2025年9月25日から28日まで千葉・幕張メッセで開催された、世界有数の規模を誇るゲームイベント「東京ゲームショウ2025(以下、TGS2025)」。出展社数・出展小間数ともに東京ゲームショウ史上最大級の規模となる会場内では、さまざまな展示やイベントで大いに賑わっていました。
さまざまなゲームやツールの開発で知られるドリームスレッドのブースでは、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに2026年発売予定の新作シティビルダー『大江戸でべろっぱ』を展示。
本作は、江戸時代の都市開発を体験できるシミュレーションゲームです。プレイヤーは、徳川家康の江戸入府からはじまり、やがて人口100万の大都市へと成長する過程を楽しめます。コメ経済や大規模な土木工事などをテーマにしたシナリオだけでなく、自由に江戸の町を作れるフリーモードも実装予定とのこと。

本稿では、そんな『大江戸でべろっぱ』のブースレポートをお届けします!
◆キャラはヘンテコ?でも中身は本格的な街づくり!
今回の試遊では、ゲームの中心となる街づくり要素を自由に体験できるデモ版が展示されていました。ゲームの導入では、徳川家康の命を受けるシーンから始まるのですが、そこで登場するのが治水や河川の改良で活躍した伊奈忠次と、これは結構なこだわりを感じる……!
本作の大きな特色としては、頭に葵の紋を付けた徳川家康をはじめとした個性的なグラフィックのメンバー。アニメ調のデザインを起用し、個性的なキャラクター付けをすることで、国内外の歴史ファンに「楽しく、わかりやすく」体験できる、より親しみやすいゲームにしようと考えているそうです。

試遊ではイベントに介入して進めることはできなかったものの、江戸の町にさまざまな建物を設置する事ができました。建てられるものは江戸の産業や住民を支える屋敷や施設だけでなく、本作で重要なコメ経済のための田んぼ付きの家などもあり、実際のゲームでは経済や物資のバランスを考えるのも重要そうです。
デモ版のプレイを解説してくれたスタッフによると、ゲーム内では徳川家康、秀忠、家光までの時代を中心に取り上げているとのこと。自然の残る湿地帯だった江戸の地を開墾、いわゆる徳川の「天下普請」など、さまざまな歴史の出来事をゲーム内シナリオとして楽しめるようです。

プレイ感としてはオーソドックスなスタイルのシティビルダーで、作り上げた江戸の町を色々な視点で見ることも可能です。今回はサンドボックスモードだったので、細かなリソース管理などは体験できませんでしたが、本格的な街づくりも楽しめそうな要素が満載でした!

◆登場キャラクターは150人以上!
そしてブース内のスタッフによると、本作では江戸時代の礎を築いた150人以上のキャラクターが登場し、さまざまなイベントや会話の中で活躍していくそう。公開されているPVでも、体験版に登場した伊奈忠次以外にも本多正信、大久保藤五郎、お江など、さまざまなキャラクターが紹介されています。
そして、「シティビルダーが好きだけれど、江戸時代の登場人物がわからない!」という人も安心の機能も搭載。ゲーム内のキーワードをクリックすると、連動しているデータベース「江戸ペディア」のページが開き、人物名や名所、出来事などを細かく解説してくれるのです。


当ページはすでに一部のコンテンツが公開されていて、記事公開時点のプレオープンサイトでも、江戸名所に関連する地名の説明や、江戸城に関する内容や画像などを見ることができます。
今後はより多くのコンテンツだけでなく、ゲームに関する攻略情報や、ゲームで語れなかったディープな解説なども順次公開されていく予定です。
そして開発チームの“推しポイント”として、ゲーム内テキストの切り替え機能が紹介されました。作中のいつでも英語/日本語が切り替え可能なだけでなく、すべての漢字にふりがなを付ける機能も設定されているので、日本語や文字の読み方の勉強にもなるということです。


筆者は、江戸時代がテーマのシティビルダーなら「やはり火事は起こるのか」ということが気になりました。開発の方に聞いてみたところ、火事要素はやはりシナリオやゲーム内のイベントにも盛り込んでいるとのことで、しっかりと作られている熱意を感じる本作を遊ぶのが、ますます楽しみになりました。
『大江戸でべろっぱ』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに2026年発売予定。
まだ計画段階ですが、今後はさらなる徳川将軍の時代をテーマにしたDLCも開発していきたいという目標もあるようです。膨大なデータベースになりそうな「江戸ペディア」ともども、今後の展開が楽しみな作品ですね!













