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海戦、コマンドバトル、イカサマ麻雀!神秘溢れる海洋冒険RPG『シー・オブ・レムナンツ』を中国で先行プレイしてきた

海洋ファンタジーが好きなら刺さるはず!

連載・特集 プレイレポート
海戦、コマンドバトル、イカサマ麻雀!神秘溢れる海洋冒険RPG『シー・オブ・レムナンツ』を中国で先行プレイしてきた
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シー・オブ・レムナンツ』のメディア向け先行試遊会が、中国・杭州のNetEase本社にて実施されました。本作は『IdentityV 第五人格』を開発したJoker Stdioが手掛ける海洋冒険RPGで、プレイヤーは“人形”の世界で海賊となり、海戦や陸上でのバトルを行っていきます。ライブサービス型ゲームでありながら、交流システムによって街の人間たちの人生すら左右し、果ては町の行く末も変えてしまうマルチエンディング形式のタイトルです。

本稿では『シー・オブ・レムナンツ』の先行プレイの模様をお届けします。ちなみに今回は先行試遊とあって日本語には自動翻訳らしい違和感がありますが、まだ開発途中ですのでその点はご留意ください!

◆“忘却の海”をキーに描かれる、神秘に満ちた海の世界

本作は、ライブサービス型ゲームでは珍しいマルチエンディング形式。サービス開始時から「一端の区切り」が用意されています。そのキーとなるのは航海の果てにある“忘却の海(シー・オブ・レムナンツ)”という場所。ここに辿り着くと主人公たち人形は記憶を失うとされています。

ゲームは、痩せこけた(?)人形の主人公が不可思議な海を小舟で漂っているシーンから始まります。序盤も序盤なので何もわからないのですが……しかし、これがとにかく綺麗! 空には星が煌めき、暗い海の底には巨大な海洋生物が蠢きます。海賊となっての大冒険とはいっても、神秘漂う“海洋ファンタジー”だとわかります。

主人公は海賊の街「オートピア」に流れ着き、そこに住む「シグムンド」に救助されます。過去の記憶がないあたり、“忘却の海”に関わった後なのでしょうか。ここで主人公は新たな人形の体を与えられることになります。キャラメイクして性別問わず自分の現身としての人形を設定することができます。治療台らしきベッドの上には眠ったままの美少女の姿が。

その後、主人公は酒場で「ロージー」という先ほど眠っていた女性と瓜二つのキャラの大立ち回りに巻き込まれちゃいます。本作は主人公とロージーで海賊団を結成し、大海原を駆けていくストーリー。人形たちが住む「オートピア」と自由に駆け巡れる大海原を中心に物語が進んでいきます。

『シー・オブ・レムナンツ』のキャラたちは人形とはいえ、等身大で表情豊か。街や世界の造形もかなりセンスに溢れていて、人形であることに違和感を覚えるどころか、むしろ人間だったらリアルすぎる要素を緩和してくれ丁度いいとすら感じられます。たとえば乱闘で人を蹴り飛ばすというシーンもコミカルに思えますし、海賊という荒い稼業をファンタジーにしてくれているわけです。人形でいながらキャラはかっこいいし可愛く見えます。球体関節も良いですしね!

◆バトルではダイスロールによるランダム性が良い味出してる!

バトルは大雑把に分けて海戦とコマンドバトルの2種類。地上や船上ではコマンドバトル、海戦では船の主砲を放ちあうバトルが行われます。

コマンドバトルは、各キャラが持つ少数のスキルを組み合わせ、必殺技のみターンに関係なく発動可能というテンポの良いタイプの戦いです。初めに使える技は少なめですが、サブジョブをつけることで自分なりにビルドが構築可能です。とはいっても試遊段階では、主人公を含め成長における上限が少なく感じます。確認できた限りではレベル15が上限。おそらく「忘却の海」で時間を巻き戻す、あるいは記憶を失ってビルドを組みなおすことが前提となるのでしょう。

特徴的なのは賭け事が好きな海賊らしく、ダイスロール(デビルダイス)がバトルに関わるという点です。バトルではプレイヤーが自由に振れるダイスが複数個設定されており、どの攻撃もダイスを消費して強化が可能です。全ては出目次第ですが、一度の攻撃で大量のダイスを回して猛攻撃を仕掛けることも可能です。余談ですが、主人公の必殺技モーションがめちゃくちゃカッコいい。

敵も同様に出目の結果を出してくることがあり、そこではこちらがダイスの出目で勝つことで戦闘が有利に進みます。つまり、いざという時に勝てるようダイスを温存しておくスタイルから、「まぁガンガン使って先に削るか!」みたいなギャンブル的な戦闘まで、プレイヤーに委ねられるのです。事前のレベル差がバトルにおいて絶対的にならないランダム性は良いですね。ちなみに、エンカウント戦では戦力差があると、接敵時の攻撃で雑魚キャラの自動撃破も可能です。

海戦では簡易モードを使用するかどうか選択できますが、簡易モードを選ばなくても操作はシンプル。操舵モードと砲撃モードをトリガーひとつで切り替えて、相手を狙い撃つだけです。とはいえ海戦では(当たり前ですが)船はまっすぐに進み、砲撃は横から撃たなければならないという制約がかけられています。

初海戦はまさかのゴリラ……地上で戦っていたゴリラが小舟に乗って報復してきたのです。

とにかく、ゴリラ戦では相手の砲撃を避けつつ俊敏に動く敵船をエイムし、砲撃することになりました。後半になるとゴリラは大砲を自分の両腕に引っ掴み、まるでロボゲーの誘導ミサイル同時発射さながらの猛攻を仕掛けてきました。ゴリラは強いし賢い。

これは「相手が海面を狙ってしまった」可能性もありますが、筆者のプレイ中では敵の砲撃が海に当たって消失することも確認しています。もし波に当たって一部の攻撃が消えるのだとしたら、かなりクオリティの高い戦闘が繰り広げられていくことでしょう。序盤では波が穏やかな海だとしても、後半では荒波での苦戦も予想されますし、“いかに波間を縫って優位を引き摺りだすか”の海戦も行われる可能性はあります。

バトルに関しての主な要素はこの「地上戦」「海戦」のふたつ、そして限定的に開示された巨大なボスとの特殊戦闘です。こちらでは「深海の恐怖」をしっかりと描いたボスが登場していました。具体的な記述を避けて言うのなら、“海賊が畏れた神話的伝承”やクトゥルフ神話の神々のような、神秘的でおぞましく、しかし美しい化け物とでも言いましょうか。アートワークに強いJoker Stdioならではの強みです。

◆エンディングに影響を与える“住人との交流”…皆殺しも出来ちゃうらしい

そして本作にてかなり重要な要素として「オートピアの住人との交流」があります。こちらはマルチエンディングにかかわる要素です。街の人間と交流することで彼らの人生を左右していくことが可能なのです。……たとえば決闘で殺したり。説明では「皆、殺しちゃうことも可能」とまで言われてしまいました。ちょっとやってみたいと考えるのはゲーマーの悪いところ。

しかし自由度の高さは一旦置いておいて、住人と仲良くなることで限定の商品が売り出されたり、自宅の2階に招かれるといった展開が舞っている様子。最後には「オートピアのエンディング」が描かれるため、複雑に入り混じるであろう人間関係をどう処理していくかも重要そうですね。全員殺しちゃったら、当たり前ですが無人のオートピアになっちゃうと説明されました。オートピア連続殺人事件っ……。

「あなたとチャットしたい」はAI味がありますが、自動翻訳(修正予定)のせいでしょう。

これらはAIなどを使わずゲームデザインとして丁寧に描かれるようで、かなり実装に手間がかかっていると解説されました。そのため、初期に「人生への介入」が実装されているのは十数人前後とのこと。最終的な目標は何百人レベルのオートピアの住民全員の人生に介入できるようにすることだそうです。

そして街では住人とミニゲームを楽しむことも可能です。麻雀に誘ったり、決闘に誘ったり出来ちゃいます。海賊ゲームなのに麻雀が出来るのはアジア圏ならではですね! ちなみにイカサマOK。

海賊っぽく業運で即リーチ!心なしかドヤ顔。

『シー・オブ・レムナンツ』を語る上で絶対に外せないのは、『第五人格』のJoker Stdio制作だけあって実にセンスフルなタイトルだということ。海賊としての爽快感と人形としてのポップでコミカルさ、そして海洋のファンタジー的な魅力を、音楽やビジュアルで体験させてくれるのです。

絶景が見える位置にはプレイヤーが横たわれるソファなども設置されているのですが、ここにしばらく座っていると穏やかな音楽が流れ始めたりもします。

『シー・オブ・レムナンツ』を遊んでみた感想としては、「ファンタジー成分強めの海洋冒険譚が好きなプレイヤーや海戦好きに刺さるのでは?」というモノですが、なによりもセンス溢れる世界観がこれでもかと前面に押し出された作品ですので「このテイスト好きだな」と感じたユーザーは魅了されるはず。

『第五人格』も独特のアートワークで多くの人を魅了しましたが、「正統進化でありつつも、さらに多くの人の琴線に触れるようになった」という印象を受けます。Joker Studioのファンはもちろん、神秘溢れる海洋ファンタジーが好きな方には刺さることでしょう!


海洋冒険RPG『シー・オブ・レムナンツ(Sea of Remnants)』はPC(Steam)/PSコンソール/iOS/Android向けに2026年基本プレイ無料でリリース予定です。オートピアを中心に繰り広げられる“海賊の冒険譚”を味わいたい方は、ぜひチェックしてみてください。

ライター:高村 響,編集:みお

ライター/ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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