冒険者たちがやってくる。モンスターやトラップを効果的に配置しないと、あっという間に魔王のもとまでたどり着かれてやられてしまう。魔王おじさんはあんまり強くないのだ。

モンスターは、細い通路のような狭い場所に設置すると能力がダウンしてしまうため、十分なスペースを確保する必要がある。このクソ迷路ではモンスターの設置には適さない場所ばかりなので作り直したぞ。

まず、とりもち(冒険者の移動速度ダウン)と毒の沼地(毒ダメージ付与)の通路で冒険者を弱らせ、5つのモンスター部屋の精鋭たちが出迎える。それらを倒し、やっと魔王の部屋にたどり着けるのだ。モンスター部屋を抜けられても、無数の弓矢が襲いかかるトラップルームが待つ鉄壁の布陣だ。ただ、問題がひとつあって……。

この魔王、指示してないのに、たまに勝手に前線にやって来るのだ。弱いんだから引っ込んでろ!

ただ、モンスターも最初のうちは弱いので、冒険者を返り討ちにしてレベルを上げなければならない。プレゼントを送ることでもステータスが強化されるぞ。

プレゼントアイテムはショップからも買えるし、モンスターを人間の街やダンジョンに派遣することでも手に入れられる。

魔王もまたプレゼントを受け取ることもある。年に一度、4月に魔王の誕生日会が開かれて、モンスターたちからプレゼントが貰えるのだ。

プレゼントは毎年異なる物が貰えるんだけど、今年はくす玉だった。くす玉がプレゼントってなんだかおかしい気もするが受け取っておこう。
◆殺る気マックス、最凶魔王城完成!

ゲームの進行に合わせて冒険者は強くなっていくんだけど、こっちだって負けてはいられない。すべての壁から弓矢が射出され、地面には雷を呼ぶタイルや、回転して混乱させるタイルなどをびっしり敷き詰め、冒険者絶対死なす部屋が完成している。

モンスターの中にはレベルに応じて進化する者もいて、魔王城の守りはより強固なものへと変化していった。だが、魔王城の快進撃はまだまだこんなもんじゃない。

魔王城の面積は段階的に広がっていき、最終的には何倍もの広さが手に入る。入口には進化させた巨大モンスターを設置し、侵入してきた冒険者の数を減らす。

行き止まりのルートには、大広間に大量のモンスターを配置している。

道中には、冒険者絶対死なす部屋を含めた凶悪なモンスター部屋が並んでいる。

魔王の部屋の手前には20体以上の巨大モンスターを配置。RPGのラストダンジョンだったら確実に「クソゲー認定」されるレベルで、冒険者への殺意を込めてみた。

そして魔王の部屋には、本棚や宝箱、冷蔵庫などの娯楽アイテム(本来はモンスターの能力を上げるものやトラップなんだけど)を設置し、隣の部屋にはパン屋やお土産屋を建て、冒険者の迎撃性能より快適さを優先させた空間を作っている。数々のトラップやモンスターを突破してここまで来れるはずが……ん?

魔王、死んでない?

そう、たま~に、トラップやモンスターをくぐり抜けて魔王部屋までたどり着くラッキーな冒険者も現れるのだ。わんぱく吉田城、まだまだである。
ダンジョンを好き勝手に掘り進んで、冒険者を右往左往させるのが本当に楽しかったです。とくに「ここを曲がれば安全だろう」と思わせておいて罠を仕込んだり、モンスターを大量配置して冒険者を返り討ちにしたりする瞬間はニヤリとせずにいられません。
ただ、進行に合わせて冒険者も強くなっていくので、魔王城のアップデートもたびたび必要になり、改築に改築を重ねた今では、一般人のおっさんが敷地内に作ったトンデモ違法遊園地みたいな趣が出てきています。
一定期間で一旦クリア扱いになるのですが、そこからさらに続けるもよし、クリア後は高速化やハードモードといった要素も追加されるので、二周目をじっくり楽しむのもいいでしょう。
買い切り型で安心して遊べるので、ダンジョン作りやトラップ配置にワクワクする人にはぜひおすすめしたい一作です。
『魔王城ものがたり』はスマホ(Android/iOS)向けに発売中です。













