邦題になると急に命令形になった『やれ!整備工場ブラザーズ』、“車の内部”の再現度に感嘆!車好きほどハマる本格寄り整備シム | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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邦題になると急に命令形になった『やれ!整備工場ブラザーズ』、“車の内部”の再現度に感嘆!車好きほどハマる本格寄り整備シム

よくある自動車整備シムよりも、“本格寄りの整備シム”とのこと。……おおっ、これは実際に車を整備することが好きなユーザーとしては楽しめそうだ!

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邦題になると急に命令形になった『やれ!整備工場ブラザーズ』、“車の内部”の再現度に感嘆!車好きほどハマる本格寄り整備シム
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「どうしてこんな邦題になった!?」と話題になった、自動車整備工場シム『やれ!整備工場ブラザーズ』。日本語対応するまでのタイトルは『Car Service Together』だったのに、突如として命令形や兄弟要素が生えてきたタイトルになっています。


そんな本作は、記事執筆時点でのSteamレビュー数は約2,500件超え。全てのレビューでは“非常に好評”という評価が出ています。自動車整備を題材にしたシミュレーションゲームは数多くありますが、『やれ!整備工場ブラザーズ』の場合は、細部に渡る“自動車整備の再現度”が中でも評価されている様子。

確かに、自動車整備シムの中には、車を修理したりそれを転売したりすることに重点を見出しているゲームもあり、そうしたものは整備面では「部品を買ったらクリック一つで交換できる」という簡素な仕組みになっていたりします。

一方、『やれ!整備工場ブラザーズ』は“本格寄りの整備シム”とのこと。……おおっ、これは実際に車を整備することが好きなユーザーとしては、楽しめそうだ! というわけで、早速プレイしてみました。

最初から難しい整備ができる!

Game*Sparkの記事でも過去に何度か登場している筆者の愛車、ダイハツ・コペン(初代のファーストアニバーサリーエディション)は、今日も元気よく公道を走っています。雨に濡れた姿も素敵!



しかし、そもそもが37万円で購入した12万km超えの車ですから、いくつか不具合があるのも事実。それを少しずつ直してはいますが、今の時点でオルタネーターが少し劣化しています。

停車時にヘッドライトと冷暖房をつけると12Vを切ってしまい、JAFのスタッフさんからも「もうそろそろ取り換えたほうがいいですかねぇ」と言われています。

そういった筆者自身の整備経験を踏まえた上で、『やれ!整備工場ブラザーズ』をプレイしていきます。

主人公はプレイ開始時点から、なかなかどうして大きな工場を持っているそう。ただし、作業スペースや駐車場は、費用を投じて段階的に解禁していく仕組みです。

最初のうちはあまり難しい整備ではなく、オイルやエアコンフィルターの交換のみ。軽い作業で初期費用を稼いでいくのか……と思ったら、一番最初の段階からリフト付きの作業スペースが用意されているじゃないですか!これを使うことで車をリフトアップし、車体の下から部品を取り外す作業まで行えます。

また交換部品は、PCを使ってオンライン注文しましょう。ただし発注から即届く仕組みではなく、多少のラグがあります。そうしたことも加味して、お客さんが希望している期日までに車を修理しないといけません。

タイミングベルトとオルタネーターベルトを交換しよう!

さて、工場を訪れたお客さんに声をかけてみましょう。

「タイミングベルトとオルタネーターベルト、それとエアコンフィルターも交換して」……との依頼が。

エアコンフィルターは消耗品ですから、割と簡単な作業です。

しかし、クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝える役割のタイミングベルト、そして車の発電には欠かせないオルタネーターを作動させるオルタネーターベルトの交換となると、それなりの仕事になります。てか、筆者のコペンもそろそろオルタネーターを交換しなきゃいけないんですが……。

というわけで、この薄汚れた車を作業スペースに持っていき、リフトアップ。ボルトを外してタイミングベルトとオルタネーターベルトを外していきます。

替えの部品は、ネットで一番安い物を取り寄せました。自分でボルトを取り除き、無事にベルト交換が完了。作業モードになると、視点切り替えや視点ズームもできるようになります。

ここで、ちょっと気になった点を。オルタネーターベルトが結構劣化していることがパーセンテージ表示で分かるのですが、オルタネーター自体は堂々の100%、つまり新品同様の状態でした。普通は「オルタネーター自体も多少なりとも劣化してるのが自然なんじゃないかな?」と思った次第です。

ともかく、筆者はお客さんの要望通りの部品交換を終え、無事に車をお客さんに戻すことに成功しました。

車に詳しくない人には難しいけれど……

こんな具合に、車の内部が細かく再現されているのが『やれ!整備工場ブラザーズ』の最大の持ち味です。

それ故に、車の構造に詳しくない人にとっては、かなり難しいゲームになってしまうかもしれません。

また、チュートリアルがかなりあっさりし過ぎている点も気になりました。このゲームはお客さんから要望されていない部分もいじることが可能で、それでいながら「タイミングベルトはこの部分だよ」という特別な表示は出てきません。

つまり、ある程度は自分の頭で車の構造や、部品の位置関係を把握していないといけないわけです。う~ん、結構玄人向けだ!

ただ、海外では日本以上に“車に長く乗る”という習慣が定着していて、それ故に“壊れたら買い換えるのではなく修理する”という発想が根付いています。そうした文化をよく反映したゲーム、と表現することもできそうですね。

また本作では、上記の理由から「余計な部品をついいじってしまった」ということが起こり得ます。

その場合、お客さんに修理完了の電話をする段階になると、「車両部品不足」という表示が出ることも。いつの間にかどこかの部品を外してしまい、そのままの状態になっているから引き渡せない……という現象です。

ただし、全体的に見れば破綻している部分や理不尽な部分は見当たらず、時間をかけて楽しめる仕上がりになっています。

そんな『やれ!整備工場ブラザーズ』は、Steamで2,300円で配信中。

最後に、筆者から開発者への要望を。『やれ!整備工場ブラザーズ』という邦題、なかなか良いセンスしてるから絶対変えないでね。



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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:澤田 真一,編集:八羽汰わちは


ライター/ゲーム×社会情勢研究家です。 澤田 真一

「ゲームから見る現代」をテーマに記事を執筆します。

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編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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