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“ヴァンサバ”に縦スクロールが混ざった怪作!和風ローグライトアクション『骸ノ螺旋』は懐かしくも新しい素敵な一作【プレイレポ】

一零八、一零七……

連載・特集 プレイレポート
“ヴァンサバ”に縦スクロールが混ざった怪作!和風ローグライトアクション『骸ノ螺旋』は懐かしくも新しい素敵な一作【プレイレポ】
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『アイスクライマー』を始め、ビデオゲーム黎明期には多くの縦スクロールゲームが生まれました。上を目指すというシンプルな目的と、落ちるかもしれないリスクや恐怖心がゲームのコアメカニクスを支えており、未だに熱心なファンが多くいるジャンルです。

そんな縦スクロールのアーケードスタイルに『Vampire Survivors』的な一騎当千シューティングの要素が組み合わさったのが『骸ノ螺旋』。懐かしくも新しい素敵な小品に仕上がっていました。※プレイに際し、DLキーを提供いただいています。

時は戦国――魔城の頂を目指すがよい

主人公は忍者の「螺旋(らせん)」。魔城に囚われた主を救うため、人間としての生を捨てて常人を超越した力を得ました。果たして彼は魔城を超え、主の下へ辿り着けるのでしょうか?

と、ストーリーは非常にシンプルですが、ゲーム部分もとてもわかりやすい作りです。

画面を見れば誰もがわかる通り、上へ上へと登っていく縦スクロールアクション。ある程度以上登ると地面も押し上げられ、落ちたら即死の奈落に変わる点が、懐かしい感じですね。

赤い点線のところでジャンプすると、その際にワープすることができるので、基本的には多くても2つか3つくらいしかルートがなく、迷うことはないでしょう。壁や天井に貼り付いたり、落ちているあいだは鉤縄で緊急復帰ができたり、特定の床の上で向こう側に反転ができたりと、忍者らしい一面もあります。

もっとも重要なのは、本作の攻撃が全自動であること。そう、本作は2Dの縦スクロールという画面構成に『Vampire Survivors』のオート攻撃の要素を組み合わせた作品なのです!

プレイヤーは道中の宝箱から強化アイテムを拾いつつ、どんどんオート攻撃のバリエーションと火力を増やして、並みいる敵を排除しながら、落ちないように登っていくのです。

また、死亡時や離脱時には進行度に応じて金貨を持ち帰ることができ、キャラクターの永続強化をアンロックすることも可能です。このあたりはローグライトの基本といったところでしょう。

他にローグライトとしてユニークなのは、マップと敵の配置が固定であること。その点はアーケードゲームらしく、繰り返しやっていくことで場面ごとの対処に慣れていって、高速での周回や、難所の攻略が可能になります。

ローグライトはどうしても敵の組み合わせや出現タイミングで、意図せず詰みにつながる場面が発生してしまうので、こういう完全固定のステージはフェアで良いなと感じました。

純粋に永続強化もできるし、ステージに慣れていくことで強くなっていく実感も湧くという、レトロと現代の良いとこどりを感じます。

早く駆け抜けたほうがいいエリア、あえて敵の相手をしたほうがいいエリア、無理してアイテムを取らなくてもいいエリアなど、どんどん自分がゲームに習熟していくのがわかります。ファミコンやスーパーファミコンの作品を遊んでいたときのような感覚に近く、ユーザーの気持ちを考えた作りだなと感じました。

1ボタン1スティックにこだわり、すぐにゲームに入っていける点も魅力的です。

クリエイターは『カスタムロボ』で知られる見城こうじ氏。音楽には「なかやまらいでん」名義で知られる元ZUNTATAの作曲家・古川典裕氏と、楽曲が日本で大きな話題になった『Donut Dodo』のSean Bialo氏が参加しています。2曲とも素晴らしいBGMなので、繰り返し遊んでいてもなかなか飽きません。

一方で、和風の世界観を醸すためか、金貨や残り時間など、すべての値が漢数字で表現されているため、一見してどれくらいの数字なのかがわからないのが残念なところです。このあたりは視認性を高くしてもよかったのではないかなと思ってしまいました。

小品ながら「あともう一回だけ……!」とチャレンジ精神をくすぐられる素敵なタイトルでした。

『骸ノ螺旋』は、PC(Steam)向けに配信中です。

ライター:各務都心,編集:みお

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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