荒野の賞金稼ぎメカACT『Bounty Star』愛機を改造して無法者や恐竜に立ち向かえ!演出面は文句無しも、ややもったいない部分も【ゲムスパロボゲーカタログ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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荒野の賞金稼ぎメカACT『Bounty Star』愛機を改造して無法者や恐竜に立ち向かえ!演出面は文句無しも、ややもったいない部分も【ゲムスパロボゲーカタログ】

ゲーマーに遊んでほしい「ロボゲー」の魅力を紹介していきます!

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荒野の賞金稼ぎメカACT『Bounty Star』愛機を改造して無法者や恐竜に立ち向かえ!演出面は文句無しも、ややもったいない部分も【ゲムスパロボゲーカタログ】
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アニメやゲームの定番ジャンルのひとつに「ロボット」があります。創作物のロボットは巨大な搭乗型、意志を持つような自立型、マスコットのような可愛いタイプなど多彩な種類があり、いずれも違った魅力を持っているものです。

ゲーマーのみなさんに古今東西の素敵なロボットゲームを紹介する企画、それが【ゲムスパロボゲーカタログ】です。今回取り上げるのは、Annapurna Interactiveから2025年10月23日にリリースされた、PC/PS5/Xbox Series X|S向けアクションアドベンチャーゲーム『Bounty Star』です。

メカに乗って荒野の賞金稼ぎ!

『Bounty Star』は、アメリカに拠点を置くゲームスタジオDINOGODが手がける作品です。DINOGODは2019年に設立されたスタジオで、Blizzard EntertainmentやDire Wolf Digital、カプコンなどでゲームに携わってきたメンバーが所属。これまで『Age Of Angra』というカードゲームを発売し、本作が初のビデオゲームです。

ゲームは2022年に発表され、これまでAnnapurna Interactiveの公式YouTubeチャンネルを通じて、ゲームプレイ映像などを公開してきました。2025年8月には正式なリリース日が決定し、およそ3年の歳月をかけてゲームが完成しました。

本作の舞台となるのは、アメリカ南西部にあるというレッドエクスパンスという地域。プレイヤーは、体に傷を負いながらも力と才能に満ちあふれた退役軍人で熟練のメカパイロットの賞金稼ぎ・クレムとなって、凶悪な犯罪者や猛獣、蘇った恐竜によって荒らされているエリアで、戦闘メカ・ラプターに乗ってさまざまなミッションへと挑みます。

ゲーム内でクレムは賞金稼ぎとして稼いだお金で、メカ用の装備を買ったり、荒れ果てた家をカスタマイズして作物を育てたり、鶏を飼って食材を得ることもできます。駆け出しの賞金稼ぎとしての生活が始まったクレムのランクが上がっていくことで、個性豊かなキャラクターとの交流や、過去に大きな傷を負った自身のストーリーも進んでいきます。

すべてを失った一夜から物語は始まる

『Bounty Star』の物語はゲーム本編からおよそ半年前、クレムが軍人として町の警備についている時代から始まります。ここではチュートリアルとして、街を襲う正体不明の敵と戦いながら、ラプターでの移動や戦闘、修理やインタラクトといったゲームの基本を学んでいきます。

本作のラプターは両手に装着した銃器と格闘武器が使用可能で、状況によって使い分けが重要です。格闘武器は攻撃だけでなく、オブジェクトの破壊などにも有効で、チュートリアルでは道を塞いでいるバリケードを撤去して進んでいきます。また、この機体では回復や短距離ダッシュなども行えます。

最後には街を襲った蛮族集団のボスとの戦闘が発生、無事に撃退したクレムですが結果として街が破壊され、最愛の弟であるイライジャまで失う事態に。すべてを失ったクレムは軍を辞め、しばらく空っぽの生活を送っていますが、軍の仲間で今は保安官のジェイクに誘われ、賞金稼ぎとして新たな生活を送ることになります。

ジェイクから差し押さえた拠点とラプターを受け取ったクレムは、駆け出しとして活動することに。最初は設備導入や料理の作り方などを通じて拠点での過ごし方を学び、ジェイクから依頼された最初の仕事を達成することで、いよいよ本格的にクレムの新しい人生がスタートするのです。

ゲーム内では与えられたタスクや仕事をこなすことで賞金稼ぎとしてのランクが上がっていきます。また、重要な仕事をクリアすることでストーリーが進行し、新たな機能の追加や購入・製造できるアイテムも増えていきます。

ラプターを操り無法者を排除せよ!

クレムが受ける依頼は、レッドエクスパンスで暴れる無法者や猛獣を退治するというもの。依頼は拠点のバウンティボードから確認・受注が可能で、それぞれの依頼にはメイン目標と「◯分以内にクリア」「ノーダメージでクリア」「隠し財宝を探す」といったサブ目標が設定されています。

クレムの操るラプターは2つの武器と4つの支援システム、そして2つの拡張パーツが装備可能です。支援システムはダッシュや回復、シールドなどの戦闘システムに関わるもので、拡張パーツは体力や熱管理に関わるものなどがあり、ストーリーを進めていくことでさまざまなパーツが登場します。

『Bounty Star』ではラプターの熱管理が非常に重要です。武器や装備を使用するとラプターの熱ゲージが上下し、戦闘中にゲージを超えるとシステムダウンしてしまいます。ゲーム内では朝・昼・夜の時間帯もあり、それぞれオーバーヒート/オーバークールしやすくなるので注意しましょう。

また、ゲームを少し進めると新たな機能として相手を捕獲する事ができるようになります。賞金首を生け捕りにすることで報酬が少しアップしますが、捕獲のためには敵の体力を削る必要があります。雑魚敵でも捕獲すればボーナスが入るので、体力に余裕がある時は積極的に狙っていきましょう。

それぞれのマップには隠された宝箱があり、中には装備品やレシピ、世界観を知るための本などが入っています。最初は取れないような場所にある宝箱もありますが、ゲームが進行するとラプターのジャンプ機能なども使えるようになるので、どんどん探索していきましょう。

3つの攻撃タイプを使い分けろ

ラプターの武器には3つの攻撃タイプが存在していて、敵のタイプによって使い分けることで大きなダメージを与えられます。武器相性は拠点にデカデカとポスターで貼ってあるほか、依頼開始前のラプター整備画面でも確認できます。依頼に出てくる敵のタイプもわかるので、しっかりと準備しましょう。

依頼が上がると当然敵も強くなり、登場するタイプの種類も複雑になっていきます。ゲームが進めばラプターは2種類の装備切り替えが可能になるので、状況に合わせた組み合わせを考えることも大切です。また、生物相手には非殺傷兵器で追い払うといった選択肢も存在します。

戦闘で重要なテクニックとして「ガンキャンセル」というものが存在します。これは近接攻撃中に銃を撃つことで発動する特殊なアクションで、武器ごとに移動や追加攻撃などの効果を発揮します。銃のリロードも可能なので、上手く利用することで戦闘の継続力をアップさせることもできます。

クレムは凄腕のメカパイロットですが、多くの敵を相手にするには被害を減らすことも大切です。敵は攻撃前にモーションがあるので、適切な回避やシールド展開、パリィ(専用装備が必要)などで対処しましょう。多くの装備は回数やクールダウンもあるので、戦う際の距離感なども考えましょう。

本作はかなりダッシュとターンに癖があるので、回避は慣れなければ難しめです。特に短距離ダッシュが基本となるので、敵と大きく距離を取るというのが難しく、気を付けなければ囲まれてしまうことも珍しくありません。結果として遠距離攻撃で少しずつ誘い出す、といった、慎重なプレイが多くなる印象です。

拠点をカスタマイズして快適生活

『Bounty Star』は、ストーリー進行上で新たな設備導入が行われます。最初は装備を作る作業台や調理台で、次にラプターの色を変える塗装システム、依頼での燃料費を抑える施設なども設置されていき、少しずつできることが増えていったり、利便性がアップしていきます。

本作の拠点カスタマイズは決められた位置に増設するというタイプで、自由に物を置けるシステムではありません。もちろん設備投資にもお金がかかりますが、常にたくさんの依頼があるというわけでもないので、特に駆け出しの序盤や中盤にはしっかりとお金や素材を溜めておくことも必要です。

野菜の栽培や養鶏などの施設も使えるようになれば、クレムの食べる料理のコストも抑えられます。料理は戦闘時にさまざまなバフを与えるもので、種類によってその内容は大きく異なります。クラフト時に不足している材料を即時購入できますが、料理の材料費が案外大きいので、なるべく少しでも軽減したいところです。

クレムの賞金稼ぎ生活は基本的に時間制限などがありません。依頼をこなしてランクを上げるだけでなく、畑仕事やニワトリの世話をするために家の裏で水を汲む必要があるなど、ちょっとした“生活”を感じさせるのは本作の大きな魅力でもあります。本を閲覧すると、その内容を「クレムの要約」として表示してくれるのが個人的にはお気に入りです。


『Bounty Star』は、荒野を舞台にした賞金稼ぎアクションが楽しめるメカゲーです。敵のタイプに合わせた武器や装備の選択、拠点カスタマイズによる生活の向上など、多彩な要素があり、畑の水やりやペットの世話などの生活感を味わうこともできます。

クレムは真面目な軍人だったのが一夜ですべてを失ったことで、どこか壊れているような、どこか空っぽのような素顔を見せることがあります。一方でしっかりとクレバーな雰囲気もあり、主人公として上手く描かれているなと思います。日本語の翻訳精度もよく、洒落の効いた言い回しも本作の世界観に大きく貢献しています。

ただし、さまざまなシステムのアンロックがストーリー上でやや遅く、装備の追加なども基本的にストーリーやランクに依存するので、特に序盤はやれることが少なめです。依頼も時間帯の指定やサブ目標のために制約があり、特に何もできずにベッドで寝るというパターンもあるのが気になります。

また、個人的に改善して欲しいサブ目標の「決められた装備で依頼を達成する」というもので、せっかくの本作の武器切り替え機能を完全に潰しています。サブ目標自体はマップに紐づけられているので、他の依頼時に達成すればいいのですが、システムがシステムの足を引っ張る仕様なのはもったいない……!

システムを含め少し気になる面はあるものの、メカの造形やキャラクターの魅力は抜群で、演出も良いので基本的なゲームプレイはしっかり楽しめます。QoLなどの改善パッチの配信も行われているので、今後もっと遊びやすくなるのに期待したいところです!


ライター:Mr.Katoh,編集:TAKAJO


ライター/酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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